IronSugar二世

なんか、IronSugar先生が珍しく、制作上じゃない悩みをTwitterでつぶやいてるんだが。

親としての苦悩はともかく、クリエイター的に見れば今後の展開はよりどりみどりだな。仮に、今の同人活動で儲からなくなっても、「ギャル娘のほにゃらら」みたいな育児ネタとか、「娘にIronSugarバレした」とかのネタならDMMだけでなく、Amazonとかの一般向け電子書籍でも勝負できるんじゃね。バレたらバレたで、娘をモデルにするとか、娘にモーションキャプチャ付けるとかいろいろ出来そうだし。

娘がらみでついでに書いとくと。3DCGによる制作だと3Dモデルのポージングって結構大変だから、効率厨のIronSugar先生ならモーションキャプチャ使ってるんじゃないかと思っていたんだが。仮にそうだとすると、コスト意識の高いIronSugar先生なら自分でポーズとってそうだな。だとすると、購入してくれたお客さんが肝心な時に、IronSugar先生の映像イメージが頭に浮かぶことになって致命的だから、墓の中まで持ってく秘密でTwitterとかにも書けないと推察してたんだが。娘がいるならおそらく、IronSugar妻とかいるだろうから、モーションキャプチャ導入しててもその心配はなさそうだな。

記憶してる限りでは、IronSugar先生がモーションキャプチャについて書いた記憶はないが。「QUMARION」を買ってるぐらいだから、ポージングには苦労してると思われるので、導入の検討ぐらいは最低でもしてるんじゃね。それとも、すでに3DCGソフトの操作に慣れちゃったんだろうか。

田中圭一

どうでもいいが、Twitterでリンクを張るなら画像の無断転載してると思われるまとめサイトじゃなく、元記事の方がいい気がするが。まあ、フリーブックス閉鎖を喜んでいても、違法サイトについては比較的寛容で、むしろ宣伝と言えるのではないかと考えてるIronSugar先生だと、細かいことは気にならないのかもしれんが。

【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】第四話:山本直樹とトウモロコシの天ぷら – ぐるなび みんなのごはん

余談だが、今回のマンガ描いてる田中圭一氏はオリジナルの頃の方が好きみたいなコメントがまとめサイトの方にあったけど。田中圭一氏の最近の作品は、Amazonプライム会員のKindleオーナーライブラリーで読んで面白かったんだけど。それでも田中氏と言えば、「ドクター秩父山」が最高峰って評価は変わらないかな。でもこの作品、紙だと何度か復活してるみたいだが、未だに電子書籍化されてないんだよな。

山本直樹

マンガの内容に話を移すと、「それまで父のマンガってまったく読ませてもらえなかったので」の方がツボだったりするが。ぶっちゃけ、小学生にとっては、山本直樹名義の作品でも十分ヤバいんじゃね。個人的には、山本直樹氏で思い出すのは「ありがとう」だけど。

これがこち亀みたいな改悪なしで電子書籍化されてるなら、小学館も捨てたもんじゃないな。まあ、少年マンガと青年マンガの違いはあるのかもしれんが。どうでもいいが、小学館は藤子不二雄作品の電書化のやる気のなさだけはクソ過ぎるのでなんとかしてくださいと思います。

今回の感想

これ、掲載された元サイトが「ぐるなび」だから、話にあまり関係のない「トウモロコシの天ぷら」が出てくるのかと記事書いてる途中でようやく気づいた。で、作中に出てくる店はおそらく「ZAJI(ザジ)」で、今話題沸騰厨のいわゆるネイティブ広告なのか。だったら、ぐるなび該当店のリンクぐらい張ればいいのに。

記事タイトルに「PR」って入れるかどうか問題について – ヨッピーのブログ

けど、これ2014年の記事なんだ。ちなみに、とうもろこしの天ぷらは、2009年の投稿によると580円ぽい。

メニュー写真 : ZAJI (ザジ) – 下北沢/バー・お酒(その他) [食べログ]

PR()

話の流れでPR問題に触れたんでついでに、PRうんぬんについても書いとくと。

ヨッピー氏の「スタンス」は要約すると2点だが。

・金もらって記事書いてるけど、記事中に提供うんぬんと入れてるので優良誤認はない
タイトルにPRって入れると、それだけでスルーされてアクセスが減るから入れたくない

このスタンスは諸刃の剣だと思う。うろ覚えだけど、心理学的には「相手をひたすら褒める」「ひたすらけなす」「けなしてから褒める」「褒めてからけなす」場合、一番印象悪いのが「褒めてからけなす」らしい。なので、普通の記事だと思ったら実はPR記事だったってのは、読まれないよりヘイト集めるリスクの方が高いと思うけどね。まあ、振り込み詐欺やランサムウェアの迷惑メールとかと同じで、下手な鉄砲数打ちゃ当たる方式で誰かが引っかかれば元は取れるって考えてるんだろうけど。

ちなみに私の場合、PR明記なしだけどタイトルからPR臭がする記事を見て、本当にPR記事かどうか確認したり。AmazonのVineプログラムで無料でもらってる人が多数のレビュー(Amazon Vine レビュー)の場合、そのメーカーの脳内格付けを格下げしたり、購入検討の優先順位を落としたりするのが日常生活レベルになってるが。こういう人はせいぜい2000~3000人かどうかは知らないけど、細かいこと気にしてるのは少数派ですよね。

さらに話が脱線するけど。

で、ケンケンガクガクの議論についてざっくり要約すると、

おおつねさんは「開いた時にギガが減る(パケット量を消費してしまうこと)のは嫌だからタイトルで開くかどうか事前に判断出来たほうが親切でしょ」
みたいなスタンスで、

僕は、
「広告が嫌いで見たくないから表記して欲しい、ならまだ理解出来るけど、パケットが減るのが嫌だから表記して欲しいっていうのはちょっと理解出来ない。それを言い出したら広告だけじゃなくて色んな事に飛び火するし、他人のパケット代まで気にしてたらそもそも自分だってインターネットやれないでしょ」

「ギガが減る」って何事かと思ったらこういう意味だったのか。心情的には気持ちは理解できるかな。ダイヤルアップの時代から低速モデムでインターネットにつないでたから、未だに不必要に重い画像を使ってるサイトとか見ると「素人か」って思っちゃうけど。

昔、ウィルコムで10万だか20万パケット制限におびえながら通信してた経験から言うと、今時のキャリアのLTEクソ制限でも、テキストオンリーならまず上限超えられないから、画像切ればいいんじゃね。そう思って確認したところ、AndroidのChromeって画像オフ設定見つからないんだけど、ないのかこれ。おそらく、デフォルトでデーターセーバーがオンになってたと思うから、そんなちまちましたことしなくてもある程度パケット削減出来るってことなんだろうけど。

Android版Chromeの「データセーバー」で動画データも最高67%削減可能に

ただ、昨今のhttpsの流行を考えると、あまり意味ないかもしれんな。

Chrome のデータセーバーを使ってデータ使用量を減らす

保護されているページ(アドレスの先頭が https:// のページ)を表示している場合や、シークレット モードでプライベート ブラウジングを行っている場合、データセーバーは機能しません。

で、ヨッピー氏はプロのライターという立場から、いろいろ解決策や打開策を提示してるって訳だが。別に、営利企業や個人でやってるサイトなら、法に触れない範囲なら好きにすればいいとしか思えないが。まあ、キン肉マンと森永の関係を後に知って、「大人ってずるい」とか思う人もいれば、「森永ってクリエイターを支援する立派な企業」と感じる人もいるだろうから、すべてはやり方次第なんだろうけど。

キン肉マンは「プロダクトプレイスメント」ではなく「ステマ」のハシリだったのかも

個人的には、森永の評価は上がったけど吉野家は、すごく費用対効果の高い効率的な宣伝をする会社だと思いました。

アニメ制作会社はブラック?

なんか、クローズアップ現代+アニメ制作会社のブラック労働が取り上げられてたんだけど。これでP.A.Worksも民放通り越してNHKでテレビデビューかと思ったが、富山の会社はスルーされてた。NHKと言えば、ソーシャルリスティングチーム(SoLT)がいて、ネットを四六時中監視してるんだから、当然P.A.Worksの件はつかんでるだろうに。

2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働” – NHK クローズアップ現代+

クロ現+ 2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”

P.A.Worksはいったん置いといてNHKの番組に話を戻して、上記サイトでいくつか気になった点についてなんか書いてみる。

2兆円↑アニメ産業 その陰で…

「駆け出しのアニメーターの平均年収は、110万円」という数字が出てるが、いわゆる低単価の歩合制請負契約で仕事してる「動画マン」と呼ばれてる人たちのことか。なので、単価が上がる原画マンや、社員になって最低時給など労基法に守られる人は除外されてると思う。一般企業で言い換えると、一部上場企業のパートの平均年収は100万円みたいな数字じゃね。

もっとも、この年収は熾烈な環境を生き残った動画マンの数字で、実際はそれより稼げず辞めた人もいるから実態はもっと低いという指摘もあるから。アニメ制作にかかわる最底辺のやりがい搾取される人が、海外で生産委託してる工場勤務者なみに苦しい暮らしを強いられてることには、変わりないだろうが。

SHIROBAKOのP.A.WORKSの雇用条件がKUROだと思ったら業界的にはSHIROだった

2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”

アニメの売上がテレビ放送だけじゃ稼げなくて、大半が関連作品に依存する「アニメ業界の構造」は、まあ仕方ないんじゃね。だから、「これだけ市場が拡大しているのに、なぜ下請けやフリーの人たちにお金が下りてこないのか?」と言われても、制作費用出してないとこに金が下りてこないのも当然じゃね。

例えば、大型商業施設を建設してる日雇い作業員に将来のテナント収入が分配されないのはおかしいとか言う人はいないと思うけど。まあ、正社員なら会社の業績や本人の出世とかで、間接的に反映されるかもしれんが。そもそも、末端に金払ってる制作会社に金が入らないんじゃどうしようもない。

それを何とかしたいなら、この後出てくるプロダクション・アイジー石川光久社長の言うとおりじゃね。リスクも取らずにリターンだけ求めるのは都合良すぎかな。

石川さんは、制作会社みずからがリスクを取って二次利用の権利を確保するなど、ビジネスの感覚を持つことが必要だと提言しています。

また、制作現場では昔より絵が緻密になってスキルも時間もかかってるのに、単価が上がらないと嘆いてるが。これもトヨタの下請け業者が、製品に対する上からの要求は厳しくなる一方だけど、値上げどころか値下げを求められるのと同じじゃね。こっちの方は企業努力でどうにか出来るレベルじゃないから、下請法とかの法律で解決しないと無理ゲーじゃね。まあ、自動車業界だと法律あってもすべて解消できてる訳じゃなさそうだが。

トヨタ、部品値下げ幅拡大へ 円高対応で原価改善狙う

それもこれも、「人気のある業界ほど、若く、やる気のある人たちが多く集まってくるがゆえに、やる気を逆手に取って、なかなか働き方改革が進まない」に尽きるのかな。芸能界やディズニーランドみたいに、この待遇でも人が集まってるうちは待遇改善されることはないんじゃね。

脱“ブラック労働” アニメ制作会社の挑戦

で、そんな状況を改善しようというアニメ制作会社が紹介された訳だが。その一つ「ポリゴン・ピクチュアズ」は、最新技術によるオールCG化と、進捗管理の徹底で効率化を図ってコストを削減したらしいが。個人的には、Webの「ほぼすべてを手書きではなくCGで制作」というよりは「3DCGの有効活用」とか言い換えた方がしっくりくると思う。

番組見た限りでは、キャラクターや背景を3Dモデリングからおこして社内で作成してるみたいだな。キャラクターの動きはモーションキャプチャ使用してるから、リアルで複雑な動きでも簡単に再現できる。どっちも、最初の導入に手間暇金はかかるだろうが、いっぺんシステムとノウハウ作れば後で応用効くし、長期的に見れば賢い選択かもしれんな。

ちなみに、モーションキャプチャってのはこんなの。多分、アイマスとかプリパラのダンスシーンも、動きはこうして付けてると思う。

もう一社の「サイエンスSARU」は、2Dアニメの制作ソフト使って、一枚一枚絵を描くような面倒くさいことはせず、大雑把に言うと絵を変形させることでアニメーションするみたいだった。個人的には、動きは面白いが魅力は感じないアニメっぽく見えたが。

余談だが、この2社のアニメってサイエンスSARUの「ピンポン THE ANIMATION」以外、ほとんど見てない気がする。ピンポンに関しては、原作のマンガは好きだけど、アニメは蛇足的要素が多すぎて正直好きになれなかった。それは別として、作画とかのみに評価を絞っても、「うわっ何これ?」って記憶しかない。

ちなみに、サイエンスSARU使用ソフトってFlashらしい。

sciencesaru

仕事内容
Adobe Flash(現:Animate CC)を使ってのアニメーション制作業務

ピンポンアニメの作画も好きになれない理由が一つ分かった気がする。

今回の感想

クロ現+アニメブラック労働特集はP.A.Worksが出てなくて拍子抜けしたが。現代版蟹工船とも揶揄される動画マンの待遇や、労働基準監督署とかの動きを伝えただけでもそこそこ意味あるんじゃね。

余談だが、小林多喜二氏もテロ対策特別措置法じゃなく治安維持法とかで起訴されたりしなければ、特高にマークされて拷問のうちに亡くなって、こんなに早く青空文庫に収録されることもなかったかもしれんな。

図書カード:蟹工船

ハンドシェイカー

どうでもいい話ついでに、番組で紹介された3DCGがらみで、「ハンドシェイカー」というアニメを思い出したんだけど。これ多分、オール3DCGで制作されたアニメだと思うんだけど、最初見た時、キャラの動きがものすごく気持ち悪かった。2話目で慣れたけど。多分、この手のアニメが当たり前に放送されるようになれば、普通に見れるようになる気がする。将来的に、動画マンの人海戦術で数千枚の絵を描くより、3Dアニメーションをレンダリングした方が早い・うまい・安いとなれば、一気に3Dアニメに置き換わるかもしれんな。

さらに余談だが、このアニメ最初の方に出てきた鎖女がエロ担の割にすごいいい演技してると思ったら、日笠陽子氏だった。けど、こっちの仕事もこの先初音ミクとかにリプレースされるんだろうか。

『ハンドシェイカー』声優8名の配役が解禁! 京まふ情報も公開 | アニメイトタイムズ

P.A.Works KUROBAKOからSHIROBAKO転身?

それはともかく、アニメ制作会社のブラック労働に話を戻すと。とりあえず、P.A.Worksは富山の会社だから、面倒くさくて取材に行かなかったのかなと思ってたけど。P.A.WorksもKUROBAKO批判が堪えたのか、雇用体系を若者のやりがい搾取の労基法適用外の請負契約での嘱託扱いから、将来的には直接雇用に変えようとしてるらしい。だったら日経系メディアでよくある、かつてのブラック企業がホワイトに転身みたいな感じで取り上げてもらえばよかったのに。それじゃあ、番組的に盛り上がらないか。

P.A.WORKS来年度以降のアニメーター育成および採用に関する新制度開始のお知らせ

で、社員採用制度の前に、期間1年の「プロアニメーター養成塾」からはじめるのか。これって、ワナビー商法で使えない奴から受講料巻き上げつつ、千尋の谷から這い上がってきた人は訓練された動画予備軍として契約社員(正社員は「経験年数・実績等による正社員登用制度」)で採用する気満々に見えるんだけど。

その後はおそらく、最初の2ヶ月は試用期間社会保険なし虎の穴もとい「プロアニメーター養成塾」の生き残りなら、試用期間中に月間動画500枚描いて当然だろって事で、暗黙のノルマ達成できなければ肩たたきかな。

そう考えると、アニメ制作会社も番組に出てた会社やIronSugar先生みたいな効率至上主義で、最新のソフトや機材使って3D化や作業のマニュアル化を推進した方がいいかもしれんな。P.A.Worksみたいに人件費ケチって新社屋に金かけてそうなとこだと、設備投資にまで回せるかは不明だが。まあ、あれは自治体から補助金もらってる噂とかもあるから、そんなに大変じゃないのかもしれんし。日本ユニセフ協会のユニセフハウスみたいに、金集めるには立派な箱物が必要って事もあるだろうし。

P.A.Works求人情報Q&A改変!

ついでになんとなく、P.A.Worksの求人情報のQ&Aを見てたら、なんか違和感感じたんだけど。どうも、昔書いてあった偽装請負疑惑を持たれてた「嘱託契約」「出来高制」とか、都合の悪そうな真実を大幅削減してるんだけど。これやっぱ、「来年度以降のアニメーター育成および採用に関する新制度開始」にあたっての印象操作なんだろうか。

会社案内 – ABOUT US | 株式会社ピーエーワークス 公式サイト – P.A.WORKS Co.,Ltd. Web Site

以前のQ&Aから項目ごと削除されたのは、原画マンに上がれなければ社員になれず、直接雇用でも労基法も適用されない出来高制の「雇用形態について」、本来なら昼食補助や割安な寮といったプラス面のはずだが最低賃金以下の研修費があるため削除されたと思われる「各種手当について」、ここは問題なさそうだが最後の年齢制限25歳がヤバいと感じたのか「採用試験について」あたり。

その他にも気づいたとこだと、「アニメーターの仕事ってどんなもの?」で「動画1枚に何分かけられるのですか?」みたいなのが削除されてる。多分、P.A.Works原画マンのノルマ、月500枚がNGワードだったんだろうな。あとは、「生活環境について」の寮関係の記述が削除されてる。

「仕事内容について」では、研修に関する内容がないようだ。おそらく、今後は養成塾上がりを即戦力にするため、今まで研修で教えてきたことは養成期間中に覚えさせる腹じゃね。ただ、「アニメーターの一日の流れ」とか参考になりそうなとこまで削除してるなあ。それに、厳しい内情をさらしてまで、「生活していけますか?」という質問に真摯に答えてたのに、これも消しちゃったのか。

「会社について」では、将来を見こまれたぽっけ氏があと一ヶ月心が折れなければ受けれたであろう、あの「原画試験」とかがあぼーんされてる。原画試験については、生涯で試験を受けられるのが最大3回とか、回数制限超えたらぽっけ氏によって一躍知られるようになった「机代」を払わされるなど、一般企業ならパソナルーム扱いされることが暗喩されてたQ&Aがなかったことになってるな。とどめに、P.A.Worksは業界水準からすれば恵まれてます(キリッ)ってのも消しちゃったって事は、自らブラックだと認めたと捉えていいんだろうか。

最後に、「アニメーション業界について」でも「動画のプロはいますか?」が抜けてるのに気づいた。なんでだろうと思ったら、出来高制だと優秀な動画マンでも人並みの収入を得るのは厳しいってのが禁則事項なのかな。P.A.Worksも、労働契約見直すついでにこのQ&Aにも手を入れたんだろうが、この歯抜けQ&Aを見るだけでもかなりの苦労がうかがわれる。

とはいえ、P.A.Worksの根底にあるであろう、「食べられないという理由以外に、すぐ辞める人の傾向は」に対する回答の、「『自分の時間』が欲しい人です」うんぬんが消えてないのは、P.A.Worksなりにゆずれない願いなんだろう。昨今の売り手市場の就職戦線にあっても、給料より休みとか福利厚生とか自分の時間がどうたら言ってるような、ゆとり教育まがいの腐った根性してるような奴はいらないという意思表示かもね。

もっとも、そこまで戦力外の猫の手はいらない子扱いするなら、過去のQ&Aもサイレント改変じゃなく、変更前のも残しとけばいいのに。まあ、あんまりハードル上げちゃうと、将来の仕事仲間予備軍以外の、プロアニメーター養成塾のお客さんが来なくなっちゃうんだな。なんか納得。

クラウドファンディング会社倒産

なんか、CROSSクラウドファンディングの運営元の株式会社そらゆめが倒産したらしいんだけど。ここのサービスは良く知らないが、そこそこ流行ってたように思えるんだけど。どうでもいいが、クラウドファンディングってぶっちゃけ、中抜きするだけの簡単なお仕事だろ。どんだけ下手売ったのか、私気になります。

クラウドファンディングで資金集めていた「そらゆめ」が破産

余談だが、個人的にクラウドファンディングの会社というと、元ロリポで都知事選にも出馬した家入一真氏のCAMPFIREが思い浮かぶが。

特定商取引法に基づく表記 – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

他には、これまで運営会社は意識してなかったが、「スマホゲームの大地」FUNDIYとか。ちなみに、運営元の株式会社ビーグリーって、今年の3月にマザーズ上場してるんだな。これなら、上場後に粉飾決算とか役員の横領が発覚したりするかもしれないけど、いきなり倒産するリスクは少なそうだな。

特定商取引に基づく表記 | クラウドファンディング – FUNDIY(ファンディー)

(株)ビーグリー【3981】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

あと、Kickstarterの名前は良く聞くが、日本には上陸してないのか。まあ、ネットで完結しそうなサービスだから、為替とかトラブった時の問題を無視すれば、日本企業である必要性はないのかもしれんが。

Kickstarter

そらゆめ負債総額約2億4100万円

で、倒産したそらゆめに話を戻すと、今回の件はかなりマジっぽいんだけど。下の情報によると、「負債総額は債権者3270名(うち、一般顧客が約3000名)に対して約2億4100万円」だと。

(株)そらゆめ : 東京商工リサーチ

クラウドファンディングの中抜き業者がつぶれる場合、出資される企業より金出す個人の方が被害は大きいのかな。多分、何らかの見返りをちらつかせて金集めてるだろうし。とはいえ、資本金1億で以前の特定商取引法に基づく表示からすると、実態のない場所じゃなく結構良さげなオフィスビルにオフィス構えてたんだよな。

特定商取引法に基づく表示 | CROSSクラウドファンディング

販売事業者名
株式会社そらゆめ

販売事業者所在地
〒108-0023
東京都港区芝浦4-16-36 住友芝浦ビル12階

住友芝浦ビル|賃貸オフィス・賃貸事務所なら住友不動産

こういうとこ借りれても、倒産する時は倒産するんだな。自社ビルでも、会社傾くことはあるんだから当たり前だが。それ考えると、低コストのレンタルオフィスで個室借りたりシェアオフィスで利用するとかした方が、維持費が安くて資金難になりにくいかもしれんな。

まあ、オフィスの賃料なんてよほどの一等地にでも借りなきゃ、素人考えでは経営に支障きたすとも思えないから、それ以前の問題なんだろうけど。

今回の感想

そんな訳で今回のそらゆめの倒産は。資金提供を受ける企業的にはたいした影響ないのかな。資金がどういったタイミングで供給されるかは不明だが、この金当てにしてすでに具体的な事業計画立ててるとこは、実害出るのかもしれんが。

問題は、金払ってワクテカして対価を待ってた支援者の個人だけど。少額なら、「不運と踊っちまった」とか「狂犬にかまれたようなもの」として忘れた方がいいかもしれんが。そうでなければ裁判に持ち込まざるを得ないかな。被害総額がそこそこ大きいみたいだから、過払い金請求みたいにテレビCM流しまくれはしないだろうが、そらゆめの集団訴訟「弁護士に任せなさい」みたいな原告募集かける法律事務所とか出てくるだろうし。

子どもを路頭に迷わせない方法?

なんか、中嶋よしふみ氏の「子どもを路頭に迷わせない方法。」って記事を読んだんだけど。これが意外に現実的なアドバイスだったんで驚いた。しかも、やることは下記3点のみ。

子どもを路頭に迷わせない方法。

1・子供が就職した後も実家に住まわせる。
2・実家に住まわせる条件として、生活費は1円も入れなくていいから毎月10万円の貯金を強制する。
3・2の約束を守れない場合は家から追い出すと約束する。

うまい、実にうまい。家に金を入れるのではなく、自分の将来のための貯金なら子供も受け入れやすい。強制貯金の一部をiDeCoでインデックス投信の積立にでも回せば、ついでに世界分散投資ができるな。

問題は、これを実戦するには都心部にある程度広い実家が必要ってとこか。おそらく、賃貸なら一ヶ月の家賃20万前後かかるんじゃね。中嶋氏の顧客ならそれだけの経済力があるか持ち家の親だろうから問題ないだろうが。

まあ、流石は中嶋氏だけあって当然そのことには気づいているが。

この強制貯金が実現出来ないケースは、実家から勤務先まで距離があり、子どもが一人暮らしをする場合だ。残念ながらこれについて解決策は無い。強制貯金を優先させて無理矢理実家近くの会社に就職させる、となると本末転倒だ。

貧乏人地方・田舎暮らしには解決策なしかよ。

せめて、自宅通勤できる範囲の看護士地方公務員を目指せぐらい書いてもいい気がするが。ただ、高齢化が進む日本で看護士の需要がなくなることはないだろうが、地方公務員は財政悪化すると、上級国民とか忖度されるようなエリートじゃなければ、官製ワーキングプアの非正規労働で搾取されるだけかもしれんが。

今回の感想

今回の記事は、恵まれた家庭なら参考になる内容だな。もっとも、中嶋氏のプランを実戦するのに必要なのは、まずは安定した高収入。次に資産価値の高い持ち家。定年まで勤めあげられ、かつ多額の退職金を貰える職業なら賃貸でもいいのかもしれんが、世の中何が起こるか分からんからな。結婚したなら、健康で稼げる家に家買って団信入って死ぬのが、嫁と子供にとってはベストエンディングかもしれんな。

参考に以前に書いた記事も紹介
シェアハウスでバイトして漫画家目指すぐらいなら実家に寄生した方がマシじゃね

planetarian

なんか、「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」アニメがAmazonのプライム・ビデオ対象になってるのに気づいたんだけど。

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そういえば昔、これのアニメだか劇場版だかを制作ってニュースを聞いた気がするが、その後どうなったのか忘れてた。調べると、他にも「planetarian~星の人~」ってのがあるんだけど。どうも、上のはWeb配信用のアニメで、こっちのは劇場版で別タイトルっぽい。まあ、Amazonプライム対象じゃないから、映画はとりあえずスルーでいいか。

planetarian~星の人~

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¥500から
(2017/6/6 22:01時点)

それにしても、アニメになったと思ったらWeb配信と映画の並行制作とか、いみわかんない売り方してるな。大人の事情は良く分からんが、この作品もつくづく数奇な運命にあるというか。まあ、すべてはオリジナルのゲーム版が、当時としては斬新すぎたダウンロード販売のみで、しかもYahoo!BBユーザー限定だったのがけちの付き始めか。

planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜 – Wikipedia

今回の感想

planetarianと言えば、以前にもらったAmazonコインで買ったけど、まだプレイしてなかったな。原作が先かアニメを先にするか、迷うとこだな。

アプリダウンロードで 100 Amazonコイン プレゼントキャンペーンの700コインが付与されたよ

それはともかく、このplanetarian原作シナリオ書いたと言えば、涼元悠一氏なんだが。確か、小説家目指してたけど、ある日プレイしたゲームに感銘してそこの会社に入社して、planetarianが初のメイン担当だったような。それなのに、ゲームが通常のパッケージ版じゃなく、まるで市場調査の試験販売なみの売り方されて、自サイトで「新作がLDオンリーで出たみたい」とか愚痴ってた気がするが。

それが原因かどうかは不明だが、その後はライバル会社に転職したんだよな。

とはいえ、始まりは不遇だったけどその後のPCパッケージ版から、音声追加で家庭用ゲーム機への移植。さらに、曲芸商法で家庭用からPC版への逆移植されて、骨の髄までしゃぶるが如くのスマホ対応。こうした経緯があったからこそ、12年目のアニメ化なんだろうから、本人的には満更でもないのかもしれんな。

おまけの追加

なんか、以前のアニメ制作発表の時に下書き書いたけど未完成の文章があったんで、今更ながら公開しとく。一応、文章の体裁整える程度には加筆修正しといた。一部、上に書いてるのと被ってるとこがあるけど気にしない。

当時は気づかなかったが、元のニュース記事を読むとネット配信と劇場版の二本立てって書いてあったのか。個人的には、作品より作者の涼元悠一氏の方に興味を引かれてたかので見逃してた。

以下当時の下書きから

planetarianアニメ化発表会原作者の涼元悠一氏がいないのは、とっくの昔にKeyを退社してるからなんだろうな。おそらく、Key在籍時代に書いた成果物だから会社が権利持ってるんだろうけど。

Key原作「planetarian」のアニメはネット配信と劇場版! スタッフ登壇で製作発表会開催

一応、原作シナリオって事で、公式ページのスタッフロールには名前が載ってるんだな。

配信・劇場アニメ「planetarian(プラネタリアン)」公式サイト

この作品は当初、通常のパッケージ販売じゃなくダウンロード販売だった事に対してシナリオ担当の涼元悠一氏が、初の単独デビュー作がVHDゲームだったかLDゲームといったマイナーフォーマットのみで販売されたようでショボーンみたいな発言をしてた気がする。

まあ、その後Windows版のパッケージが出て、家庭用ゲーム機に移植され、震災関連のチャリティーに利用されたりといろいろあったから。涼元氏のコメントの「ややこしくも息長く続いてきた」というのは、実感のこもった重い言葉に思えるな。