インド集団レイプ事件判決
なんか、犯行の残忍さから日本でも話題になったインドの集団レイプ事件の判決が死刑で確定したらしいんだけど。
罪状と刑罰のバランスに異存はないというか、むしろ日本でもこのぐらいの判決が出せるようにすべきとも思うな。というのも、これ日本で起きた事件なら犯人は絶対死刑にならないだろうし。
日本の判例
どうして日本なら死刑にならないと言えるのか。それは、日本では一人殺したぐらいで死刑になった判例がないから。実際、裁判員裁判でそういう判決が出ても、殺人者が上告して死刑判決が覆ってるしな。
それなんで、千葉で起きたベトナム少女の事件も、仮に容疑者が誘拐・わいせつ・殺人コンボで有罪になっても、死刑はまずあり得ないだろう。気の毒だけど。
弁護士
そんなあってもなくてもどうでもいい、裁判員制度みたいなクソ過ぎる制度は税金の無駄だからとっとと廃止したほうがいいと思うんだけど。どうせやるなら陪審員制度だろ。ちなみに、陪審制だと有罪無罪は素人の陪審員が決めるけど、刑罰については裁判官が決める。適材適所って奴だな。
とはいえ、これもあまりやり過ぎるとアメリカみたいな裁判大国になる恐れもあるけど。ぶっちゃけ、原告の無能な弁護士とは比べものにならない百戦錬磨の原告側ドリームチームが、素人の陪審員相手に完全無欠の弁護で弁護士無双になるかもね。
すでに日本でも、上級国民様だとそういう傾向だったな。
元高樹沙耶氏も佐々木善三弁護士に依頼してたら、判決も違ったかもしれないな。
今回の感想
そんな訳で、高度に発達した資本主義社会では、犯罪者は有能な弁護士が雇えない貧乏人と見分けがつかない。だから、インドの事件もアメリカの犯罪だったら、腕利きの弁護士なら陪審員にアピールできそうな要素がいくつか見られるから、被告の懐次第で有罪にも無罪にもなっただろうな。
インドみたいな人間味あふれる判決は、裁判官次第で判決が左右されるので、法治国家としては不適格じゃねって気はする。とはいえ、神戸と千葉の小学生殺害が間違いなく死刑は回避される事を考えると、どっちがいいとも一概に言えないな。まあ、先進国らしい解決策をとるなら、ミーガン法みたいに前科者の情報開示とかGPSで監視するとか。再犯は罪を重くしたりスリーストライク法(三振法)の導入とかかな。
ミーガン法だと犯罪者の社会復帰を著しく損なうってデメリットはあるけど、生活保護の待遇を見直せば問題ないんじゃね。スリーストライク法は特に問題ないというより、即導入すべきだと思う。なんせ、日本では「社会的制裁」を受けたから大目に見てやんよ的な判決がまかり通るからな。そんなクソみたいな裁判官に任せるぐらいなら、判例学習したAIにやらせた方がよっぽどマシじゃね。というか、現状でも一審はAIで済ませた方がいいって気がするな。
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