省エネ・ダクト
こないだ注文した省エネ・ダクトがすでに届いているんだけど。ちなみに物は、ビニール袋に入ってて、同梱物は説明書のA5ぐらいの紙一枚。Amazonの梱包は、全長80cmのエネダクトがすっぽり入る、縦長のダンボールだった。かなりでかい。
省エネ・ダクト設置
そんな訳で、ミニタワーPCの背面から省エネ・ダクトを180度回して設置しようと思ったんだけど。この状態だと、自重で単独で自立させるのは無理だった。取説によれば、付属のスタンドを位置を動かして高さを調整するとあるんだけど。ファンヒーターからストレートに設置する前提で、こういう使い方は想定してないんだろう。
結局、テーブルの足にエネダクトを縛って固定して、なんとか電源の排気口間近に設置できた。
省エネ・ダクト効果
PCの排気を省エネ・ダクトを使って足元まで誘導してみたんだが、ぶっちゃけ効果はなかった。
確かに、省エネ・ダクトの吹き出し口の側に温度計を置いて測ってみると、周囲の温度より1度から5度ぐらい高いが。体感上ではその暖かさをほとんど感じることはなかった。というのも、ファンの排気が弱すぎて、温風がほとんどこないんだよね。昔の忍者みたいに、指をなめて吹き出し口の前に置いて判断すれば、微弱な風が来てることは確かなんだが。
まあ、家のPCの場合、電源ファンが背面じゃなく底面に設置されてる上に、ファンが大きめである程度静穏性を売りにしてるからな。それなりに強力なファンが背面に排気するようなタイプなら、また少し違った結果になったかもしれんが。
省エネ・ダクト考察
家の環境では省エネ・ダクトでPCの廃熱を利用しても、ほとんど効果がないことが判明した。とりあえず買ってしまったので使ってはいるが、春が来たらこのでかい獲物、どうすればいいんだろう。
あと、前述したように、温風が+1~5度と開きがあるけど。これはPCの負荷の問題で、通常のネット閲覧とかテキスト入力程度ではたいして温度が上がらず。逆に、重い処理をさせてCPU使用率が上がったりすると、そこそこ温度があがる。
それを考えると、3Dゲームみたいに普段からCPUをフル稼働してるような人なら、PCの廃熱を暖房に利用できるかもしれない。ゲーマーならグラフィックも、オンボードとかじゃなく増設してるだろうから、さらに高い温度が期待できるだろう。電源ファンも風量が多くて背面排気のタイプにしないと温風がこないだろうな。加えて、PC背面にダクトカバーのような物をつけて廃熱を取りこぼさないようにすれば、もう少しは効果があるかもしれない。
もっとも、ここまで手間暇かけるより、PCの廃熱を利用するなら、可能ならPCを逆に置いて設置するだけでいい気がする。それでも、ごくピンポイントしか効果はなさそうなので、やっぱり実用的ではないかな。寒さ対策なら電気代はかかるが、素直に他の暖房器具を使った方がよさそうだ。
今回のまとめ
そんな訳で、省エネ・ダクトについては、風量が十分にあって温度も高い暖房器具を使ってないと意味ないか。家の実家では、石油ファンヒーターに類似の製品を使って、温風をコタツの中に入れてるが。これだと、暖かいというより下手すると暑いぐらい温度が上がるらしい。温度調整がやりにくいのが難点だが、そういった用途に使うなら一考の価値はあるかな。
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まあ、私の場合は完全に失敗だったがな。
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