この記事を読んでる人の中には、食費を切り詰めたりして趣味に金をつぎ込んでる人がいるかもしれない。だとしたら考え直した方がいい。人間、若いうちにこだわっていた事は、年をとるのどうでもよかったと思える事がままある。
金のかかる趣味はほどほどに
収集癖のある人は、早めに直した方がいい。欲しいCDとかがあればレンタルで済ます。最近はコミックも借りれる所もある。新刊の本は買わない。古本屋を利用。いらなくなったら売って、出来るだけ手元に残さない。
それでも「買わずに後悔するより買った方がいい」とか言う人は止めないが。購入意欲を抑制したい人には一つアドバイスを。自分が持ってるCDや本の買取価格を調べてみるといい。CD・DVDならブックオフオンラインで簡単に検索できる。たいがい二束三文で買い取ってるから。
本はアマゾンで中古の販売価格を見ると参考になると思う。マーケットプレイスだと、1円で売ってるのが多いから。もしくはブックオフみたいなリサイクル系古本屋に行ってみる。一昔前のベストセラーなんかは、たいてい投売りされてるから。マスコミで話題になった商品の末路はだいたいそんなもの。その手の本とかを読みたいのならしばらく待てばよい。それじゃあ旬を逃しちゃう、とか思うかもしれない。だが、後で読んだら陳腐化するような本なら、一生読む必要などなかろう。考え方は人それぞれだが。
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・昔の浪費を悔やんでる記事はシュレッダ故障の後日談
時間のかかる趣味もほどほどに
社会人になると仕事で時間と体力的なゆとりが少なくなる。それだけに休日は貴重だと認識して、可能な限り有意義に過ごしたい。その為にも、無駄に時間のかかる趣味はほどほどにしておいた方がいい。その代表格といえば、ゲームだ。
社会人だけでなく学生諸君も、若いうちのゲームほどほどにしといた方がいい。理由は三つ。
一つは金がかかる。ゲームソフトを買う金ばかりではなく、最近ではダウンロードコンテンツといった有料の課金アイテムを使って、さらに金を巻き上げようとしている。その傾向が顕著なのが携帯・スマフォのソーシャルゲームだ。たいがいはカードゲームで、基本プレイ無料を謳っている。ところが、実際にプレイしてみると課金なしではやっていけないゲームバランスだったり、課金アイテムが欲しくなるような仕掛け満載で消費欲を煽りまくりで、まじやばい。この手のゲームを出してる会社のに業績が絶好調なだけのことはある。如何にしてユーザーから金を搾り取るかに徹している。
もう一つは時間がかかる。金額の問題だけなら、パッケージ代金だけでプレイには追加費用がかからないタイプもある。そういうゲームを1日1時間とは言わないが、節度を持ってプレイできるならいい。だが、仕事から帰ってきたら寝るまでとか、休日に1日中プレイするのはやめた方がいい。まだ若いなら、資格勉強や本業のスキルを高める事に時間を費やしとけ。
何度も繰り返すが、働きたくないなら金を貯めなければいけない。その為の一番の近道は高収入になること。それが無理そうなら資格など手に職つけて、将来仕事に困らないようにしておけ。なんせ、年を取ると劣悪な条件の仕事にしか就けなくなる。中年になってから、肉体労働や汚れ仕事なんかやりたくないだろう?
最後の一つは、ほとんどのゲームがまったく役に立たないこと。はっきり言うと、ゲームにかける時間の大部分は、人生における無駄な時間に過ぎない。前述したように、ゲームを長時間やるぐらいなら、学生も社会人も将来に備えて勉強とかしといた方がいい。もしくは体を鍛えるとか。若いうちは若い時にしか出来ないことをやっとけ。ゲームなんて年を取ってからでも遅くない。
経験者は語る
かくいう私も、昔は現実逃避でゲームに没頭したりもした。それに懲りたはずなのに、最近はブラウザゲームに手を出してしまった。しかも、有料課金までして。いくらビックカメラの優待で買ったWebMoneyを使ってるとはいえ、他の支出に回した方が節約になる事には変わりない。
まあ、人生にも多少の楽しみは必要だよね。過度に時間とお金の浪費をしなければ、ちょっとぐらいは許してよ。と自分に言い訳してみたりして。
とにかく、いい年した低所得で負け犬のような人生を送らざるを得ない中高年なら、先がないから仕方ないけど。まだ将来に望みがあるうちに、自分から未来の可能性をドブに捨てるような真似はしない方がいいぞ。
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