「最近のNISAブームが異常なものであることを否定できない」…経済学者が明かす“新NISA信奉の落とし穴”
なんか、NISAがー記事のマンセー系じゃない記事を読んだんだけど。
NISA信者とかNISAを盲信するのが危険なのは同意だが、それってNISAに限らないんじゃね。
(それってあなたの感想ですよね)
「最近のNISAブームが異常なものであることを否定できない」…経済学者が明かす“新NISA信奉の落とし穴”
この記事ではNISAの節税効果が少ないことを下記2点から考えてるっぽいが。
新NISAがどれほど有利なものかを判断する場合、次の2つを区別して考える必要がある。
(1)新NISAによる税制上の特典は、どの程度の大きさか?
(2)資産を預金ではなく株式投資や投資信託などで運用するのは、どの程度有利か?
(1)については複利の概念が抜けてる気がするのが、私気になります。
(2)はインデックス投資のいろはを知ってる人ならだいたい理解してるんじゃね。
(感じ方には個人差があります)
NISAの節税効果
実際にNISAで節税できる金額を計算してるっぽいが。計算式ないから推測になるけど、税額5.5万円って積立開始から限度額の1800万積み立て終わるまでの期間の1年当たりの金額であってるよな。
新NISAの投資限度額は1800万円なので、毎年、順次積み立てていく場合を考えれば、平均残高が900万円だ。収益率が3%であるとすれば、収益は27万円。分離課税を選択した場合の税額は、5.5万円である。新NISAを選択すればこれがゼロになるのだが、これは、目の色を変えるほどの大きな利益とは考えられない。
収益率3%で投資してるなら、積立額が1800万でも評価額は当然1800万超えのはずだけど。それで平均残高が900万円ってことは、 野口悠紀雄氏ん中ではNISA投資は単利で収益は再投資されないことになってるのか、私気になります。
(諸説あります)
それなんで、上記サイトで月7.5万を年利3%で20年間積み立てたらどうなるか計算してみたんだけど。
元金1800万が「24,684,051」円になるから、積立後の非課税分は年15万くらいだな。ちなみに、上記条件で普通に20.315%の税金引かれた場合の評価額は「23,096,154」円だから、NISAと特定口座との差は20年で1587897円か。これを大したことないと思えるような人は、そもそもNISA以前に投資する必要すらない高収入か資産持ちなのかもしれんな。知らんけど。
今回の感想
そんな訳で、この記事は2024/02/10に発売された本が元ネタっぽいんだけど。書籍の中でも「新NISAの投資限度額は1800万円なので、毎年、順次積み立てていく場合を考えれば、平均残高が900万円だ。収益率が3%であるとすれば、収益は27万円」とか書いてあるのか、私気になります。
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とはいえ、NISAは儲からなければメリットなしで損をしたらデメリットしかないのも事実だけど。実際、成長投資枠でテンバガー株とか買うとかしないとNISAで「大きな税制上の特権」を得られないからな。まあ、特定口座でダメな奴はNISA口座でもダメ、投資をなめんなでファイナルアンサーなのかもしれんな。
(それってあなたの感想ですよね)
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