NISAってなんだ? ためらわないことさ!?
なんか、新NISAヤバイですねみたいな記事を読んだんだけど。NISAやめるべきの荻原博子氏とか、今は買うな時期が悪い森永卓郎氏とか、資産運用は信託会社の担当者にまかせなさいしてNISAやってない楠木建氏のように、その年齢でそれなりの資産がある人なら無理してNISAやらなくてもええやろなのかもしれんな。
知らんけど。
新NISA「めんどくさい」は正解! 荻原博子氏、森永卓郎氏、楠木建氏ら経済専門家が手を出さない理由
まあ、投資は自己責任だから好きにすればええやろなんだけど。なんか面白い記述があったんでつっこんでみる。
「2000年に『ノムラ日本株戦略ファンド』という投資信託を野村證券が売り出し、退職金を注ぎ込んだ方がたくさんいました。ところが売り出した直後にITバブルが崩壊し、6割以上も暴落。値を戻すまでに20年近くかかりました。投資信託は、値上がりも値下がりもするということを理解しておくべきです」
だから一括じゃなく毎月積立とかで時間を分散するんじゃね。
「私は、新NISAを始めるのは、今ではないと考えています。投資は、相場が下落したタイミングで、 “ギャンブル” として一気に勝負をかけるべきです。老後や子育てなど、将来に備えたお金を投資に回すものではありません」
投資をギャンブルと考えるならそうなんだろうけど、それってNISAの趣旨とは違うんじゃね。
「なんか儲かりそうだなとは思いますが、高リターンということは必然的に高リスクですよね。個別株はリスクが大きすぎます。損したり得したりというプロセスを、趣味として楽しめる人以外は、新NISAを使ってインデックス投資をするのはいいでしょう。いろいろな銘柄に長期分散投資し、低コストで運用していくぶんには、新NISAは合理的です。面倒なので僕はやりませんけど(笑)」
これには同意できるかもしれんなw
(以上全部個人の感想です)
ノムラ日本株戦略ファンド
ついでにノムラ日本株戦略ファンドについてググってみた。販売会社によっては申込み手数料最大3.3%で信託報酬が2.09%という、当時でもネット証券使ってる人なら絶対手を出さなさげなスペックだな。
ノムラ日本株戦略ファンド(愛称:Big Project-N)
これに投資した人がどんな末路を迎えたのか、このシミュレーションで計算してみたんだけど。一括投資だと+50%超え程度だけど、毎月積み立てならこのクソ高いコストでも+120%弱になるんだな。
ファンド詳細[ノムラ日本株戦略ファンド<愛称:Big Project-N>]
ちなみに、ワイが日経225のインデックスファンド買った2002年4月から毎月積み立てしてたら+130%弱だからあんま変わらんな。そう考えると、全額一括投資とかするんじゃなければ継続は力なりだけど。毎月積立にしてもタイミングはいいに越したことはないのかもしれんな。
(諸説あります)
今回の感想
そんな訳で、長期間積立でインデックス投資できるならNISAでええやろ。もちろん、20〜30年くらい積み立てていざ取り崩そうと思ったら、第三次世界大戦はじまたとか、富士山噴火とか東海大地震とか原発大爆発で日本がアブナイでNISA資産が1/10以下になるってオチもあるかもしれんがその時は、ドンマイ。
(投資は自己責任)
以下余談
日経225ノーロードオープン
ワイの記憶だと、昔マネックスで買った日経225のインデックス投信は、ノーロードでも信託報酬が1.0%は切ってたけど0.5%は軽く超えてたような。履歴見て確認したところ多分これ。設定日が「1998年08月21日」だから、ノムラ日本株戦略ファンドの前から普通に売ってたっぽいな。
信託報酬率が「0.55%」だから今となっては投資する必要性は感じないけど、予想より低かった。もしかして信託報酬引き下げてんじゃねと思ってググったら案の定、「年0.88%から0.55%に引き下げ」てたっぽい。2021年11月にって、20年以上0.88%の殿様商売で集めに集めた「2,591.76 億円」なのか、私気になります。
(感じ方には個人差があります)
ちなみに、日経225ノーロードオープンの2024/02/26の基準価額が「28,851 円」だから、ずっと持ってたら4倍以上になったのか。ノムラ日本株戦略ファンドの設定日の2000/02/02に合わせると基準価額が12,318円と一気に上がるから2.34倍くらいと、やっぱ一括投資だとタイミングで大分差がつくな。そう考えると、NISAの障害投資枠1,800万でも1年の最大投資枠が360万ってのは、不運と踊っちまわないようにするためにも有効かもしれんな。
まあ、日経225は1万くらいで売った気がするけど。そいや、ワイの初期のインデックス投資は日経225と「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」「バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド 」「バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド」だったな。結局、インカムゲイン大好きだったからウェルズリーインカムしか残らなかったが、この中だと日本の税制とマネックス税がなければトータルストックが大正解だったな。
それにしても、昔はほんと低コストのインデックスファンドなかったよな。多少マシになったのは、先進国株式日本除くの低コスト投信が出たあたりだった気が。全世界が人気になるのはその結構後だった気が。米国株マンセーはさらに後だったような。しかも、配当貴族とかダウとかの微妙なコストのはあったけど、低コストの米国株って楽天VTIが最初でS&P500すら結構最近だったような。
つまり、ひとことでまとめると、マネックスも楽天もチャンスの女神の前髪を掴みそこねたのか、私気になります。
(それってあなたの感想ですよね)
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