ゆうちょダイレクトのトークン
こないだWebから申し込んだ、ゆうちょ銀行のトークン(ワンタイムパスワード生成機)が届いたよ。普通の封筒に入ったゆうメールなんで、郵便受けにそのまま投函されてた。封筒の中身はエアキャップの袋に包まれたトークン本体と、その使い方と説明が書いてある紙。
トークンはこんな感じで、パッと見はカード型電卓みたい。大きさはカードサイズより一回り小さいけど、厚みが3mm弱ぐらでボタンが少し盛り上がってるので、財布のカード入れには入らないな。表面には保護フィルムあり。私は貧乏性だから、剥がさずこのまま使うけど。
裏面はゆうちょダイレクトの問い合わせ電話番号とかが印刷されてる。向かって左下の隠してある部分には、シリアル番号が記載されてる。
トークンの使い方
具体的なトークンの使い方は、「1」ボタンを押すと、1分間ワンタイムパスワードを表示。パスワード表示中に「×」か「←」ボタンを押すと電源が切れる。何も押さなくても1分でオフになるけど。
たったそれだけの機能の割りに、ずいぶんボタンが多いな。もしかしたら、口座番号との紐付けの設定にでも使うのか。それとも、ここに書いてない機能があるのかな。他社のトークンだと、内蔵時計とサーバの時刻がずれてると、パスワードが合わなくなるので調整できたような記憶がある。
ゆうちょダイレクトの利用登録
続いて実際の利用方法について。まずは、ゆうちょダイレクトにログインして、トークンのシリアルとワンタイムパスワードを入力して、トークンの利用登録をする必要がある。
当然、パスワードの入力は有効期限内に済ませる必要がある。これは推測だが、有効期限はパスワードを表示させてから出なく、○分00秒から59秒までの間ではなかろうか。だとするとパスワード表示は、PCの時計を合わせて○分になってすぐにボタンを押した方が時間的にゆとりができるか。
トークンの注意事項
最後にトークンの注意事項について。
トークン使うと引き返せない
まずは、一度トークンの利用登録をすると、今後ゆうちょダイレクトでトークンが必要になる取引を行う場合、必ずトークンが必要になる事。例えば、再発行依頼中などで手元にトークンがないと、該当の取引をゆうちょダイレクトで行うことが出来ないので、ゆうちょ銀行の窓口やATMまで行かなくてはいけない。
現時点でトークン対象の取り扱いは下記の4つ。
- ゆうちょ銀行あて振替
- 他金融機関への振込
- WEB連動振替決済サービス
- ゆうちょ Pay-easy サービス(税金・各種料金の払込み)
トークンは対象口座専用
トークンは対象となる一つの口座でしか使えないので、複数口座を持っている人はトークンを混同しないようにした方がいい。ゆうちょは原則一人一口座だけど。家族でゆうちょダイレクトを、使ってる人がいるかもしれない。まあ、同じ場所にトークン保管するとは思えないが。
なお、トークンが送られてきた封筒の宛名ラベルには、確認用の口座番号下5桁が印刷してあるので。まずいないとは思うが、同一名義の口座で複数トークンを申し込んだ人は確認した方がいい。
トークン再発行
トークンは電池を使用してるけど、客は交換できないようになっている。その為、電池切れの場合は再発行の手続きをしないといけない。故障や紛失・盗難など、トークンが使用できなくなった時も同じ。電池切れや故障の場合は無料だが、。紛失・盗難の場合は再発行手数料(1080円)が必要になる。
トークン再発行手続きは、Webから専用フォームで申し込むとPDFファイルで再発行請求書と宛名が表示されるので、それを印刷してトークンと一緒に送る。封筒はこちらで用意しないといけないが、切手は不要。
今回のまとめ
そんな訳で早速トークンを登録したよ。
トークンが必要になる取引で使ってるのは、ゆうちょ同士の振替ぐらいか。これもヤフオクでたまにしか利用してないけど。まあ、トークンの利用頻度は低いだろうけど。ゆうちょダイレクトからの出金にワンタイムパスワードが必須になるのなら。セキュリティ的には、かなり向上するんじゃないかな。それを考えると、利用頻度の低い人には、ゆうちょ銀行のトークン採用はかなりのメリットだと思う。
ちなみに、ゆうちょにも「トークンの時刻の同期」があったよ。
メニューを見てみたけど、ゆうちょダイレクトのフォームにパスワードを2回入力するだけで調整されるらしい。これだと、トークンについてる数字ボタンは使わないんだけど。いったいこのボタン、何の為に付いてるんだか。やっぱ、ゆうちょ側の設定用なんだろうか。
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