Fir TV Stickで実用ソフト
最近テレビCMでもAmazonのスティック型動画プレイヤー、Fire TV StickのCMを見かけるが。現時点では在庫ありになってるし、ようやく品薄状態も解消したのかな。この時期にCMで「4980円」って大々的に宣伝してるってことは、クリスマスセールでも値引きしないつもりか。するにしても、予約ん時みたいにプライム会員限定かねえ。まあFire TV Stickの購入を検定してる人で、プライム会員になるつもりがまったくなく当分値引きもないと考えるなら、即納可能な時に買ったほうがいいかもね。
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それはさておき、発売日に届いて動画プレイヤー以外にも使えないか試しているが。今回はPC代わりにオフィスとかの実用ソフトが使えないか検証してみたんだが。
Excel
まずは表計算ソフトの代表格のExcelから。Amazonのアプリストアにはないので、Google PlayからAPKを持ってきてインストールした。
Fire TV Stickへの野良アプリインストールについては↓
Amazon Fire TV StickにAdobe Flash Playerとドルフィンブラウザ入れて非対応アプリのフラッシュ動画再生するよ -ES File Explorer等のアプリ・APKファイル・Bluetoothマウスは必須-
インストール後、起動すると「このアプリは、1GB以上のメモリを搭載するデバイスで最も適切に動作します」という注意が出てきた。
スペック的にはRAM 1GBあるんだけどな。気にせず「続ける」を選ぶと、今度は追加ファイルのダウンロードを促される。
ダウンロードしてみたが、「エラーが発生しました。インターネット接続を確認してください」というメッセージか、「ダウンロード中…」の表示はされるが、延々とその表示のまま進まなかった。
Googleスプレッドシート
だったら他の表計算ソフトを試すかってことで、Googleスプレッドシートをインストールした。これも、Amazonにはないので、Google Playから。
けど、今度は起動しようとすると「Googleアカウントが見つからないためアプリを終了します」という表示が出て、強制終了された。
Google謹製アプリだと、Googleのアカウントに紐付けられない端末は使えないのかもしれんな。
Jota Text Editor
仕方ないので表計算ソフトは諦めて、Fire TV Stickで文章作成が出来るかを試してみる。今度はJota Text Editorというエディタをインストールしてみた。これもAmazonにはないのでG(以下略
これは問題なく起動して、アプリ自体には瑕疵はなかったんだが、実用に耐え難い問題が発生した。というのも、Bluetoothキーボードを繋いで日本語入力しようとすると、デフォルトのAmazonの日本語入力のソフトウェアキーボードが強制的に表示されて、かなり使いにくいんだよね。英語ならダイレクトに入力できるんだけど。
ちなみに、Kindle Fire HD 8.9にJota Text Editorを入れてBluetootheキーボードで入力すると、下画像のようにソフトウェアキーボードが引っ込んで入力できるんだよな。
それを考えると、Fire TVシリーズのFire OSは外付けキーボードの使用をまったく想定してない設計なんじゃね。そう言えば、設定に日本語入力やキーボードについての項目は見つからなかったな。
今回使用したBluetoothキーボードは↓
エレコムのスライド開閉式Bluetoothキーボード TK-FBP049EBK英語レイアウト(UK)を使ってみるよ -iPod touch, Kindle Fire HD, Windows動作確認-
今回の結論
Fire TV Stickでのファイル作成や編集は、現状だと向いてないと思うけど。もしかして、ビューワーとしてなら使えるかもしれん。マイクロソフトとグーグルのオフィス関連アプリが動かなかったから、他社製オフィスが動作するという条件だが。ただ、家庭用テレビに繋ぐ前提のFire TVシリーズでそういう使い方したいとは思えんな。ちょっとXLSとかDOCとかPDFを見てみたいけど、PC立ち上げるまでもないって時とかあるかもしれんけど、そういった用途だとタブレットの方が適切だよな。
そんな訳で、残念ながら日本語での文章入力が必要な作業については、Fire TV StickをPC代わりにするのはかなり厳しいと思う。せめて、外付けキーボード接続時の動作が、Kindle Fire HD 8.9とかのタブレットと同じ挙動ならねえ。
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