吸水セルローズふきん
前に買ったスコッチブライトのセルロースクロスがそこそこ便利なので、こないだダイソーに行ったついでに類似品を買ってみたんだけど。それがこの「吸水セルローズふきん」なんだが、セルローズってのは誤植ではなく意図的っぽい。ちなみに、ダイソーの割に日本製。
ダイソー対スコッチブライト
で、使ってみた感想だけど。まず、見た目はふきんというより薄いスポンジって感じ。これも最初は、乾燥防止のため「水分を含ませた状態でパッケージしています」なので、しばらくは乾きにくいけど。完全に乾いた後は、確かにカチカチになるな。それなので、ふきん的に使うならスコッチブライト同様、一旦濡らしてから使う必要がある。
形は、正方形に近いスコッチブライトに対し、ダイソーのは長方形。大きさは、スコッチブライトの18cm×20cmより、ダイソーの16.5×25cmの方が大きい。さらに、スコッチブライトはセルロース以外にコットンが原材料に入って、表面とか何らかの処理が施されてるみたいだが。ダイソーは原材料が「セルローズ」のみでまんまスポンジなんだけど、厚さは0.8cmとかなりある。実際に計ったわけではないが、体感上吸水量に関してはダイソーの方が多いと思う。
シンクの拭き取り
使用感については、実際にシンクの水滴を拭きとってみると、スコッチブライトの方が軽く拭いてもとれるかな。ダイソーのは、意識して拭かないとうっすら水が残ってたりする。
使用後に水気を絞る場合、スコッチブライトは片手でジャストサイズの大きさだが、ダイソーはちょっと大きめ。吸水量が多いのもあって、両手使ったり強めに絞る必要があるかな。まあ、これは自分が使いやすいサイズに切ればいいんだけど。
食器の水切り
食器の水切りに関しては、大きさと吸水量の関係でダイソーの方が優秀だと思う。この用途だと、表面処理や素材の使い勝手とかはあまり影響しないから、高いスコッチブライトで水切りするのはもったいないかな。
ちなみに、どっちも乾燥すると反ってくるのでグラスとかは真ん中に置いたり。場合によっては本末転倒な気がするが、水に濡らして絞ってから使う必要があるかも。ちなみに、完全に乾燥させるとこのぐらい反ります。
上からだと分かりにくいので横に並べてみた。
なお、セルローズのみのダイソーの場合、乾燥した状態で折り曲げるとまじで折れそうなので注意。スコッチブライトは、スジにそって軽く曲げるぐらいなら大丈夫だった。逆らって曲げたらどうなるかは、値段高いから怖くてできねえ。
お手入れ
最後にメンテナンスについてだが。スコッチブライトだと、煮沸消毒と酸素系漂白剤に対応してるとパッケージに書いてあるが。ダイソーのは、煮沸消毒については記述がない上、「塩素系、酸素系のカビ除去剤、漂白剤、d-リモネンを含む洗剤を使用しないでください」の注意書きあり。
それなんでダイソーのを殺菌する場合は、自己責任で煮沸消毒するしかないかな。
結局どっち買えばいい
そんな訳で、ふきん的な使い方ならスコッチブライト、水切り的ならダイソーの方がいいかな。値段考えなければ、全部スコッチブライトの方がいい気もするが。
とはいえ、最終的な判断は耐久性次第ではある。ぶっちゃけ、スコッチブライトのがすぐダメになるようなら、安いダイソーのを使い潰したほうがいいし。価格は高くてもダイソーの2倍以上持つなら、スコッチブライトで統一してもいいか。もっとも、水切り専用にするならそう簡単には劣化しないだろうが。そうなると、ダイソーのが煮沸消毒に耐えられるかどうかがポイントかな。
スコッチブライト購入時の記事は↓
シンクの拭き取りと除菌のためセルロースクロスとパストリーゼ77を買ってみた
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