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楽ラップ

なんか楽天証券ラップ口座みたいなサービスを始めるらしいが。ラップサービスと言っても、単に投資信託に分散投資するだけという、大手証券会社とたいして変わらないサービスみたいだが。それゆえ、楽ラップ自体の手数料に加えて、投資する投資信託の手数料含めた二重取り構造なのも変わらず。店頭に支店あるメジャーな証券会社ならともかく、ネット専業でこんなのに引っかかる奴はいねえだろうと思うんだけど。

ちなみに、ラップ口座についてこんな記事があるんだが。

ラップ口座が明らかにダメな4つの理由|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン

これ書いてる「楽天証券経済研究所客員研究員」山崎元氏が、ボロクソに言ってるようなサービス始めるのかと思ったら、流石にそういう突っ込みが来ることは想定済みらしく、楽天証券の楽ラップは大手証券でやってるようなボッタクリのラップ口座サービスとは一味違うぜってことらしいな。

楽天証券ラップサービス(愛称:楽ラップ)の案内サイトオープンのお知らせ!

ざっと見た感じだと、売りは他社だと最低300万ぐらい必要なのが10万円からはじめられるお手軽さや。他が投資のプロにおまかせ的な事を謳ってる投資一任サービスが、楽ラップだと「ロボ・アドバイザーにまかせなさい」と人件費削減しての低コストアピールみたいだな。実際、楽天作成の資料によると、大手対面証券(最大1.512%)に比べて、ラップサービスの手数料は半分以下(最大年率0.702%)になってる。

さらに、投資対象の投資信託なんだが、「ステート・ストリート」という他で売ってるのを見たことない低コストのインデックスファンドと。「たわらノーロード」という、これまた低コストなインデックスファンドの2シリーズだけだな。しかも、たわらノーロードは「ラップ向け」ということで、楽天証券で普通に買うより楽ラップの方が信託報酬が安くなってるようだ。

今回の感想

そんな訳で、楽天証券も流行りのラップ口座で甘い汁吸うつもりかと思ったが、CMバンバン流してるような証券会社から客とる気はあまりなさそうだな。おそらく、自分でアセットリロケーションするような金融リテラシーの高い客と、CMとかで釣られる人の間がターゲットじゃないかと推察する。資金力は、毎月数万円積み立てるよりは金持ってるけど、NISAとかラップ口座まで手が出ない層あたりか。

まだサービス開始前だからなんとも言えんが。楽ラップに10万突っ込むなら、月1万ぐらいをドルコストで低コストなバランス型のインデックスか、全世界株式と債券の組み合わせで積み立てるとかの方が良い気もするが。中には、年0.7%ぐらい余計に払っても、バックに投資のプロの運用会社(Mercer社・SSGA社)がついてて、FinTech企業との共同開発のロボ・アドバイザーにまかせちゃいたい人もいるかもしれんが。

個人的には、年10万ぐらいなら普通にインデックス投信の積立定期預金年100万でも投信積立中心でいいんじゃね。100万をある程度まとめて投資したいなら、、NISAはスルーして特定口座で国内ETFか、いっそMonexみたいな米国株(ETF)も特定口座対応してるとこでVTとか買った方が良い気がする。

まあ、楽ラップも取り扱い投資信託を通常より優遇してる点については評価してもいいかと思うけどね。あとは、なんか楽天ポイント付けてラップサービスの手数料相殺出来るなら、悪くないかもしれんが。

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