カシオのワープロ
なんか、思うところがあってカシオの製品を調べてたんだけど。カシオって昔はオアシスポケットみたいな小型ワープロを作ってたのか。しかもオアポケより先なのか。
1988(昭和63)年9月
ポケットサイズのパーソナルワープロ「PW-1000」発売
そういえば、だいぶ前に家にあったワープロはカシオ製だった気がするけど。上のページの「1985(昭和60)年7月」発売したやつみたいな、画面が3行くらいしかないしょぼいのだった記憶が。だが、この「ポケットワード PW-1000」はさらに割り切った仕様って、キングジムのポメラみたいなコンセプトじゃねーかこれ。
当時、ワードプロセッサ(ワープロ)は文書をキレイに印刷することを目的に購入されており文字入力・編集・印刷を一台で完結させることが大前提でした。各メーカーは編集機能を競って画面を拡大したため、ワープロの大型化は加速。カシオはこうした状況に一石を投じるため、文字入力に特化した「PW-1000」を発売します。
だとすれば、ポケットワードは発売するのが早すぎたのか、私気になります。
(感じ方には個人差があります)
ポケットワード PW-1000
古すぎるせいか詳細なスペックとかの公式な情報は見つからないが、ググってたら衝撃の事実が発覚した。個人ブログソースだけど、「税抜き3万4800円」で売ってたらしいって、オアポケ10万ぐらいしたよな。安すぎじゃね。けどこれ読んで納得。ポケットワードって中身は電子手帳みたいなもんだったらしい。だからバッテリーも単3どころかボタン電池3個で動くのか。もはや、流石ですCASIO以外の言葉が見つからない気がする。
【パソコン歴史浪漫】28 ●超小型パソコン戦争再び5 ~カシオの独創
現物はオクで落とした人の記事によるとこんな感じらしい。
今回の感想
そんな訳で、ポケットワード PW-1000の当時としては斬新過ぎる設計は、ワープロよりエディタに近かったのかもしれんな。単独での完結を目指さない割り切った設計はPalmに通じるのかもしれんな。
知らんけど。
Palmは紙の手帳の延長で、Windows CEは小さいPC目指してた気がする
以下余談
ポメラ高すぎ
ここまで書いて、キングジムってマイナーでニッチだからこんな割高な商品しか出せないんだなって思ったことを、思い出したんだけど。
仮にそうだとすれば、Lenovoあたりがキングジムを買収すれば、スケールメリットを活かしてポメラもクーポンとか週末価格とかリーベイツ20%還元で、今の投げ売りになる前の実売価格の実質半額以下くらいで買えるようになるのか、私気になります。
(諸説あります)
コメントを残す