Posts tagged ‘生活保護’

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貧困ビジネス

ユニティー出発という、貧困ビジネス生活保護受給者からピンはねした金を脱税した疑いで逮捕された団体がある事を、現場を体験したライターによる本の紹介記事で知ったんだが。

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生活保護を食い物“貧困ビジネス”が行政と癒着? 生活困窮者には申請拒否の一方で詐欺集団の受給申請はすぐ認可

これが「貧困ビジネス」の実態…「無料・低額宿泊所」劣悪環境と抜け出せぬ仕組み、自治体も“もたれ合い”

貧困ビジネスに搾取される人たちには“グータラ病”が蔓延している【生活保護の闇現場】

個人的には、ユニティー出発の問題は脱税に関する点のみだと思う。記事を見る限り、貧困ビジネスに関しては合法化した方がいいと思った。ぶっちゃけ、生活保護受給者に対する支援はユニティー出発をお手本にした方が効率的じゃね。

ユニティー出発

もう少し細かくユニティー出発の環境を検証してみるが。

住宅

住居はプレハブ住宅に共同生活で、個人スペースは2~3畳ぐらいと広くはないが、必要最低限ならこんなもんじゃね。しかも、時間制限があるとはいえエアコンとテレビが付いてるんだから。むしろ、限度額までなら全額家賃補助がある現行の生活保護の方が間違いだろう。

食事

食事はレトルトとか簡素なものみたいだが。写真では、ご飯に納豆と味噌汁におかずとかの時もあるな。働き盛りの若者ならまだしも、中高年ならメタボ対策にも粗食でいいんじゃね。

お小遣い

生活保護費は大半がピンはねされるから、入居者の手元に渡されるのは月2万ぐらい。食費含んでないから全額自由に使えることを考えれば、十分過ぎる金額だな。不満ならユニティーから出て働けばいい。

就職活動禁止

この施設では就職活動が禁止されてるが、これは素晴らしい。ここに来るような人たちは、イオンがいらないと言ってるスキルも管理職経験もない中高年男性なんだろうから。行政が手間暇金かけて指導したり、本人に就職活動させるのは無駄。

行政との癒着

最後に、ほんとうに困ってる人は生活保護が受けられないのに、こういった貧困ビジネス団体のサポートがあれば簡単に受給できることについて、行政との癒着の可能性を指摘してるが。

まあ、浮浪者の服来て申請に行くようなテクニックを使われると、流石に公務員嫌いの私も担当者には同情するが、それでもすぐ許可出しちゃダメだろ。どうでもいいが、着る方はもっと大変だよな。さらに申請が受理された後も、ケースワーカーの業務が楽になって喜ばれるから、公務員様にはありがたがられてるみたいだな。

生活保護

そんな訳でユニティー出発は、はたから見れば劣悪な環境に見えるが、あくまで生活保護だからな。このぐらいの生活水準なら妥当な線じゃね。

「1食100円でいいだろ」とすごみ…生活保護費を搾取する「貧困ビジネス」

「生活保護というのは最低限の生活だ。1食100円でいいだろ」

これは他の貧困ビジネス団体がナマポに言ったものだが、この台詞はすべての五体満足な生活保護受給者に贈るべきだと思う。しかも、こっちだと食事なしで週5千円の生活費しか渡されないんだから、それと比べればユニティ出発は神対応じゃね。

いっそもう生活保護のハードル下げて、申請受理されたらユニティーぐらいの待遇で一人当たり月7万ぐらいで集中管理できる民間施設に丸投げすればいいんじゃね。働かなくていい、飯と住むとこの心配はないし、お小遣いももらえるんだから「健康で文化的な最低限の生活」は送れるだろ。なんせ、今の生活保護だとこういう人にさえ月12万円も払ってるんだぜ。

“5年間無職の40男”のお宅を拝見。運気の悪い部屋に住み続けること18年…

職歴が外食業界の40代でマネジメント経験なしという、正社員が絶望的なのは言うまでもなく、低賃金労働では控除内で収まる主婦や学生に負ける。前述したように、イオンがいらないと言ってる中高年男性で、ぶっちゃけ企業から見れば産廃クラス。

しかもこの人「6回目の職業訓練にでも通おうかな」って、こんなのに5回も職業訓練受けさせるだけ税金の無駄。さらに「就職試験での弱点ですか? 自分にマネジメント経験がないことです」と言ってるが、そこまで現状を理解してるのに就職できないのは、ブラック企業とかに万が一でも雇われないようにわざと書類選考すら通らないとこしか応募してないからじゃね。

今回の感想

昔、Appleのセールストークで、「AppleはPersonal computerだけど、IBMはpersonal Computer」ってのがあったって話をどこかで聞いたと思うが。さしずめ、今までの日本の生活保護は「健康で文化的な最低限の生活」だけど、これからは「健康で文化的な最低限の生活」を目指すべきだと思う。

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かぜをひいたらどうする?

だいぶ前に、テレビで医療費削減について、医者と一般客を招いた座談会みたいなのをやっていたが。医者が「かぜ程度で病院来るな」と言ったら、60過ぎぐらいの人が「素人にはかぜか重い病気か分からないから病院へ行く」と反論してた。どっちも正論ではあるが、医療費を抑制するためには、軽い病気で病院に来てもらいたくないんだよな。

かぜで病院行くといくらかかる?

ちなみに、かぜで病院の診察受けて5日分の薬をもらうと、自己負担金額は「1780円」になるらしい。数字は、調剤薬局事務の人の試算。

風邪の医療費は1回6000円。診療報酬と調剤報酬を計算してみた。

6000円というのは保険適用前の金額だから、自己負担分は3割で残りの7割は国が負担してる。なので、上述した医者のように「カゼ程度で病院来るな」という発言になるのだろう。もっとも、この医者は番組的に医療費削減のプロバガンダ要員だろうからそう言ったが。開業医や経営者なら、かぜでもなんでも儲かるならウェルカムって思うだろう。勤務医ならおそらく、患者数が多くても給料が上がるわけではないだろうから、飲食店のバイトと同じで、患者が来なくて暇なほうがありがたいんだろうな。

ちょっと話がそれたが、上記記事では、医者に行くのと市販薬を買って治す金額が大差ないから、時間がある人は病院へ行くだろうと書いてる。さらに、医療費がかからなくて暇な奴についても言及してる。

生活保護の人なんか会計かからないから、市販薬で治そうなんて毛頭思わないんじゃないでしょうか?病院行けば6000円がただですからね。

ですよね。これは感情論だけど、実際の生活保護受給者もやっぱり、一般の国民よりも医療費はかかっているんだな。

なぜ、生活保護者の医療費は2.6倍なのか NEWS FILE:PRESIDENT Online – プレジデント

中には病気のせいで貧しくなって、生活保護を受けざるを得なくなった人もいるんだろうが。

かぜを薬で直すといくらかかる?

上記記事では、かぜの市販薬は1500円ぐらいとしてるが、実際にはどうなんだろう。現時点のAmazonの風邪薬のベストセラーだと、2位(1位はこどもかぜシロップだった)になってる「パブロンゴールドA微粒 44包」を例にする。流石に医薬品はAmazon本丸では扱ってないのでマケプレ業者だが。それでも1599円で関東への送料無料だな。

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15歳以上で1回 1包、1日 3回ってことは、5日分だと15包。44包の15包だから約34%とすると、5日分の薬代は約544円。クスリの使用期限内に、二度とかぜをひかないってことはないと思うが。使いきれるとも限らないから、使用頻度によって金額は変わるか。また、病院で出されるクスリと市販薬では効果も違うので、一概には比べられないけど。それでも、市販薬544円~と病院1780円なら、病院に行く時間があっても、市販薬を選ぶ人はいるかもしれんな。市販薬買うと金かかるけど、病院行けばタダで見てもらえてタダで薬までもらえる生活保護受給者ならともかく。

今回のまとめ

そんな訳で、医療費削減の一環として、軽い病気を病院にかからず市販薬で治す人には、なんらかのインセンティブを与えるようにすればいいのではないか。例えば、市販薬の購入額も医療費控除の対象に含めるとか。

まあ、そんなことしないでも一番手っ取り早いのは、かぜとか病院に行くまでもない病気については、自己負担割合を増やせばいいんじゃね。そうすれば、かぜなら市販の薬飲んで治そうって人も増えるだろうし。かぜっぽいけど重病かもしれないと思う人には、安心代として医療費を余分に払ってもらうと。

どれぐらい自己負担割合を増やせば抑制効果があるかは分からんが、とりあえず7割ぐらいで試してみてもいいんじゃね。かぜなら1800円弱が4200円弱になるから、払えなくはないけど、かぜ程度で払いたくない金額に思える。

生活保護受給者については、医療費無料がすべてのガンになってるので、これをどうにかしないと根治的な解決にはならないが。とりあえずは、どんな病気でも病院の診察には一定部分は払わなきゃならないようにしとくべきだろう。例えば、1800円まで自己負担で、それを超えた部分は無料とか。

たまに生保を擁護してる人が、受給者はタダだからってむやみに病院に行ったりしません、そういう人は一部の例外ですなどと発言してるが。どう考えたって、病院行かないほうが一部の例外だろう。

わかりやすく説明すると、もし牛丼屋の紅しょうががグラム単位で有料になったとしよう。そうなれば、今まで牛丼に山盛りで入れてる人が、金払っても同じように入れると思うか? 無料じゃなければ必要最低限に抑えようと思うだろう。中には、タダじゃなきゃいらねーよって、紅しょうがを使わない人も出てくるはず。それと同じで、無料で受けられるサービスについては、コスト意識が皆無になる。もちろん、無料サービスでも節度をもって利用する人もいるだろうが、そういう人こそ少数派の例外。

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非正規は国民年金払うな!?

なんか、NPOほっとプラスという「埼玉県内で野宿生活状態にある方、生活に困っている方の相談支援活動をしている団体」の代表が、非正規は国民年金を払うなと主張してる記事を読んだんだが。

非正規雇用の若者はもう国民年金保険料(15,590円)を支払うな!ー老後は生活保護を受けよう!ー

流石に今どきの会社なら余程のブラック企業でもない限り、非正規雇用(パート・アルバイト・派遣社員)でも厚生年金に入れるだろう。例外は、主婦が配偶者控除を受けるために年収103万円以内に収めたいのと、正社員の3/4未満しか働いてない・働かせてもらえない場合とか。

なので、非正規でもフルタイムで働いてるのなら、会社の社会保険に加入するように要求すべきだが。現実的には、その後の関係が悪化することをを考えると、やるんなら辞める覚悟が必要だろうな。

ちなみにパート主婦の雇用について、社会保険労務士・行政書士「簡単節減の方法」として紹介してるサイトがあった。このように社会保険料を削減することは、企業の利益につながるので、どこの会社も非正規は保険に入れたくないのが本音なんだよね。

パート従業員を採用し、戦力化する。

国民年金未納だと障害者年金受け取れないケースがある

とりあえず、非正規の国民年金加入者で年金保険料を支払うのが苦しい低所得者について話を進めるが。記事では「当然、年金保険料が支払えない場合、手続きを行えば、猶予制度や減免措置を講じられる」「減免措置の期間も年金加入換算されるので、本来はその手続きをしてほしいと思う」と書いてあるが。「ただし、これらの手続きをして、40年間年金保険料を支払い続けても、老後の受給金額は極めて低い」というデメリットについても書いてある。それなので、下記のように「国民年金保険料を支払うな」という見解に達したんだろうが。

だから、単純に考えれば、国民年金を40年間支払うよりも生活保護に移行した方がよい。
あるいは年金保険料を払えるだけ払い、年金受給後に、最低生活費に満たない分は生活保護を併給した方が生活はしやすい。

個人的には、後者については同意。私も国民年金は全額免除中だし、今後よほどの収入がない限り、免除期間分の保険料を追納しようとは思わない。老後、無年金・低年金になったら生活保護を受ければいいという考えにも同意できる。

国民年金免除期間の未納分についての見解は↓(金額は執筆時のもの)
国民年金保険料を免除した分は追納すべきか?

読み返してみると、物価スライドがあるからインフレにもある程度対応できると書いたが。マクロスライド制の現状を考えると、政府は年金制度をスポイルさせたいようだな。

だが、国民年金保険料を免除ではなく未納にしてると、万が一障害者になった時に障害者年金を受けられなくなる可能性について触れてないのはどうかと思う。というのも、障害者年金の支給要件の一つに、年金を加入期間の2/3以上納めてることがあるから。

年金について – 障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法 | 日本年金機構

初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること

もっとも、障害者で障害年金も受けられない状態なら、間違いなく生活保護の受給要件は満たせるだろうから、そのまま生活保護受けろってことなのかねえ。

今回のまとめ

そんな訳で、非正規の生活困窮者については「国民年金払うな」なんて役に立たないアドバイスじゃなく、企業に「厚生年金に加入させろ」と働きかけるべきじゃね。まあそれは、このNPO団体の仕事じゃないかもしれんが。

また、記事の結論で「要するに、生活費を切り詰めてまで年金保険料を払う必要はない。現在かあるいは将来に向けて、生活保護を受給すればいい、ということである」としてるが。記事の内容から判断すると、「現在(略)、生活保護を受給すればいい」という件は、保険料を払っても払ってなくても、生活が苦しいなら生活保護の申請を考えろと読めるな。

というか、記事のタイトルは「国民年金保険料を支払うな」より「保険料払えないなら生活保護を受けよう」にして。内容も、「無理して国民年金保険料払うぐらいなら、貯金とかしないで生活保護受けようぜ」とかにした方がよかったんじゃね。

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生活保護

働きたくないダメ人間でも受給要件満たせば生活保護を支給しろと主張してる貧BP氏が、生活保護についてコメントの返信という形で、新しい記事を書いてるんだけど。私的には、貧BP氏の考え方には賛同できない点の方が多いが。生活保護の医療費ついては、珍しく意見が合う部分があったので、その点についてのみ書いてみる。

高額療養費

今回の記事では、生活保護の医療扶助を全額無料から変更する案を出しているが。

怠け者に生活保護を支給しても問題がない理由

もちろん、生活保護のうち「医療扶助」も改革の必要があるでしょう。全額無料はいくらなんでもやりすぎです。毎月3万円ほど支給額を多くし強制的に積み立てさせそこから医療費を出す代わりに医療扶助は削減するとか、いろいろと考えられるはずです。

3万円という数字はいい線言ってると思う。おそらく、高額療養費を念頭に入れた数字なんだろう。けど、個人的には生活保護受給者に医療費無料の代わりに、追加で支給するのには反対。単純に、医療費扶助をすべて廃止するだけでいい。

というのも、仮に生活保護受給者の医療費が自己負担になったとしても、70歳未満の低所得者なら、一ヶ月の医療費は上限35400円までで済むので。ちなみに低所得者の条件は住民税非課税世帯だから、生活保護受給者なら当然クリアできるだろう。

よく、医療費はどんなにかかっても月8万+αぐらいという話があるが。これは一般の所得者の場合。一般だと自己負担限度額は、「80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%」なんだけど。上位所得世帯(標準報酬月額53万円以上)になると「150,000 円+(総医療費-500,000 円)×1%」まで上がる。

価格.com – 高額療養費の自己負担限度額計算シミュレーション|医療保険の選び方|保険比較・保険見直し

現状では、低所得者なら医療費の自己負担が35400円を超えれば、高額療養費で国が払う事になるんだから。毎月3万円を配ったとしたなら、地方議員の政務活動費みたいに、あればあるだけ使おうとするだろう。

野々村氏「政活費使い切らないと…」 46都道府県が領収証なしを容認

アメリカの民間医療保険だと、原則かかった治療費全額補償するらしいが。この場合、保険会社は病院が水増し請求や必要のない治療をしてないかなどを厳しくチェックしてる。医療費の過多が、そのまま会社の利益に影響するから当然なんだけど。日本でも、保健医療が適正に行われているかをちゃんとチェックできるなら、受給額を増額してもいいと思うけど。実際やるとしたら、それ相応のコストがかかるからな。

問題点

低所得者が医者にかかっても、医療費に上限があるとはいえ。入院には、差額ベッド代や食費は含まれないので。実際は35400円+αはかかるだろうから。まともな生活保護受給者には、共済系の医療保険加入を勧めておいた方がいいかな。

医療保険に入らない者については、自己責任で放置してもいいと思う。医療保険に入れないような不健康な受給者や、保険料が高額になる高齢者はどうしたものか。生活保護の受給額で治療費が払えなくなった場合、国が面倒を見ようとすると医療費が青天井になるし。

これについては、生活保護といよりは高齢者の医療費問題への対策しか思い浮かばないが。具体的には、安楽死を合法化して優遇措置を取り、高齢者の延命処置医療点数ダウン自己負担率アップをセットにするとか。例えば、70歳以上で回復の見込みがない場合、安楽死だと自己負担1割に軽減するけど。延命を希望する場合は、1日ごとに自己負担が1割増して、点数も徐々に下がっていくようにする。患者と病院双方にとって、延命治療にメリットがないようにするとか。

今回のまとめ

そんな訳で、生活保護受給者の医療費無料を廃止しても、現行の給付水準なら問題ない人の方が多いと思う。正確なことは、厳密に統計とって調べてみないと分からんが。それでも、一部の受給者には+αの手助けが必要になるだろうが。コストのかかりすぎる受給者には、どこかで線引きして取捨選択する必要があるのではないか。

個人的には、そういった一定の受給額では生活できない受給者は、生活保護特区を作ってまとめて管理することで、コストを削減すべきだと思ってるけど。特区には病院の他に、学校や刑務所やゴミ処理場、火葬場、最終処分場などを併設して雇用を創出する。

どうせナマポ民は働かないだろうから、労働の一部は受刑者に任せると。奴らも、将来何の役に立ちそうもないタンス作りとかに励むよりは、実務経験積んだ方が職歴にもなってよかろう。中にはいい加減に働く奴もいるだろうが、それについては飴と鞭で。勤務態度が良かったり仕事で成果を上げれば、模範囚として刑期を短縮する一方。マイナス評価の者には、一切の仕事を取り上げる。刑務所でも、今まで刑務所作業していた時間は、何もせず待機させておく。

逃亡とかの恐れもあるが、受刑者にGPS内蔵の監視装置を取り付けて行動を補足出来るようにして、脱獄を重罰化すればある程度は抑制できると思う。将来的には、人体にICタグを埋め込んで、主要な幹線道路や駅に読み取り機を設置するなどの対策も取れるだろう。

とりあえず、今すぐ出来る現実的な対策としては、とっととナマポの医療費無料を撤廃して。問題が起きる人だけ、都度対応すればいいと思う。現行の生活保護制度は、崖から落ちた2人のうち1人しか救えない状況なのに、2人とも救おうとして仲良く3人で落ちていく未来しか見えない。

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生活保護

この前の記事で、「生活保護を権利として正当化する」という貧BP氏のブログ記事を取り上げたが。その続編というか補足記事が投稿されていた。

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そんな訳で再度、生活保護が正当な権利かについて書いてみた。前回の記事については下記リンクをご参照ください。個人的な見解を要約すると、「生活保護は要件を満たす人にとっては正当な権利だが、自助努力なしで威丈高に権利だけを主張するのは間違いじゃね」

生活保護を正当な権利と思ってる人は根本的な間違いを犯してるんじゃない?

貧BP氏の主張に対する反論

今回も貧BP氏の、生活保護を権利として正当化するという主張に対して反論する事となった。それと、前回記述が足りなかった点について補足する。

1.助長と強要は違う

まず、私が働きたくないない人に生活保護受給資格はないと考える根拠、生活保護法の第1条について。貧BP氏は、「助長」は「助けたり促進させたりすること」であって、強制ではない。だから問題ないとしている。世間的にはこういうのを、屁理屈と呼ぶと思うが。

また、第4条について、「生活保護を権利として正当化する」で解説済みとしてるが。その内容は、第4条3項があるから急迫した事由がある場合、能力その他あらゆるものを活用しなくてもいい。つまり、働きたくないから働かないでも受給要件を満たすと書いてる。確かに、条文にはそう書いてあるので認めざるを得ないが。

貧BP氏が言ってるのは、働きたくないのに働かないからお金なくなりました。急迫してるので、働きたくないけど生活保護くださいって事だろう。それで受給要件を満たすとしても、将来にわたって働きたくないから働かないので生活保護を貰い続けますという前提だろう。それが、貧BP氏が正当化しようとしている、生活保護の権利なんだろうが。 性善説に基づいてると思われる、生活保護制度を悪用してるとしか思えない。

とはいえ、現状だとそういった自助努力が足りない上に、努力しようとする気すら起きない奴でも。国としては生活保護を出さざるを得ないように思える。だから、生活保護の水準を下げるべきだと考えているが。それについては、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」について論じる機会があれば、書くことにしよう。

生活保護法

第一条  この法律は、日本国憲法第二十五条 に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。

第四条  保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われる。
2  民法 (明治二十九年法律第八十九号)に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先して行われるものとする。
3  前二項の規定は、急迫した事由がある場合に、必要な保護を行うことを妨げるものではない。

また、働く能力について、こうも書いてるが。

改めて働く能力について考えてみましょう。たとえば遅刻ばかりをする人がいるとします。この人は、朝決まった時間に起きる能力がありません。したがって、必ず定刻までに出勤してもらわなければ仕事が回らない職場で働く能力に欠けています

こういう人に対しては、国が面倒を見てやれと主張してる。

 したがって、先ほどの「どうしても朝起きられない人」の場合、彼に対し無理やり「朝起きねばならない仕事を強要する」のではなく、彼でも働けるような朝遅い仕事などを「提供する義務」が国家側にあると考えるのが、妥当なのです。

現在の労働環境について、含む所はあるが。流石にこれは甘やかしすぎでは。まあ、生活保護受給者にそういった仕事を無償か実費負担相当分でやらせるというなら、理解できるが。

2.権利の濫用ではない

権利の濫用については、すこし言葉が足りなかったか。私としては、生活保護法で自助努力を求めているのに、働くのが嫌という理由で生活保護を受給しようとするのは、権利の濫用ではないかと言いたかった。

くどいようだが、現状の生活保護の水準が適正かについて異論はあるが。悪法もまた法なり。今回も置いておく。

3.生活保護で人は働かなくならない

労働意欲について貧BP氏は、

生活保護やベーシックインカムが支給されることによって働かなくなる人というのは欲求水準の低い人で、高い人は変わらず働くしかないでしょう。

と書いているが。働く気がなくても生活保護が受けられるようになれば、欲求水準の高い人も低くなると考えられないかな。なんせ、何の努力をしなくても、現行なら最低賃金でフルタイム働く以上の支給がもらえて。年金免除・健康保険不要で医療費はタダ。所得税・住民税なども払わなくて済む。それなら現在、生活保護受給者以下か多少上回る程度の低所得者層は、大部分が働かなくなるんじゃね。ベーシクインカムならともかく、生活保護は収入があれば受給額が減るんだから。

それに、貧BP氏のように最初から働くつもりがない人が、生活保護を堂々と受給できるような社会なら。労働意欲が低下すると考える方が自然だと思うけど。

今回のまとめ

私も働きたくないって人だから。貧BP氏が考える、生活保護の権利が正当化されればそれに越した事はない。それでも、氏の主張には説得力がないと思う。

おそらく、富裕層・中間層からは、「働くのが嫌で生活保護受給してるやつから税金を取り戻せ!」って反発を招くし。低所得者からも「満員電車に揺られて必死こいて働いてるのに、この税金泥棒」と、こっちからも蛇蝎の如く嫌われるだろう。中には「だったら俺も働かないでナマポ貰うぜ」って人もでてくるだろうが。

さらに、現在生活保護を受けてる人も、この中で最も強く反対するんじゃないかな。「俺らは本当に働けないから生活保護に頼らないといけないのに、働きたくないから生活保護を受ける奴がいるから受給額が引き下げられたり、受給者が白い目で見られるんだよ」って感じで。おまけに、働く気がないナマポ民あたりも「そんな奴らが増えたらこっそり生活保護貰ってた俺たちの立場が危うくなるじゃないか」って、見当違いの非難をしそう。

まあ、個人的にはベーシックインカムで、国民全員に「健康で文化的な最低限度の生活」が出来るぐらいの金をばら撒くのが、理想の社会福祉だと思っているが。それで満足できなきゃ働けばいい。それだけじゃ暮らしていけないなら、生活保護を受ければいい。ベーシックインカム導入後、生活保護を受けるぐらいなら働いた方がマシだと思えるぐらい改悪された生活保護を。そうでもしないと、西友偽装肉返金事件みたいな騒ぎになるよ。

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西友偽装肉返金事件