マッチョグルメの成田成哲先生違法コピーを語る
なんか、ちょっと前に違法漫画サイトをネタにした漫画が話題になってたみたいだが。このツイに対する一部の反応見てると、PC88とか98の頃の違法コピー蔓延してた時代を思い出すな。
IronSugar違法コピーを語る
反応してる中にIronSugar先生がいるんだけど。なんかまたスイッチ入っちゃったみたいなんだけど。
作家は違法サイトを目の敵にしがちだけど、たとえ違法サイトが消えても売上は劇的に変化しない。音楽業界の違法DL罰則化で辿った結末をみればわかるはず。違法サイトは目障りだけど「売れない」問題の本質じゃない。 / “マッチョグルメ作者…” https://t.co/NfvPjaKFkn
— IronSugar@鉄砂糖 (@publisher_TS) 2018年1月21日
ネットでの著作権侵害は、コンテンツ販売に悪影響を与えない? 隠されていた「不都合な真実」が明らかに|WIRED.jp @wired_jp https://t.co/iE2eldYp3M
— IronSugar@鉄砂糖 (@publisher_TS) 2018年1月21日
一連のツイートを読んだところ、IronSugar語を大雑把に意訳してみるとこんな感じだと思う。
海賊版気にせず続けろ原稿。血ヘド吐くまで描きこめ。血尿出るまで稼ぎ続けろ。年収2,000万か月収200万超えたら楽になれるぜ。
ちなみに、これが現在のIronSugar先生の海賊サイト対策らしいが。
連載が終了した作品で正規版の売り上げが伸びるのは、忘れ去られていた作品を思い出させる広告効果が発揮されたものと考えられています。このように、海賊版のもたらす効果が不均質であることから、論文では最良の解決法を「海賊版サイトの閉鎖」ではなく「連載中作品の海賊版を削除すること」だと。
— IronSugar@鉄砂糖 (@publisher_TS) 2018年1月22日
ちょっと前に見たこの論文に従って、自分がやってる海賊版対策としては「最新作は一定期間、取り締まる」「一定期間以降の作品は放置」という方針で実施している。まあ実際のところ効果は誤差の範囲だろうけど、決めた方針に従って行動をすれば違法DLに対して無駄に執着する事もなくなると思う。
— IronSugar@鉄砂糖 (@publisher_TS) 2018年1月22日
この対応は賢い選択じゃね。現状、よほど相手がマヌケでもない限り、法的手段に訴えても海賊サイトに対して有効な対策たてられるとは思えないし。ただ、IronSugar先生もこの境地に達する前は、COPYTRACKから著作権侵害の請求が数百万になったぜとかwktkしてた時期もあったけど。
http://ironsugar.hatenablog.jp/entry/2017/10/05/205058
ジャンプとかの作家ならCOPYTRACK使えるんじゃね。もしかして、ここに依頼すると著作権侵害の全権委任するぐらいの覚悟が必要になるのかもしれんが。それはともかく、マッチョグルメクラスの作家先生含めて、「面白くない」と結論づけてるあたりさす鉄。
違法DL問題で「被害」を主張する作家は、売れない原因を内部ではなく外部に求めてる感じがして、いつも違うよなぁと感じてしまう。売れない原因はシンプルに面白くないからじゃないかと。誰が、何が原因とかじゃなく、結局のところ、面白くないから求められない。金を出して買うほどじゃない。
— IronSugar@鉄砂糖 (@publisher_TS) 2018年1月21日
ただ、自分に火の粉がかかりゃ置き去り裏切りなんでもオッケーぽいIronSugar先生だけど、現状では被害は軽微と思ってるみたいだからスルーしてるんだろうが。
自分の作品もDLブックスやらユアブックス?みたいなところで数十万DLされてるけど、最近はまったく放置。その事によって自分の売り上げに影響してる感じはしない。無害ではないけど深刻な被害をもたらす程でもない。まあ違法サイトは潰れるべきだとは思う。でも売上とは別の話じゃないかと。
— IronSugar@鉄砂糖 (@publisher_TS) 2018年1月21日
これ多分、売上が多い人ほど影響が少ないだけで、少ない人には死活問題なんじゃね。もっとも、IronSugar先生ならそういう人は「クリエイターの才能がないからだよ」の一言で片付けそうだけど。
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