ジャンプラブコメ
なんか、eBookJapanが金土日の3日間、まつもと泉先生の「きまぐれオレンジ☆ロード」を全巻無料読み放題にしてるんだけど。
どうでもいいけど、これとかこないだ買った冨樫義博先生の「てんで性悪キューピッド」って、江口寿史先生の「ストップ!!ひばりくん!」の影響大な気がする。さらにどうでもいいけど、Amazon以外(eBookJapanでも)で見つけられなかった「ストップ!!ひばりくん!」の電子書籍なんだが、底本がコンプリートエディションにもかかわらず、まさかの1巻無料商法になってるんだけど。
興味あってもなくてもとりあえず無料のうちにもらっとけ。
きまぐれオレンジ☆ロード
今回の記事を書く時にググって知ったが、「きまぐれオレンジ☆ロード」にはいくつかバリエーションがあって、Wikipediaによるとオリジナルの単行本が全18巻、その後全10巻の愛蔵版と文庫版が出てるらしい。
ただ、今回eBookJapanで無料読み放題対象になってるのはそのどれでもない、全20巻といういみわかんないバージョンなんだが。どこの出版社が出してるのか見ると、「まる得希少本」というこれまた謎レーベルなんだけど。
他にも電書だと、最近カラー版がeBookJapan・Kindleともに連載してたジャンプの総本山集英社から出版されてるが。全18巻だから、おそらくオリジナルの単行本に後付けで彩色したものと思われる。
さらにやっかいなのが、KindleにはeBookjapanとは違う白黒版が存在するところ。こっちは全10巻だから、多分愛蔵版か文庫版が元なんだろう。
曲芸商法?
巻数からだいたい予想はつくが、いちおう目次をキャプチャして比較してみた。まずは2社共通のカラー版だが、これは立ち読みからのキャプ。「秘密のアルバイト」までの8話収録。
続いてKindleの白黒版。どうも、Kindleで無料商法やってた時に買ってたらしくこれは持ってた。なので、製品版のKindle Cloud Readerの画面。10巻と一番少ないので、1巻の収録も「ジェラシー・レイン」までの15話と一番多い。
最後は無料読み放題中の、eBookJapanの白黒版。「危険なウワサ」までの7話と、オリジナルの単行本より少なくなってる。
感想
「きまぐれオレンジ☆ロード」は、リアルタイムでだいたい読んでたが、当時はどう考えても鮎川一択で速攻完結だろって感じだったんだが。久しぶりに読んでも、やっぱり同じような感想になった。ただ、あらためて読み直すと、新キャラとか後付け設定とか、結構手を変え品を変えいろいろ読者を飽きさせないよう工夫してたんだな。しかも、この手の話の割にはちゃんと最終回してるし。
読んでて気づいたが、この作品って現在の集英社の倫理規定だと修正なしじゃ通らないんじゃねって思ったんだけど。カラー版だと目次前にこういう注意が書いてあるんだよね。
集英社もやれば出来るじゃねえか。今からでも遅くないから、こち亀もなんか一筆そえて改悪版修正すべきじゃね。
最終回
読み放題で最終巻まで読んだ後、なんとなく「きまぐれオレンジ☆ロード」でググってみたら、面白いページを見つけたんだけど。なお、下記リンクは最終回まで読んだ後に読むことを強く推奨。人によっては、記事だけでなくタイトルでもネタバレしてるのでURLのみにしてます。いつの間にかタイトルが変更されてたので、リンクテキストを変更しました。
読み放題で読める電子書籍版は、電書としてはおそらく一番早い2010年06月15日発売なんだけど、当然紙よりは後なんだよな。前述したように、今までの紙とは違うフォーマットにもなってる以上、もしかすると上記リンクの情報とも違う何かがあるかもしれんね。真偽のほどが気になる人は、両方読んでみて比較してください。
個人的には、リンク先の方はお気に召さなかったみたいですが、ネタバレになるのでコメントアウトしときます。
今回の感想
そんな訳で、いい読み放題だった。個人的には、6巻で鮎川のイメージの元ネタを知って納得も出来たのも収穫かな。
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