Archive for the ‘日記’ Category

はあちゅう×内藤忍

なんか、「MaRiche」とかいうウェブマガジンが創刊したらしいんだが。どうでもいいが、テキストをスクロールしないと読めないクソレイアウトは、Webで完結させる雑誌形式にはそぐわないと思うが。それはともかく、巻頭対談ではあちゅう氏と内藤忍氏のインタビューらしいものが、Webでも読めるんだが。

【巻頭対談:はあちゅう×内藤 忍】資産運用するかしないかで未来はここまで変わる!|MaRiche[マリッシュ]

で、はあちゅう氏が内藤氏に資産運用の質問をするという形式で進めてるが、流石は内藤氏だけあって資産運用に対する理論的かつシンプルな主張が光る。

お金を増やす方法というのは3つしかなくて、収入を増やすか、支出を減らすか、資産運用するか、それだけなんです。

しかし、「今の時代、株や投資信託では資産形成は難しい」というキャプションの後、だんだんと現在の本性を現してきた。

昔は60歳までに老後の資産として1億円つくるというような考え方が一般的でしたが、60歳になって1億円もらっても、例えば30万円を毎月使い続けると30年でなくなっちゃうんですよ。でも、僕らの世代は100歳ぐらいまで生きる時代になっていて、そうなると60歳から4、50年分の蓄えがないとやっていけなくなる。

65歳からの年金収入は無視かよ。それに、60で1億持ってる人なら年金は繰下げ受給出来るレベルじゃね。

老齢基礎年金の繰下げ受給|日本年金機構

まあ、将来は年金が貰えませんまでいかなくても、年金受給開始が遅れるとか受給額が減る前提で話を進めたいんだろうが。

僕は株と債券だけを使った投資とは、今やオールドファッションだと思っています。

<つづきは7月上旬に公開!>

で、続きはワインじゃなく最近一押しのワンルームマンション投資を勧めるってパターンだろうな。

MaRiche

その後、MaRicheのサイトを適当に見てたが、資産運用というよりなんか異様な不動産投資押しが鼻についたんだが。気になって、運営会社の株式会社ブランジスタってのをググってみたら、どうやら株式会社ネクシィーズグループ傘下らしい。

運営会社|MaRiche[マリッシュ]

ネクシィーズグループについて|会社情報|株式会社ネクシィーズグループ(Nexyz.Group)

青山メインランド

ちなみに、不動産関連の記事は株式会社青山メインランドが協力してるみたい。奥付の監修にも、会社と社員名が出てるな。この会社って、ちょっと前にうざいテレビCMをよく見たんで覚えてるんだけど。

ここまでの情報をまとめると、青山メインランドとネクシィーズグループが協力して、ネクシィーズ関連電子雑誌会社がウェブマガジン創刊して、引っかかった人にダイレクトマーケティング仕掛ける腹って事でいいのかな。

今回の感想

そんな訳でMaRicheは創刊にあたって、ターゲットの女性層受けの良さげなはあちゅう氏と、資産運用にうるさい人から話題には事欠かない内藤忍氏という豪華カップリングを召喚した訳だが。あまりにもあざとい炎上商法がうまくいくのか、私気になります。

内藤忍氏については↓
内藤忍のワンルームマンション投資のススメはどうかと思うが、昔はいいこと言ってたよな

加藤恵中古

なんか、半年近く衆人環視にさらされていたフィギュア(「さえない彼女の育てかた」の加藤恵)が売れたとかいうツイートを見たんだが。

158万円も出して買うんだから、飼い主は当然ブルジョアなんだろうと思ったが。真のブルジョアなら発売後即定価で買ってるよな。

上のは中古未使用って事だから、プレミアム狙いでの転売失敗って事でいいんだろうか。ちなみに定価は、送料込みで税込み1,980,000円らしい。10体だか20体限定の抽選販売だから、余裕で利益出ると思ってたんだろうな。そうなると、欲しくても買えない人がいただろうから、そう考えると狙いは悪くなかったのか。

冴えない彼女の育てかた 加藤恵 等身大フィギュア | ANIPLEX+

話題の「冴えカノ」等身大フィギュア開発陣に独占インタビュー

このフィギュアの出所元が、女衒かテンバイヤーかフィギュア投資家か、それまたやむを得ない事情で手放さなければならなかったかは不明だが。本当に欲しかった人が割安で手に入れられたと思えば、これで良かったんじゃね。まあ、買った人もフィギュア転がしするのかもしれんが。

今回の感想

今回のツイートを見て、昔夕方アニメで鬼のようにCMが流れてるフィギュアが欲しくなって、商品情報をググったら価格見て驚愕した事を思い出したんだが。198万円ほどじゃないにしろ、この手の商品は高いよな。

ニセコイ 橘 万里花 1/7スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア

新品価格
¥10,581から
(2017/6/12 19:48時点)

当時は、この時間の視聴者の購買力ってこんなに高いのかよ、と思ってたんだが。原作が少年ジャンプなんだから、ターゲットの視聴者に合わせてるんだろうが、最近の若者はそんなに金持ってるのか。まあ、スマホゲーで課金してるならこのぐらい余裕なのかもしれんが。けど、あれだけ宣伝してたのに予約ではけないだけでなく、Amazon.co.jpの在庫まであるって事はよほど売れてないって事か。

ヤフオク

2017/6/13追加

なんか、ヤフオク「加藤恵 等身大フィギュア」が出品されてるんだけど。これ以前からの常連じゃなければ、タイミング的に今回の記事の在庫処分品なんだろうか。

ANIPLEX+ 冴えない彼女の育てかた 加藤恵 等身大フィギュア 1/1 +特典:等身大タペストリー

ちなみに、「新品」となってるが箱から出してるなら未使用じゃない中古じゃねな加藤恵は、過去に1,400,000円スタートで入札なしで終了したみたいだが。

冴えない彼女の育てかた 加藤恵等身大フィギュア1/1

やっぱり200万近い等身大のフィギュアを買うなら、飾って絵になる部屋に住めるのが最低ラインかもしれんな。まあ、性癖は人それぞれだから、一点豪華主義も否定はしないけど。

IronSugar二世

なんか、IronSugar先生が珍しく、制作上じゃない悩みをTwitterでつぶやいてるんだが。

親としての苦悩はともかく、クリエイター的に見れば今後の展開はよりどりみどりだな。仮に、今の同人活動で儲からなくなっても、「ギャル娘のほにゃらら」みたいな育児ネタとか、「娘にIronSugarバレした」とかのネタならDMMだけでなく、Amazonとかの一般向け電子書籍でも勝負できるんじゃね。バレたらバレたで、娘をモデルにするとか、娘にモーションキャプチャ付けるとかいろいろ出来そうだし。

娘がらみでついでに書いとくと。3DCGによる制作だと3Dモデルのポージングって結構大変だから、効率厨のIronSugar先生ならモーションキャプチャ使ってるんじゃないかと思っていたんだが。仮にそうだとすると、コスト意識の高いIronSugar先生なら自分でポーズとってそうだな。だとすると、購入してくれたお客さんが肝心な時に、IronSugar先生の映像イメージが頭に浮かぶことになって致命的だから、墓の中まで持ってく秘密でTwitterとかにも書けないと推察してたんだが。娘がいるならおそらく、IronSugar妻とかいるだろうから、モーションキャプチャ導入しててもその心配はなさそうだな。

記憶してる限りでは、IronSugar先生がモーションキャプチャについて書いた記憶はないが。「QUMARION」を買ってるぐらいだから、ポージングには苦労してると思われるので、導入の検討ぐらいは最低でもしてるんじゃね。それとも、すでに3DCGソフトの操作に慣れちゃったんだろうか。

田中圭一

どうでもいいが、Twitterでリンクを張るなら画像の無断転載してると思われるまとめサイトじゃなく、元記事の方がいい気がするが。まあ、フリーブックス閉鎖を喜んでいても、違法サイトについては比較的寛容で、むしろ宣伝と言えるのではないかと考えてるIronSugar先生だと、細かいことは気にならないのかもしれんが。

【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】第四話:山本直樹とトウモロコシの天ぷら – ぐるなび みんなのごはん

余談だが、今回のマンガ描いてる田中圭一氏はオリジナルの頃の方が好きみたいなコメントがまとめサイトの方にあったけど。田中圭一氏の最近の作品は、Amazonプライム会員のKindleオーナーライブラリーで読んで面白かったんだけど。それでも田中氏と言えば、「ドクター秩父山」が最高峰って評価は変わらないかな。でもこの作品、紙だと何度か復活してるみたいだが、未だに電子書籍化されてないんだよな。

山本直樹

マンガの内容に話を移すと、「それまで父のマンガってまったく読ませてもらえなかったので」の方がツボだったりするが。ぶっちゃけ、小学生にとっては、山本直樹名義の作品でも十分ヤバいんじゃね。個人的には、山本直樹氏で思い出すのは「ありがとう」だけど。

これがこち亀みたいな改悪なしで電子書籍化されてるなら、小学館も捨てたもんじゃないな。まあ、少年マンガと青年マンガの違いはあるのかもしれんが。どうでもいいが、小学館は藤子不二雄作品の電書化のやる気のなさだけはクソ過ぎるのでなんとかしてくださいと思います。

今回の感想

これ、掲載された元サイトが「ぐるなび」だから、話にあまり関係のない「トウモロコシの天ぷら」が出てくるのかと記事書いてる途中でようやく気づいた。で、作中に出てくる店はおそらく「ZAJI(ザジ)」で、今話題沸騰厨のいわゆるネイティブ広告なのか。だったら、ぐるなび該当店のリンクぐらい張ればいいのに。

記事タイトルに「PR」って入れるかどうか問題について – ヨッピーのブログ

けど、これ2014年の記事なんだ。ちなみに、とうもろこしの天ぷらは、2009年の投稿によると580円ぽい。

メニュー写真 : ZAJI (ザジ) – 下北沢/バー・お酒(その他) [食べログ]

PR()

話の流れでPR問題に触れたんでついでに、PRうんぬんについても書いとくと。

ヨッピー氏の「スタンス」は要約すると2点だが。

・金もらって記事書いてるけど、記事中に提供うんぬんと入れてるので優良誤認はない
タイトルにPRって入れると、それだけでスルーされてアクセスが減るから入れたくない

このスタンスは諸刃の剣だと思う。うろ覚えだけど、心理学的には「相手をひたすら褒める」「ひたすらけなす」「けなしてから褒める」「褒めてからけなす」場合、一番印象悪いのが「褒めてからけなす」らしい。なので、普通の記事だと思ったら実はPR記事だったってのは、読まれないよりヘイト集めるリスクの方が高いと思うけどね。まあ、振り込み詐欺やランサムウェアの迷惑メールとかと同じで、下手な鉄砲数打ちゃ当たる方式で誰かが引っかかれば元は取れるって考えてるんだろうけど。

ちなみに私の場合、PR明記なしだけどタイトルからPR臭がする記事を見て、本当にPR記事かどうか確認したり。AmazonのVineプログラムで無料でもらってる人が多数のレビュー(Amazon Vine レビュー)の場合、そのメーカーの脳内格付けを格下げしたり、購入検討の優先順位を落としたりするのが日常生活レベルになってるが。こういう人はせいぜい2000~3000人かどうかは知らないけど、細かいこと気にしてるのは少数派ですよね。

さらに話が脱線するけど。

で、ケンケンガクガクの議論についてざっくり要約すると、

おおつねさんは「開いた時にギガが減る(パケット量を消費してしまうこと)のは嫌だからタイトルで開くかどうか事前に判断出来たほうが親切でしょ」
みたいなスタンスで、

僕は、
「広告が嫌いで見たくないから表記して欲しい、ならまだ理解出来るけど、パケットが減るのが嫌だから表記して欲しいっていうのはちょっと理解出来ない。それを言い出したら広告だけじゃなくて色んな事に飛び火するし、他人のパケット代まで気にしてたらそもそも自分だってインターネットやれないでしょ」

「ギガが減る」って何事かと思ったらこういう意味だったのか。心情的には気持ちは理解できるかな。ダイヤルアップの時代から低速モデムでインターネットにつないでたから、未だに不必要に重い画像を使ってるサイトとか見ると「素人か」って思っちゃうけど。

昔、ウィルコムで10万だか20万パケット制限におびえながら通信してた経験から言うと、今時のキャリアのLTEクソ制限でも、テキストオンリーならまず上限超えられないから、画像切ればいいんじゃね。そう思って確認したところ、AndroidのChromeって画像オフ設定見つからないんだけど、ないのかこれ。おそらく、デフォルトでデーターセーバーがオンになってたと思うから、そんなちまちましたことしなくてもある程度パケット削減出来るってことなんだろうけど。

Android版Chromeの「データセーバー」で動画データも最高67%削減可能に

ただ、昨今のhttpsの流行を考えると、あまり意味ないかもしれんな。

Chrome のデータセーバーを使ってデータ使用量を減らす

保護されているページ(アドレスの先頭が https:// のページ)を表示している場合や、シークレット モードでプライベート ブラウジングを行っている場合、データセーバーは機能しません。

で、ヨッピー氏はプロのライターという立場から、いろいろ解決策や打開策を提示してるって訳だが。別に、営利企業や個人でやってるサイトなら、法に触れない範囲なら好きにすればいいとしか思えないが。まあ、キン肉マンと森永の関係を後に知って、「大人ってずるい」とか思う人もいれば、「森永ってクリエイターを支援する立派な企業」と感じる人もいるだろうから、すべてはやり方次第なんだろうけど。

キン肉マンは「プロダクトプレイスメント」ではなく「ステマ」のハシリだったのかも

個人的には、森永の評価は上がったけど吉野家は、すごく費用対効果の高い効率的な宣伝をする会社だと思いました。

アニメ制作会社はブラック?

なんか、クローズアップ現代+アニメ制作会社のブラック労働が取り上げられてたんだけど。これでP.A.Worksも民放通り越してNHKでテレビデビューかと思ったが、富山の会社はスルーされてた。NHKと言えば、ソーシャルリスティングチーム(SoLT)がいて、ネットを四六時中監視してるんだから、当然P.A.Worksの件はつかんでるだろうに。

2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働” – NHK クローズアップ現代+

クロ現+ 2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”

P.A.Worksはいったん置いといてNHKの番組に話を戻して、上記サイトでいくつか気になった点についてなんか書いてみる。

2兆円↑アニメ産業 その陰で…

「駆け出しのアニメーターの平均年収は、110万円」という数字が出てるが、いわゆる低単価の歩合制請負契約で仕事してる「動画マン」と呼ばれてる人たちのことか。なので、単価が上がる原画マンや、社員になって最低時給など労基法に守られる人は除外されてると思う。一般企業で言い換えると、一部上場企業のパートの平均年収は100万円みたいな数字じゃね。

もっとも、この年収は熾烈な環境を生き残った動画マンの数字で、実際はそれより稼げず辞めた人もいるから実態はもっと低いという指摘もあるから。アニメ制作にかかわる最底辺のやりがい搾取される人が、海外で生産委託してる工場勤務者なみに苦しい暮らしを強いられてることには、変わりないだろうが。

SHIROBAKOのP.A.WORKSの雇用条件がKUROだと思ったら業界的にはSHIROだった

2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”

アニメの売上がテレビ放送だけじゃ稼げなくて、大半が関連作品に依存する「アニメ業界の構造」は、まあ仕方ないんじゃね。だから、「これだけ市場が拡大しているのに、なぜ下請けやフリーの人たちにお金が下りてこないのか?」と言われても、制作費用出してないとこに金が下りてこないのも当然じゃね。

例えば、大型商業施設を建設してる日雇い作業員に将来のテナント収入が分配されないのはおかしいとか言う人はいないと思うけど。まあ、正社員なら会社の業績や本人の出世とかで、間接的に反映されるかもしれんが。そもそも、末端に金払ってる制作会社に金が入らないんじゃどうしようもない。

それを何とかしたいなら、この後出てくるプロダクション・アイジー石川光久社長の言うとおりじゃね。リスクも取らずにリターンだけ求めるのは都合良すぎかな。

石川さんは、制作会社みずからがリスクを取って二次利用の権利を確保するなど、ビジネスの感覚を持つことが必要だと提言しています。

また、制作現場では昔より絵が緻密になってスキルも時間もかかってるのに、単価が上がらないと嘆いてるが。これもトヨタの下請け業者が、製品に対する上からの要求は厳しくなる一方だけど、値上げどころか値下げを求められるのと同じじゃね。こっちの方は企業努力でどうにか出来るレベルじゃないから、下請法とかの法律で解決しないと無理ゲーじゃね。まあ、自動車業界だと法律あってもすべて解消できてる訳じゃなさそうだが。

トヨタ、部品値下げ幅拡大へ 円高対応で原価改善狙う

それもこれも、「人気のある業界ほど、若く、やる気のある人たちが多く集まってくるがゆえに、やる気を逆手に取って、なかなか働き方改革が進まない」に尽きるのかな。芸能界やディズニーランドみたいに、この待遇でも人が集まってるうちは待遇改善されることはないんじゃね。

脱“ブラック労働” アニメ制作会社の挑戦

で、そんな状況を改善しようというアニメ制作会社が紹介された訳だが。その一つ「ポリゴン・ピクチュアズ」は、最新技術によるオールCG化と、進捗管理の徹底で効率化を図ってコストを削減したらしいが。個人的には、Webの「ほぼすべてを手書きではなくCGで制作」というよりは「3DCGの有効活用」とか言い換えた方がしっくりくると思う。

番組見た限りでは、キャラクターや背景を3Dモデリングからおこして社内で作成してるみたいだな。キャラクターの動きはモーションキャプチャ使用してるから、リアルで複雑な動きでも簡単に再現できる。どっちも、最初の導入に手間暇金はかかるだろうが、いっぺんシステムとノウハウ作れば後で応用効くし、長期的に見れば賢い選択かもしれんな。

ちなみに、モーションキャプチャってのはこんなの。多分、アイマスとかプリパラのダンスシーンも、動きはこうして付けてると思う。

もう一社の「サイエンスSARU」は、2Dアニメの制作ソフト使って、一枚一枚絵を描くような面倒くさいことはせず、大雑把に言うと絵を変形させることでアニメーションするみたいだった。個人的には、動きは面白いが魅力は感じないアニメっぽく見えたが。

余談だが、この2社のアニメってサイエンスSARUの「ピンポン THE ANIMATION」以外、ほとんど見てない気がする。ピンポンに関しては、原作のマンガは好きだけど、アニメは蛇足的要素が多すぎて正直好きになれなかった。それは別として、作画とかのみに評価を絞っても、「うわっ何これ?」って記憶しかない。

ちなみに、サイエンスSARU使用ソフトってFlashらしい。

sciencesaru

仕事内容
Adobe Flash(現:Animate CC)を使ってのアニメーション制作業務

ピンポンアニメの作画も好きになれない理由が一つ分かった気がする。

今回の感想

クロ現+アニメブラック労働特集はP.A.Worksが出てなくて拍子抜けしたが。現代版蟹工船とも揶揄される動画マンの待遇や、労働基準監督署とかの動きを伝えただけでもそこそこ意味あるんじゃね。

余談だが、小林多喜二氏もテロ対策特別措置法じゃなく治安維持法とかで起訴されたりしなければ、特高にマークされて拷問のうちに亡くなって、こんなに早く青空文庫に収録されることもなかったかもしれんな。

図書カード:蟹工船

ハンドシェイカー

どうでもいい話ついでに、番組で紹介された3DCGがらみで、「ハンドシェイカー」というアニメを思い出したんだけど。これ多分、オール3DCGで制作されたアニメだと思うんだけど、最初見た時、キャラの動きがものすごく気持ち悪かった。2話目で慣れたけど。多分、この手のアニメが当たり前に放送されるようになれば、普通に見れるようになる気がする。将来的に、動画マンの人海戦術で数千枚の絵を描くより、3Dアニメーションをレンダリングした方が早い・うまい・安いとなれば、一気に3Dアニメに置き換わるかもしれんな。

さらに余談だが、このアニメ最初の方に出てきた鎖女がエロ担の割にすごいいい演技してると思ったら、日笠陽子氏だった。けど、こっちの仕事もこの先初音ミクとかにリプレースされるんだろうか。

『ハンドシェイカー』声優8名の配役が解禁! 京まふ情報も公開 | アニメイトタイムズ

P.A.Works KUROBAKOからSHIROBAKO転身?

それはともかく、アニメ制作会社のブラック労働に話を戻すと。とりあえず、P.A.Worksは富山の会社だから、面倒くさくて取材に行かなかったのかなと思ってたけど。P.A.WorksもKUROBAKO批判が堪えたのか、雇用体系を若者のやりがい搾取の労基法適用外の請負契約での嘱託扱いから、将来的には直接雇用に変えようとしてるらしい。だったら日経系メディアでよくある、かつてのブラック企業がホワイトに転身みたいな感じで取り上げてもらえばよかったのに。それじゃあ、番組的に盛り上がらないか。

P.A.WORKS来年度以降のアニメーター育成および採用に関する新制度開始のお知らせ

で、社員採用制度の前に、期間1年の「プロアニメーター養成塾」からはじめるのか。これって、ワナビー商法で使えない奴から受講料巻き上げつつ、千尋の谷から這い上がってきた人は訓練された動画予備軍として契約社員(正社員は「経験年数・実績等による正社員登用制度」)で採用する気満々に見えるんだけど。

その後はおそらく、最初の2ヶ月は試用期間社会保険なし虎の穴もとい「プロアニメーター養成塾」の生き残りなら、試用期間中に月間動画500枚描いて当然だろって事で、暗黙のノルマ達成できなければ肩たたきかな。

そう考えると、アニメ制作会社も番組に出てた会社やIronSugar先生みたいな効率至上主義で、最新のソフトや機材使って3D化や作業のマニュアル化を推進した方がいいかもしれんな。P.A.Worksみたいに人件費ケチって新社屋に金かけてそうなとこだと、設備投資にまで回せるかは不明だが。まあ、あれは自治体から補助金もらってる噂とかもあるから、そんなに大変じゃないのかもしれんし。日本ユニセフ協会のユニセフハウスみたいに、金集めるには立派な箱物が必要って事もあるだろうし。

P.A.Works求人情報Q&A改変!

ついでになんとなく、P.A.Worksの求人情報のQ&Aを見てたら、なんか違和感感じたんだけど。どうも、昔書いてあった偽装請負疑惑を持たれてた「嘱託契約」「出来高制」とか、都合の悪そうな真実を大幅削減してるんだけど。これやっぱ、「来年度以降のアニメーター育成および採用に関する新制度開始」にあたっての印象操作なんだろうか。

会社案内 – ABOUT US | 株式会社ピーエーワークス 公式サイト – P.A.WORKS Co.,Ltd. Web Site

以前のQ&Aから項目ごと削除されたのは、原画マンに上がれなければ社員になれず、直接雇用でも労基法も適用されない出来高制の「雇用形態について」、本来なら昼食補助や割安な寮といったプラス面のはずだが最低賃金以下の研修費があるため削除されたと思われる「各種手当について」、ここは問題なさそうだが最後の年齢制限25歳がヤバいと感じたのか「採用試験について」あたり。

その他にも気づいたとこだと、「アニメーターの仕事ってどんなもの?」で「動画1枚に何分かけられるのですか?」みたいなのが削除されてる。多分、P.A.Works原画マンのノルマ、月500枚がNGワードだったんだろうな。あとは、「生活環境について」の寮関係の記述が削除されてる。

「仕事内容について」では、研修に関する内容がないようだ。おそらく、今後は養成塾上がりを即戦力にするため、今まで研修で教えてきたことは養成期間中に覚えさせる腹じゃね。ただ、「アニメーターの一日の流れ」とか参考になりそうなとこまで削除してるなあ。それに、厳しい内情をさらしてまで、「生活していけますか?」という質問に真摯に答えてたのに、これも消しちゃったのか。

「会社について」では、将来を見こまれたぽっけ氏があと一ヶ月心が折れなければ受けれたであろう、あの「原画試験」とかがあぼーんされてる。原画試験については、生涯で試験を受けられるのが最大3回とか、回数制限超えたらぽっけ氏によって一躍知られるようになった「机代」を払わされるなど、一般企業ならパソナルーム扱いされることが暗喩されてたQ&Aがなかったことになってるな。とどめに、P.A.Worksは業界水準からすれば恵まれてます(キリッ)ってのも消しちゃったって事は、自らブラックだと認めたと捉えていいんだろうか。

最後に、「アニメーション業界について」でも「動画のプロはいますか?」が抜けてるのに気づいた。なんでだろうと思ったら、出来高制だと優秀な動画マンでも人並みの収入を得るのは厳しいってのが禁則事項なのかな。P.A.Worksも、労働契約見直すついでにこのQ&Aにも手を入れたんだろうが、この歯抜けQ&Aを見るだけでもかなりの苦労がうかがわれる。

とはいえ、P.A.Worksの根底にあるであろう、「食べられないという理由以外に、すぐ辞める人の傾向は」に対する回答の、「『自分の時間』が欲しい人です」うんぬんが消えてないのは、P.A.Worksなりにゆずれない願いなんだろう。昨今の売り手市場の就職戦線にあっても、給料より休みとか福利厚生とか自分の時間がどうたら言ってるような、ゆとり教育まがいの腐った根性してるような奴はいらないという意思表示かもね。

もっとも、そこまで戦力外の猫の手はいらない子扱いするなら、過去のQ&Aもサイレント改変じゃなく、変更前のも残しとけばいいのに。まあ、あんまりハードル上げちゃうと、将来の仕事仲間予備軍以外の、プロアニメーター養成塾のお客さんが来なくなっちゃうんだな。なんか納得。

クラウドファンディング会社倒産

なんか、CROSSクラウドファンディングの運営元の株式会社そらゆめが倒産したらしいんだけど。ここのサービスは良く知らないが、そこそこ流行ってたように思えるんだけど。どうでもいいが、クラウドファンディングってぶっちゃけ、中抜きするだけの簡単なお仕事だろ。どんだけ下手売ったのか、私気になります。

クラウドファンディングで資金集めていた「そらゆめ」が破産

余談だが、個人的にクラウドファンディングの会社というと、元ロリポで都知事選にも出馬した家入一真氏のCAMPFIREが思い浮かぶが。

特定商取引法に基づく表記 – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

他には、これまで運営会社は意識してなかったが、「スマホゲームの大地」FUNDIYとか。ちなみに、運営元の株式会社ビーグリーって、今年の3月にマザーズ上場してるんだな。これなら、上場後に粉飾決算とか役員の横領が発覚したりするかもしれないけど、いきなり倒産するリスクは少なそうだな。

特定商取引に基づく表記 | クラウドファンディング – FUNDIY(ファンディー)

(株)ビーグリー【3981】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

あと、Kickstarterの名前は良く聞くが、日本には上陸してないのか。まあ、ネットで完結しそうなサービスだから、為替とかトラブった時の問題を無視すれば、日本企業である必要性はないのかもしれんが。

Kickstarter

そらゆめ負債総額約2億4100万円

で、倒産したそらゆめに話を戻すと、今回の件はかなりマジっぽいんだけど。下の情報によると、「負債総額は債権者3270名(うち、一般顧客が約3000名)に対して約2億4100万円」だと。

(株)そらゆめ : 東京商工リサーチ

クラウドファンディングの中抜き業者がつぶれる場合、出資される企業より金出す個人の方が被害は大きいのかな。多分、何らかの見返りをちらつかせて金集めてるだろうし。とはいえ、資本金1億で以前の特定商取引法に基づく表示からすると、実態のない場所じゃなく結構良さげなオフィスビルにオフィス構えてたんだよな。

特定商取引法に基づく表示 | CROSSクラウドファンディング

販売事業者名
株式会社そらゆめ

販売事業者所在地
〒108-0023
東京都港区芝浦4-16-36 住友芝浦ビル12階

住友芝浦ビル|賃貸オフィス・賃貸事務所なら住友不動産

こういうとこ借りれても、倒産する時は倒産するんだな。自社ビルでも、会社傾くことはあるんだから当たり前だが。それ考えると、低コストのレンタルオフィスで個室借りたりシェアオフィスで利用するとかした方が、維持費が安くて資金難になりにくいかもしれんな。

まあ、オフィスの賃料なんてよほどの一等地にでも借りなきゃ、素人考えでは経営に支障きたすとも思えないから、それ以前の問題なんだろうけど。

今回の感想

そんな訳で今回のそらゆめの倒産は。資金提供を受ける企業的にはたいした影響ないのかな。資金がどういったタイミングで供給されるかは不明だが、この金当てにしてすでに具体的な事業計画立ててるとこは、実害出るのかもしれんが。

問題は、金払ってワクテカして対価を待ってた支援者の個人だけど。少額なら、「不運と踊っちまった」とか「狂犬にかまれたようなもの」として忘れた方がいいかもしれんが。そうでなければ裁判に持ち込まざるを得ないかな。被害総額がそこそこ大きいみたいだから、過払い金請求みたいにテレビCM流しまくれはしないだろうが、そらゆめの集団訴訟「弁護士に任せなさい」みたいな原告募集かける法律事務所とか出てくるだろうし。