フリーブックス閉鎖
なんか、最近急成長してた違法ダウンロードサイトのフリーブックスが閉鎖したみたいだが。ちなみにこの件、IronSugar先生のツイートで知ったんだけど。
急成長の巨大違法サイト「フリーブックス」なぜ突如閉鎖されたのか?(https://t.co/FuLR7Katye) – Yahoo!ニュース https://t.co/4KjX5BWbvf @YahooNewsTopics
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年5月3日
海賊版は宣伝?
IronSugar先生と言えば過去には、違法サイトで海賊版落とす奴はどうせ買わないから売り上げに影響しない。それでも作品を目にする機会が増えれば買う人が出る可能性を考えれば、むしろ宣伝になっていいではないかみたいな事を書いてた気がするが。
色んな機関が研究して海賊版の販促効果を認めているけれど、逆に「海賊版が正規の利益を食って損害が出た」という研究をやって欲しい気がする。ちゃんと実際のデータと計算式を根拠にして。海賊版によって売上が下がったみたいな。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月3日
海賊版の研究でも無料でどんどん視聴してもらったほうが売上が伸びるとあった。音楽教室で曲を演奏する生徒はアーティストのファンになるかもだし、ファンになればCDやグッツ、ライブに通う客になる可能性もある。音楽教室がクラシックばかりになれば現代アーティストは認知度が下がっていく。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月4日
ギャル妹の完成が近づいてきて、来週にはリリースする予定だけど、販売前はちゃんと売れるんだろうか?と不安になったりする。dmm専売にしてるので販促も期待できるし、色々話題を作ったりもしたし、過去作の海賊版が大量拡散してるので認知度UPしてるはずだし、売れる条件は揃ってるハズ。。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年4月11日
もっとも、今回のフリーブックス閉鎖を惜しむツイートを顔出しで発言する人が大勢いるのを受けて、IronSugar先生も少し考え方を改めたようだが。
フリーブックスもドロップブックスも作家にとっては忌まわしいサイトだけど、「カジュアルなタダ読み」というのはもう現代では「普通」になってきてるのは理解しないとダメな気がする。時代の流れ的に。そういう時代でどうやって作家は売上を確保していけばいいかを考えていかないといけない。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年5月3日
フリーブックス系のサイトを全く罪悪感なく利用できる人の心理が直球で述べられていて、ある意味カルチャーショック。でもまあこういった人達もいるんだという事がちゃんと認識できたので、今回の閉鎖騒動は色々と参考になった感じがする。まあ理解はできないので、あくまで認識という意味で。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年5月3日
今回の感想
個人的には、違法サイトへの対策は絶対買わないマンを相手にするだけ無駄というのは同意だが。買ってくれる人や購入者予備軍の事までを考えると、少なくとも「過去作の海賊版が大量拡散してるので認知度UP」など、ポジティブな発言はすべきじゃないかな。既存の購買層や買おうか迷ってる人の中には、簡単に海賊版が手に入るなら買わないで落とすけど、タダで手に入らないなら買う中間層が一番多そうだからな。
とはいえ、割れサイトが外国籍で海外鯖だったりすると、個人どころか企業でも出来る対策は限られるからな。まあ、IronSugar先生のように対策は最低限で仕事に精を出すってスタンスが、現実的には一番いい方法かもしれんけど。
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