HFS
諸般の事情で、昔のデータ入ってるフロッピーディスクのデータを読み取ろうと思ったんだけど。一応、先々代のPCにはFDDをつけてはいたから、Windowsで使っていたFDなら読めるんだけど。今回、読み取りたいのはMacintosh時代に使ってたやつなんだよな。こんなことなら、MacでDOSフォーマットしとけばよかったのか、私気になります。
そんな過去は過去で変えられないけど、ググったら意外な解決法が見つかった。今時のLinuxならmountコマンドでhfsオプションつければMacフォーマットのFDがそのまま読めるっぽい。
+MacintoshのFDを読み込むには
https://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/278usemacfd.html
Linuxは、MacintoshでフォーマットされたFDでも読み込むことができる。具体的には、MacintoshではHFS(Hierarchical File System)というファイルシステムが採用されているので、mountコマンドのオプションで「hfs」を指定する。
FDDついてるPCのLubuntu 18.04で試したら、本当に出来た。コマンドはLubuntuだとこれでおけっぽい。
mount -t hfs /dev/fd0 /media/floppy
umount /media/floppy
FDD
一応、FDDのハードはあるとはいえ、まともに使ってたのは下手すると10年以上前っぽいのを考えるとドライブ新調した方がいいと思ったが、USBの外付けフロッピーとかまだ売ってたっけ。
ググったら売ってはいたが、まじもんの新品は入手困難というかデッドストックでもなければ無理ゲーっぽい。国内企業の新品でも、中身のドライブは中古の再生品使ってるらしい。
タイムリー FDDドライブ [ USB接続 ] 2HD(1.44MB)モード対応 [ Windows8/7/VISTA/XP対応 ] FDD-U03B |
- FDD-U03B( USB外付けフロッピードライブ)
http://timelynews.jp/news/1547
国内大手メーカーの再生スリムFDDを搭載しております。
中古のFDD機器を中国工場で解体し、基準をクリアした部品のみを集め、
再生のために徹底した清掃&テストを行なった部品を使用。
オウルテックでも同様。
- USBフロッピーディスクドライブEFD/Uシリーズ OWL-EFD/U
https://www.owltech.co.jp/product/efd_u
リサイクルパーツ使用製品です
今あるのがぶっ壊れたらしょうがないけど、SSD 128GBより高いFDD買うのは考えさせられるな。いっそバクチ覚悟で、FDD搭載の中古ノートとか買ってFPYだけ使うって手もあるのかもしれんな。知らんけど。
なお、ちょっとお高いけどティアックの「最後の正規品採用モデル」採用したロジテックの製品もあるんだな。
- USB外付型フロッピーディスクドライブ 【LFD-31UEF】
https://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLFD-31UEF/
1TBのSSD買える金額を払うだけの価値あるデータがフロッピーに入ってるなら、検討の余地はあるんじゃね。知らんけど。
今回の感想
そんな訳で、Macintosh時代のFDを読める手はずは整った。まあ、FDでも3.5インチならまだ難易度低いから余裕だな。問題は、FD全部読み取るまでドライブが持つのか、私気になります。
以下余談
フォーマットアプリ
昔、MacintoshでFDを現役の記録メディアとして使ってた頃、Mac用じゃなくDOS用とかフォーマットしてないFDを買うことが多かった。理由は単純に、Mac用は信者価格で割高だったからなんだが。それなんで、使う前にフォーマットする必要があったが、1枚ずつシコシコ入れたり出したりしてやるのは面倒だった。
そんなある日、雑誌か本だったかで「まだフォーマットで消耗してるの?」みたいな記事に、連続フォーマットするアプリが紹介されてた。といっても、アプリ起動してる間はフロッピー入れると自動でフォーマットして終わったらイジェクトするって単純なものだったが、それでも手間暇は軽減された。
思い出した。昔のMacintoshのフロッピーはイジェクトボタンがなくて、フロッピーのアイコンをゴミ箱入れたりすると自動でイジェクトされたんだったな。
覚えてなかったが、FDから立ち上げてシャットダウンするとフロッピーが出てくるのか。まあ、そうじゃないとFD取り出せないから当然と言えば当然か。
ちなみに、なんらかの事情でFDが出てこない時は、強制イジェクト用の小さな穴にピンとか刺すと取り出せる。今でも、CD・DVDドライブにはこの穴あると思うけど、最近の若者だと光学ドライブすら見た事ない人もいるかもしれんな。知らんけど。
そういえば、後にWindowsのDOS窓で「format a:」した時、確かフォーマット終わった後「もう1枚いっとく?」みたいなメッセージが出て連続フォーマット出来るのに驚愕した。もしかして、GUIでも似たようなもんだったっけ? それ以前に、MacOSでもその程度ならデフォであったっけ?
まあ、今となっては心の底からどうでもいいかもしれんな。知らんけど。
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