常備用 カレー職人
今日の昼はレトルトカレーにした。食べたのは「常備用カレー職人」の中辛。
このカレー何が常備用かというと、賞味期限が3年あるかららしい。もっとも、普通のレトルトでも製造後なら2年ぐらいありそうだから、そんなにメリットというわけではなさそうだが。
このカレーのもう一つの売りは、「温めずにおいしく食べられる」ということなので、この辺で差別化を図ってるのかな。
カレーを特に食いたいわけじゃなかったが、賞味期限見たら切れてたので。3年あるから大丈夫だろうと油断していたが失敗。
まあ、賞味期限だし、レトルトだから多少なら大丈夫だろう。
温めずにおいしいか食ってみた
そんな訳で、今回は温めずにそのままご飯にかけてみた。それだけだと多少ドロッとしてるが、スプーンでかき混ぜるとトロッとしてきた。パッケージの説明によると、「植物油脂を使っているので、常温でもなめらかでおいしいカレーです」らしい。
まずは具のチェック。大きさと多さは、100円クラスにしてはいい方だと思う。ジャガイモと比べるとニンジンは小さめだが、小さいじゃがいもより大きいカットもあった。途中で煮崩れたんだろうか。
意外だったのは、肉が大きさの割に存在感があったこと。レトルトにしては、固めで歯ごたえがあるのでまあまあ。数は少ないけどね。
辛さは一般メーカーの中辛の中では辛めだと思う。ただ、辛さって温度が高いほど辛く感じるので、常温のままでこれだと普通に温めたら子供だとかなり辛く感じるかも。味は、マイルドでスパイシーさには欠けるかな。リッチじゃないけど無難で、美味しいと普通の中間ぐらいで普通より。
今回の感想
全体的な評価は、ルーはそれほどじゃないけど具はまあまあなので、それなりに高評価。問題は値段かな。
あまり見ないパッケージなので、実売価格がいくらかは不明だが。Amazonで@119だとリアル店舗の実売価格は、税込みで100円切るぐらいから108円ちょい超えるまでかな。ちなみに、買ったのはキャンドゥの株主だった頃に株主優待使ってだと思うから、当時だと税込み105円相当か。それを考えると、コスパはそんなに良くないかな。
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ただ、このカレー1食200gあたりのカロリーが136kcalと控えめなんだよね。そのせいか、食後のもたれ感があんまりないので、中高年から年寄りには受けは良さそう。逆に、若い人や、年取ってもビッグボーイみたいに、セットメニューでカレー食べ放題がついてるところの常連で食いまくるような人には物足りないかも。
非常食としての評価
非常食に「常備用カレー職人」ってチョイスはどうなんだろう。昔の自分みたいに、金のある時に特売品の食料を買い置きして懐が寂しい時に食べるような用途ならいいんだけど。だったら常備用じゃなくても良さそうだし。
災害時の対策となると、ちょっと微妙かな。カレーだとご飯が必須になるけど、レトルトを温められないような状況でご飯が用意できるんだろうか。非常食だと水を入れるだけで食べられるアルファ米があるから、それとセットならいいかもしれないが。今回はカレーは温めなかったけど、ご飯は温かいのを使ったからな。温かくないご飯とカレーのセットだと、はたしておいしいと思えるんだろうか。
だったら試してみればいいじゃんって思うかもしれないけど、アルファ米って結構するんだよね。1袋で牛丼並ぐらいのご飯量になるらしいが、1個当たりだと@271円だからな。それなら1個100円ぐらいのパックのご飯買ったほうがいいんじゃね。レンジか沸騰したお湯が必要になるし、賞味期限的にはかなり不利になるが。
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アルファ米も、水で戻すよりお湯で戻したほうがおいしいらしいから。それ考えるとアルファ米備蓄するなら、キャンプとかで使うコッヘルとバーナーも常備して、お湯沸かせるようにしたほうがいいかも。ただそうするなら別に、温め不要じゃなくて普通のレトルトカレーでもいい気はするが。
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