金利は執筆当時の利率です。最新の情報は各銀行のホームページ等でご確認ください。
以前の記事でちょっと書いたが、すぐに使う予定はないけど円高や株安になった時にFX・証券会社に入金する為の資金は新生銀行の2週間満期預金に入れてある。また、相場が急変した場合に備えて、主にFX口座の維持率対策、ある程度は楽天銀行の普通預金にいれてクイック入金可能にしてる。
ところが最近東京スター銀行のスターワン1週間円預金というのを知った。これなら新生の2週間定期よりも割がいいんじゃね、と思って調べてみた。
サービス比較
新生の2週間満期預金は文字通り2週間満期の定期預金。1口50万円以上からで金利は0.20%。対するスターワン1週間円預金は満期1週間で10万円から。金利が0.25%。どちらも銀行の定期預金だから元本・利回り保証で預金保険対象。
実際に金預けるといくら利子がつくの?
スターワン1週間円に10万預けると1週間で3.82円利息が付く。1円未満の処理は不明だが切捨てなら3円。新生2週間の最低金額50万を預けると2週間で30.56円の利息。切捨てなら30円。スターワン1週間で新生と同条件の50万なら1週間で19.1円。端数切捨てでも2週間で38円。今回は計算に入れてないけど、満期後は自動継続だから複利効果もある。となると長く預ければ預けるほど、資金が多ければ多いほどスターワンの方が新生より有利になる。
東京スター銀行を開設してスターワン1週間円預金をする価値ある?
確かに満期半分で利率0.05%アップは魅力だけど、金利以外のサービスは圧倒的に新生の方がいいんだよな。
例えばATMの手数料。新生銀行では利用できるATMは提携含めて全て手数料無料。預け入れだけでなく引き出しにもかからない。対して東京スターは自分とこすら引き出しだと手数料かかる時間帯がある。さらに提携にいたっては無料で引き出せないだけでなく、預け入れでも手数料がかかる場合すらある。まあ「提携金融機関ATM手数料と当行ATM の時間外手数料が月8回まで無料」になるサービスはある。でも時間外じゃない手数料は無料にはならんのか?
続いて他行への振込。新生は最低月1回、取引状況によっては月5回か10回まで手数料無料になる。東京スターは普通に315円かかる。ちなみに月5回の新生ゴールドの条件は下記のどれか1つを満たせばOK。
- お預け入れ総資産の月間平均残高が200万円以上
- 当行所定の投資商品の月間平均残高が30万円以上
- 円普通預金・パワー預金・2週間満期預金の月間平均残高の合計が100万円以上
- 新生銀行スマートカードローンのお借り入れ月間平均残高が100万円以上
結論
近くに東京スター銀行の支店があるなら口座開設する価値はありそうだが、そうでなければあまりおすすめは出来ない。まあATMは店舗と違って結構あるから、いざという時は近くのATMまで行って引き出せる人にはいいんじゃない。個人的には新生あるなら作るまでもないかな。
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