ワープロ記念日
なんか、ジャストシステムからのDMで9/26がワープロの日ってのを知ったんだけど。じゃあ、ワープロ関連の話でも書こうかと思ったが、ハードのワープロは殆ど使ってないし、ソフトにはそれほど思い入れない上、こないだ書いたエディタの記事と被りそうだな。
そこで思い出した。前に、ATOKの記事を書いてた時にFEPという単語を使ったけど、今時の若い人には通じないような気がする。
ワープロといえば日本語入力はつきものだから繋がりあるっぽいので、FEPから始まる日本語入力遍歴でも書いてみる。話が長い上に、途中脱線しまくるので読むんなら暇な時にした方がいいと思う。
はじめてのFEP
多分、最初にパソコンで日本語入力をするようになったのは、学校の情報処理の授業とかで使うPCにインストールされてたATOKあたりだと思う。その頃の日本語入力ソフトはFEPと呼ばれてたが、いつから変わったのかは覚えがないな。
パソコンは持ってなかったが、授業のない時は部屋ごとPCが開放されてたので、そこで日本語入力の練習してたりした。確か、一太郎ダッシュあたりも入ってたので。図書館に置いてあるPC雑誌に、FEPでもっとも重要なことは個人に最適化されて鍛えられたユーザー辞書と書いてあったので、将来自分のPCを買った時に備えて、学校のPCの環境を書き換えてユーザー辞書をマイフロッピーディスクに保存するようにしてた。後にPC部屋に、「環境を書き換えたら戻しましょう」とか張り紙が貼られるようになったけど。
フロッピーディスクも、知らない人がいるかもしれないので念のため。
余談だが、フロッピーディスクで検索したらこんなのが見つかったんだけど。
スマートメディアをFDドライブから読み込むアダプタを思い出したよ。
はじめてのMacintosh
閑話休題、それから念願のPCを手に入れたんだが。せっかくだからで選んだ機種は、Macintoshだった。当時は漢字TALK 6の時代でATOKのMac版は存在してなかったので、マイユーザー辞書はコンバートできなかったけど。それだけならまだ良かったんだが、当時のMac OSに付属してた日本語入力の2.1変換だったかがクソ使えなくて、FEPの追加購入をせざるを得なかった。
で、FEPだけ買うより、どうせならFEP付いてるワープロ買った方がいいと思って買ったのが、MacVJEが付属してたマックライトIIだったんだが、これは失敗だった。値段が6万以上とFEPだけより3倍ぐらい高かっただけじゃなく、MacVJE単品にはエディタが付いてたから、今思うとそれで必要十分だった。さらに、MacVJEがアップデートしてもバンドル品は別扱いで、結局最後までバージョン据え置きで使ってた。
せめて、Macをワープロとして活用してたならまだ救われたが。実際、プリンタを買って使ったのは学生時代の最後の1年に満たない期間でのみ。それまでのほとんどのレポートとかは、マックライトIIで書いた画面を見ながら手書きで写してたからな。
まあ、FEPの方は専門用語とかを単語登録して、テキスト入力しやすいようにキーバインドもカスタマイズするなど活用してたが。余談だが、あまりにもキー割り当てを自分に最適化しすぎたため、FEPを乗り換える時に設定できなかったかするのが面倒だったらしく、それ以降はほぼデフォルトのまま使うようになった。
セカンドMacintosh
その後、二台目のMacを買ったんだけど。もうアプリ無しはゴメンだぜとばかりに、今度はバンドルソフトが付いてるやつを選んだ。ワープロとFEPはエルゴソフトのEGWordとEGBRIDGEが付いてたんで、当時のMacOS標準のことえりは使わなかった。
ただ、卒業してレポートとか書く必要なくなったし、底辺職なので家でそれほどテキスト入力する機会もないから、ほとんど活用できなかったような。前述したように、キー設定をガチガチにカスタマイズする弊害に気づいたから、設定はあまりいじらず。また、学生時代に鍛えたユーザー辞書も、コンバートできなかったかやってないし。仮にできたとしても、もう使わない単語がほとんどだったけどね。
サードMacintosh
さらに時は流れて3台目もMacを買ったけど。最初にMacを買った時からWindowsとかクソだろってイメージを引きずってたのもあるが、まあMac用アプリと長年使い続けた慣れってのもあるけど。
日本語入力に関してはもうこだわりもなくなったのか、OS標準のことえりをそのまま使ってたような。
今回の感想
この後Windowsへ改宗するんだけど、かなり長い間IME使ってた気がするので、Macintosh編ほど書くことない気がする。まあ、来年のワープロ記念日とか、気が向いたら書くかもしれないけど。とりあえず今回はこれで終了。
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