anan載せずボッタクリ
なんかAmazonのKindle版の「an・an」が、販売停止になって購入者には全額返金されるらしいが。
その理由は、紙の雑誌にあるグラビアとかマンガ特集にある漫画画像がカットされているのに腹を立てた購入者からの苦情が原因ぽい。けど、商品説明にはその旨書いてあるんだよな。
※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。
※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。
※「Pretty in Pretty」の佐々木希さんの写真は掲載されておりません。
これってKindleに限らず、電子書籍版の雑誌ではよくあることだと思っていたが。たいがい説明に、紙とは違うとか○○が載ってないとか書いてあるんだけど。例えば、楽天Koboの電子書籍版にも同じことが書いてある。
anan (アンアン) 2015年 9月16日号 No.1970
※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。
※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。
※「Pretty in Pretty」の佐々木希さんの写真は掲載されておりません。
買ってはいけない電子書籍版雑誌?
そんな訳で、今回の問題はKindle固有の問題ではなく出版社側の問題なんだよね。それに、マガジンハウスはわざわざ佐々木希の写真はないと書いてるだけ良心的な方じゃね。
ちなみに他の雑誌のkindle版電書の商品説明を抜き出してみるが。
※電子版では、写真を非表示または記事そのものが掲載されていない場合があります。特別付録はついておりません。また、電子版からは、誌面の一部を切り取って使用する応募券やクーポン券等は使用できません。ご了承ください。
※『はじめの一歩』は収録されていません。 巻頭カラーは『FAIRY TAIL』!!ゼレフとの最終決戦の時が迫る!!『金田一少年の事件簿R』はCカラーでいよいよ新章開始!!
※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。連載小説は掲載されていません。その他にも掲載されてない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります。
※電子版週プレは、1ヵ月間の販売期間限定商品です。
※紙の特別付録など一部のページは含まれていない場合があります。
※電子版からは応募できない懸賞があります。
【本書は、 『コンプティーク 2015年10月号』を電子配信用に再構築したものです。電子化に伴い、一部省略されたページがございます。紙の雑誌についている付録がついていない場合があります。 本文中に掲載されている情報、価格は、2015年9月現在のものです。内容につきましては、変更される可能性があります。この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照などの機能が使用できません】
総力特集は、巨人の謎を解明する反・進化論「創造科学」の世界を紹介。2色刷り特集は最後の剣豪が書き記した刀剣怪奇伝説。特別企画は、異星人との謀略「モントーク・プロジェクト」の真相を追跡。※電子版には掲載されていない記事や画像、広告ページがあります。
※電子版からは応募できない懸賞や使用できないクーポン、応募券等があります。また、付録がついていない場合があります。ご了承ください。
マガジンには具体的な記述があるが、実際のカット箇所がこれだけならまっとうな商売してるな。紙の雑誌と同じ値段で一歩なしの電書版を買いたいとは思えんが。当然そう思ってる人はいると思ったが。
まあこれは、出版社というより作者の森川ジョージ氏の問題みたいだが。講談社には気の毒だが、こういう売り方されると逆効果だよな。なんか「ガラスの仮面」の電子書籍版配信停止措置を思い出したよ。
今回の感想
今回紹介したニュースには、Amazonが「紙版とKindle版の内容が一部異なる点について説明が不十分だった」として返金の案内が届いてるって書いてあるが。それ適用しちゃうと大量の電子書籍版雑誌が返金対象になってもおかしくないと思うんだけど、そんな対応で大丈夫か? もっとも、はじめから電子書籍版でカットされてる箇所全部書いときゃ、こんな事にはならなかったんだけどね。
コメントを残す