すき家含み損拡大中
なんかすき家が6割の店舗で深夜営業をやめるらしいが。家の方のすき家は、元から24時間じゃなかったと思うので関係ないが。ちなみにファミレスとかも深夜は店閉めてるとこが多いんだよね。とはいえ、都心部とか深夜の売り上げが見込める地域で人が集まらず24時間中止するなら、当然売り上げにも影響するだろうし。これはゆゆしき事態かな。
牛丼へのこだわりは同じなのになぜ吉野家を選ぶ
それにしても、同じ牛丼屋の吉野家と松屋が普通に24時間営業をしてるのに、バイトが集まらないぐらいすき家の評判が落ちた理由はやっぱりあれかな。マスコミですき家の労働環境が大きく取り上げられて、世間からブラック企業認定された事だろうな。その根底にあるのは、おそらくすき家の体育会系根性至上主義的オペレーションだと思う。バイト率の高い飲食で、スタッフへの要求が高すぎたんだと。従業員には合理化を求めている反面、食券販売機すら導入してないからな。
食券制を採用してないのは吉野家も一緒だが。よくこれで客・従業員から不満がこないな。それだけ人員に余裕があるんだろうか。まあ、すき家と違ってテーブル席のある郊外型店舗をやってないからかもしれんが。
本題とは関係ないんだけど、ピザブラックって無駄に力の入ってるWebページまであるんだな。
シャリ弁ロボ
また、吉野家も飯をよそう量とかが誤差何グラムかにおさまるようにさせるなど、バイトへの要求もそれなりにあるようなので。深夜のワンオペ程じゃないにしても、外食産業ならやはり仕事は厳しいはずだが。そう思ったが、吉野家ではご飯を盛り付ける機械を導入しているとは。
・ご飯盛り付け、機械にお任せ 吉野家 量ピタリ、1000店で
・吉野家、ご飯の盛り付け機械化へ 1年以上かかる盛り付け習熟が不要に
盛り付けマスターするのに、1年以上もかかるのかよ。それまでやめずに働けるなんて凄い。それはともかく、使用してるのはおそらく鈴茂器工の「シャリ弁ロボ」か相当の製品と思われる。
リンク先に、GST-FBAの動画が公開されてるので見てみたけど。確かにこれは便利そうだな。もし牛丼屋でバイトするなら、シャリ弁ロボの有無以外の条件が同じなら、ロボのある方にするわ。けど、ロボで盛り付けてる様子は、見た目的にはあまりよろしくない気もする。
ブラック企業の十字架を背負った社名変更
そんな訳で、世間の評判を落とし、働こうとする人も少なく、牛丼の値段まで上げたすき家がこの先生きのこれるのか心配になってきたが。そんな最悪の状況の中で、ゼンショーホールディングスは、ゼンショーの社名を「すき家本部」に変更して、他の事業は別会社に移して、すき家の経営に専念するとは。
バイトの請負契約に、深夜のワンオペで強盗ご用達になったおかげで。今やすき家といえば、ワタミ・ユニクロ・餃子の王将などと共に、ブラック企業の代名詞になったというのに。あえて社名にブラックすき家の名を冠すとは、小川会長の本気度が伺える。
まあ何にせよ、深夜営業が休止した分仕事が無くなるわけだから。他の時間帯や店舗に人を回せるので、人員不足含めた労働環境は改善するんじゃね。
コメントを残す