くまポンイーモバ難民に助け舟
くまポン経由で契約したGMOとくとくBBのイー・モバイル3Gなんだけど。先月までで2年間の縛りが解けたんだ。今月からは3470円かかるので、他の乗り換え先に移るかこのまま継続するかを選ばないといけない。
本当はGMOとくとくBB WiMAX + 新型 Nexus 7 セットで0円みたいなキャンペーンで、Nexus 7の2013年モデルを無料で貰って契約しようかと思っていたが。既存のGMOとくとくBB会員だとキャンペーン適用されないんだよね。で、悩んでいたんだけど、先月にGMOからメールで「イー・モバイル3G 限定SIM接続サービス」の案内が来た。
どうやら、くまポンで半額契約したユーザー専用の継続プランのようだ。内容は今までの割引価格と同じ月2120円で、くまポンでも2980円かかるアドバンスドプランと同等と思われるプロトコル制限のないサービスを利用できるというもの。
これだけなら既契約者にとってメリットのみの優遇サービスなんだが、当然デメリットも存在する。以前とは異なり、契約が2年単位となった。今さら先のない3Gサービスで2年縛りとは。1ヶ月単位で解約自由とまでは言わないけど、せめて1年単位だったらねえ。
そう思ったんだけど、結局契約してしまった。こうなったら、3G停波するまで使い続ける覚悟だよ。
イー・モバイル3G 限定SIM接続サービス契約方法
ただ、今回のプランの契約方法は結構面倒な事になっている。オンライン上でサービス変更するだけじゃダメなんだよな。今回の限定SIM接続サービスを新規契約して、SIMカードを交換する必要がある。くまポン契約だと制限のあるプランからアドバンスドプランへの変更は、Webだけで完結するのに。あえてSIMカードを替えるって事は、見えないところでのサービス改悪とかがあるのではないかと勘ぐってしまう。
さらに、現在契約してるプランを解約しないと、来月移行も通常料金が請求されてしまう。その為、端末同梱の解約申請書に現在使ってるSIMを貼り付けて、GMOに送らないといけない。仮に、2年後に限定サービスの解約をする場合は、また同様の解約方法で二度手間になってしまう。なんで、こんなGMOとユーザー双方に負担をかける手段を選んだのかは理解に苦しむ。やっぱ裏があるのかね。
まあ、悪い事ばかり書いたけど、いい事もあったりする。まずは限定サービスの月額料金。契約最初の月は月額料金を請求されない。既存のサービスが縛り期間に申し込んでも、違約金を払わなくてもよくなる月まで新SIMの発送がされない。これにより、既存ユーザーはイーモバの回線を使えなくなる期間がなくなる上に、月額料金が新旧プランで二重請求される事も無い。
こういった、くまポンで契約した会員が移行する時の懸念を解消してる点は、GMOの今回の継続プランを評価してもいいと思う。実際に契約しちゃったわけだし。
改悪したらどうする?
とはいえ将来的な懸念までは解消されないのだが。まずは、現在のサービス内容がこのまま維持されるかどうか。GMO的にどうあれ、イー・モバイルの事情で品質の低下や通信規制の強化がされないとは限らない。事実、今年の夏には通信速度が42Mから21Mに変更されてるし。
続いて、GMO株主優待の改悪リスク。現在は年間1万円相当のサービス利用権がついてくるので、これを加味すると実質月額料金は約1287円になる。だが、優待が廃止されたり、GMOとくとくBBに利用できなくなるなどの変更が加えられたら、価格的なメリットが薄れてくる。こっちも、当初は、年1万円の利用権の他に、年4000円相当びGMOとくとくポイントもあったのだけど。ポイントは同額のくまポンクーポンに変わって、GMOとくとくBBの支払いには使えなくなったんだよな。
株優はともかく、通信のサービス内容が変更されたら何らかの補償対応はあるとは思いたい。前述した42M→21Mへのダウン時には、月額料金の引き下げ(くまポン組みは据え置きだったが)があったし。まあ、実用に耐えられなくなるぐらい改悪されたら、他に乗り換えるだけだが。解約月まで使い続けるのと、違約金の9975円を払っても解約するのを秤にかけてどちらかを選んで。家回線はADSL-Directあたりと契約するかな。結局、オレは食うだけ。
コメントを残す