先月末に申し込んだ、さくらインターネットのさくらのレンタルサーバライトの試用期間がそろそろ切れる。この1週間ぐらい、契約するかどうかの判断の為に、メール機能を中心に検証してた。
今のところ、迷惑メールフィルタ機能が、プロバイダのフィルタと比べると劣るのが難点。さくらでもフィルタから漏れたのを学習していったが、使い始めて1週間ぐらいだからな。それでも実用に問題はないと思い、本契約した。
そんな、さくらのレンタルサーバのメール機能がどんな感じか、簡単に紹介してみる。
メールアドレスの管理
メール機能の設定は、サーバーコントロールパネルから行う。「メールに関する設定」には2つの項目がある。まずは「メールアドレスの管理」から。
右側にある機能を上から順に見ていく。
ウイルスチェック
ここでは全メールアドレスのウイルスチェックの有効・無効を、一括変更できる。
メールアドレス一覧
追加したメアドの一覧。変更ボタンを押すと個別アドレスの設定が可能。
設定可能なのは、メールアドレスの説明・容量制限・パスワード・メール転送・ウイルスチェック・メールアドレスの6項目。
メールアドレスの追加
新しいアドレスを作る時はここから追加する。希望のアドレスとパスワードを入力して、追加ボタンを押すだけで出来上がり。
メールアドレス毎の設定
続いては「メールアドレス毎の設定」
といっても。これといって設定できる項目はない。各アドレスのメール容量・容量制限・メール数が一覧で見れるぐらい。
ウェブメールのリンクを押せば、ブラウザからメールの確認が可能。ちなみにこれは、さくらのレンタルサーバ・さくらのメールボックスコントロールパネルと同じ。管理画面からだと、コントロールパネルと違ってパスワードなしでも閲覧可能。
ウェブメール
これがウェブメールの画面。メインのメアドからの転送設定を解除したので、メールが1通もないけど。個人的にはウェブメールからメールチェックすることはほとんどない。なんせSSL/TLSでメールの送受信が可能なんだから。迷惑メールを学習させる為に仕方なくは使ってたけどね。
さくらのメアドのお勧めの使い方
まずは、メールソフトで受信するメインのメールアドレスを一つ作成。このメールは誰にも教えないようにするのがポイント。その後、必要に応じてアドレスを追加する時は、メインのアドレスへの転送専用に設定。これを使い分ける事にする。
捨てアドとして
例えば、あまり信用のおけないサイトとかに登録したいけど、メアドは知らせたくない時など。新規に作ったメアドで登録する。一つのサービスにつき一つのアドレスを使うようにしとけば、その後迷惑メールが来るようになれば流出元が分かる。そんなスパムまがいのサービスと縁切りしたいなら、アドレスを変更するか削除すれば済む。一種の捨てアドとして使える。しばらく使って問題なければ、信用のおけるサービス用のメアドに変更すればいい。この場合も念のために、転送用のを使う。そうすればメインのアドレスにはスパムとかが来ることもなくなる。
プロバイダージプシー用に
最近のプロバイダーだとコストを下げるためか、メールアドレスを提供していないところがあったりする。そんな時にさくらのメアドがあれば重宝する。メールサービスを別会社にするのは、コスト的には不利にみえるだろうが、プロバイダを乗り換える事を考えてみよう。
メールアドレスを登録してる全てのサービスで、アドレスの変更作業をしなければならないんだぞ。私だったら、楽天とかアマゾンといった通販サイト、銀行・証券会社・FX会社、ドメインやブログをはじめとするネットサービス。いったい、いくつのアドレスを変更すればいいのか、考えただけでもぞっとする。
評価
というわけで個人的には利用価値のあるサービスだと思っている。年間1500円で一元管理できるメールアドレスと5GBのWebスペースが使えるんだから。もっとも、キャンペーンが終了したから、私が契約したさくらのレンタルサーバライトだとその他に、初年度は初期費用が1000円かかってしまうが。
ウェブは絶対に使わない、無料サービスで十分、独自ドメインで検討してるなど、メールサービスさえ利用できればいいって人なら、さくらのメールボックスがお勧め。初期費用無料で年間1000円のコストしかかからない。
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