藤田端
なんか、AbemaTVで田端信太郎氏と藤田孝典氏の生討論だったかが実現したらしいけど。番組自体は見てないので間違ってるかもしれんが、世間の評判見た感じだとなんとなく、「田端信太郎VS藤田孝典」の評価は藤田氏の分が悪かったっぽい気がする
この件で藤田氏が厳し目なツイートに返信してるんだが。
最近NPOや社会的企業でも議論や討論、熟議に重きを置く人が増えているけれど、話し合いや対話で問題解決できる領域と違う領域があることを知った方がいい。貧困とか労働、差別問題の現場って、日常化した権利侵害なのだから、議論や熟議より、要求や攻撃、敵対が必要な場合が多数。 https://t.co/HvljWOAW2o
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) November 19, 2018
なるほど、藤田氏は黄巾賊みたいな考え方で行動してるのか。だとすれば、これまでの主張やツイートとかの表現手法も納得がいく。ただ、神輿が血に塗れてたら誰も担いでくれないんじゃないかと、私気になります。
藤田孝典
藤田氏と言えば以前に見た記事を読んで、結構ヘビーな経歴なんだと思ったんだけど。
「十年前とは全く違う自分が今いると思います」:NPO法人ほっとプラス代表理事・藤田孝典さんが語る「戦略として仕掛ける『下流老人』と飽くなきソーシャルアクションへの求道」
こういった活動をしてきた人だから、「貧困はベーシックインカムで解決」とか、「ベーシックインカムがあればNPO法人はお役御免」的な発言に対しては、福祉の現場も知らないひよっこが甘っちょろい戯言言ってんじゃねえ的対応になるのも仕方ないのか、私気になります。
今回の感想
そんな訳で、藤田氏が支援してる人の大半は金だけでは解決できない貧困なんだろうけど。それを解決するには一体どれだけのヒト・モノ・カネが必要なのか、私気になります。実際、藤田氏が理想としてる社会福祉を実現させるには、現状では無理ゲーな気がする。金や住宅や仕事を提供するだけじゃダメな人の為に、各人にあったフォローをするためのケアワーカーや医者を用意しないといけないし。時には、憲法の生存権を盾に取って五体満足だけど自称働きたくない病の怠け者とかの相手をしなきゃならないだろうし。
個人的には、福祉の問題も学校のテストを受ける時のように。まずは簡単な問題から手を付けて、難しい問題は後でじっくり考えるようにした方がいいと思うけど。別に、すべての貧困をベーシックインカムで解決する必要はないんだから、金で解決できる貧困はベーシックインカムで、解決できないものには藤田氏みたいなNPO団体とかケアワーカーとか公務員の福祉課が担当すればいいんじゃねって気がする。
なんとなく、藤田氏は金持ちからもっと税金取れって人と、貧乏人はもっと努力しろって人の対立を煽って二極化目指してる気がしてきた。対立がエスカレートして黄巾の乱までいかなくても、大企業や自民党にプレッシャー与えるって戦略なんだろうか。まあ、藤田氏の主張通り、金持ちへの課税を強化して貧困を解決するんなら、政治家というか内閣総理大臣にでもならないと実現しない気がするけど。
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