Archive for the ‘読書’ Category

漂流ネットカフェ

なんか、BookLiveから押見修造先生の「漂流ネットカフェ」が3日間全巻無料で読めるってDMが来たんだけど。期間短いけど、7巻だから読了難易度はそんな高くないし、前に1巻無料で読んでそこそこ面白いと思ってたから読んでみようと思ったが。これ、ブラウザ読み対応してなくて、BookLiveのアプリからじゃないと読めないってのが、販促なんだろうけど面倒だな。

『漂流ネットカフェ』全巻無料 – キャンペーン・特集 – 電子書籍ストア BookLive!

一応、BookLiveのアプリはインストしてあるから問題ないが、期間限定作品をダウンロードして読むのは利用者に手間暇ストレスかけるので個人的にはかなりうざいと思う。それが気にならないなら、1巻読んで行けそうならタダのうちに読んどいて損はないんじゃね。

平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説

こないだちょっと触れた、金村圭介氏の「平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説」の電子書籍を、一応一通り読んでみたんだが。金村臭がきついのを除けば、内容は思ってたよりまともだった。電子書籍としても、目次もちゃんと機能してるし。そんなの当たり前だろうって思うかもしれないが、まともな出版社が出しててもそれすらしてない電書もあるんだよな。

それはともかく、個人的に気になったとこをピックアップしてみる。

総合的お金力

まずは、第一章の「総合的お金力」から。

4.資産形成のインフラを整える

なんか、金村氏は退社後銀行ATMに長蛇の列が出来てると、手数料無料時間内に出金するための情弱がと笑っちゃうらしいが。どうでもいいけど、公務員並みに随分早く帰れるんだな。

それはともかく、ネットバンクの手数料無料とか高い金利については、金村氏ぐらいの年収と資産持ちなら誤差の範囲かもしれんな。まあ、金村氏は時間対効果を無視しても、1円でも多く節約すべきと書いてるからいいんだろうが。

とはいえ、ネットバンクのすすめみたいな文章に関してはその通りだと思う。節約できるお金よりは、ネットで振込や残高確認ができたり、条件クリアでコンビニや郵便局の提携ATMが無料で使えたりする、手間暇を省けるってのが大きい。今となっては、将来住宅ローンで家を買うとか、会社が給与振込口座を指定するとかでもなきゃ、リアル店舗の大手銀行とかには口座作る必要すらないかもしれん。

金額的には同様に、クレジットカードのポイントも資産額から見れば小さい数字かもしれんな。それに、好条件のクレカでも改悪されたら意味ないし。だったら自分にとって利便性が良くて、そこそこ高還元で長く使えそうなカードにした方がいいかも。

5.情報アンテナの張り方を工夫する

情報アンテナと言っても、ネットで無料情報漁りましょうって事らしい。ただ、Feedly(RSS・Atomフィード)については同意だが、Twitterは検索性が悪くて中途半端な気がする。Twitterに関しては、優秀なキュレーターをチェックするほうがいいかもしれん。

どっちにしても、ネットの無料情報って自分の好みで取捨選択してるうちに、内容が偏ってくるんだよな。その点、FPのコメントでは本や新聞について言及してるのは有効だな。そっちはそっちで、既得権益の大手マスコミの都合のいい情報に操作される危惧もあるけど。

6.とりあえずやってみる

ここでは格安SIMを例に出してるが。注意したいのは、リア充で通話やSMSとかが多い人は大手キャリアから変えないほうがいい場合もあるってとこ。金村氏はYahoo!パートナーでナンパしてた頃、SMSの料金ケチるためか、Gmailから連絡してた気がするけど。

初デートの結果(メール&今後の戦略編)

今ならLINE使えばいいんだろうけど

8.目の前の1円に必死になる

ここでは、よくある時給換算すれば小銭程度の節約は無駄って考えを完全否定してる。これには、FPも賛否両論あるだろうと微妙な評価。この辺は個人の価値観によるとしか言えんけど、金持ちは手間暇を金で買うことで間接的に時間を買ってる訳だが。個人的には、自分の収入手間暇金QOLをどう捉えるかのバランス感覚の問題だと思う。

まあ、遠くのスーパーに行くのは小銭より運動になるというのは同意。

第二章 収入力

次は収入力の章。

10.新卒カードを使い倒す

FPのコメントが、「人間味」とか自分を「客観的に見れる」など言葉を濁してるとこから、内容的にはあまり触れたくない印象。しばらくこういう解説が続く。

11.燃費の良さを重視する

「いろいろな価値観」と多様性を認めたり。

12.お金で遠慮しない

「あくまでも、少しずつ」と一般人には無理に勧めなかったり。

13.副業を持つ

ここは本の趣旨から離れたとこが気になった。なんか、金村氏はAdsenseが月間PV 12万ぐらいで月4~6万円の収入があると書いてるんだけど。この数字は、イケダハヤト氏が前に書いたPVと収益の目安とだいたい同じだから納得できる数字なんだが。

ブログの閲覧回数と報酬の関係。「収益早見表」を作ったよ。

1万PV:〜1,000円
5万PV:3,000〜10,000円
10万PV:10,000〜50,000円
20万PV:50,000〜100,000円

ちなみにこの数字は、Adsense以外も含めたイケハヤ氏の実績らしい。そう考えると、金村氏のブロガーとしての資質はかなり「上手い人」に分類されそうだな。Adsense以外にミステリーショッパーが5000~1万円、その他にポイントサイトからの不定期収入もあるのか。

ただ、最近の記事で金村氏は自分のことをこんなふうに書いてたけど。

我がセミリタイアに一点の悔いなし!

・5年半ほぼ毎日ブログ更新して1日のアクセスは1,000以上
・Twitterのフォロワー数750人以上
・ミステリーショッパー8月は30件こなす
・投資での利益は1,000万円
・副業収入月5万円

1日のアクセス1000以上だと、月間PVは3万以上で12万には程遠いんだけど。ちょっとこの辺の数字が著書とブログで剥離してるのが、私気になります。まあ、1000以上だからどんぶり勘定で4万ぐらいあるのかもしれんし、5年間半の平均で最近は多いってことかもしれんが。

本題に戻すと、副業についてはFPも金村氏の言う通り、「無駄なのは時間ぐらい」でお金をかけないなら問題なしとしてるな。ただ、時間の重要さについては年を取れば取るほど実感するもんだけどね。

14.税金を意識する

ここはどうってことないんだけど、FPのコメントがiDeCoの解説にやけに力が入ってたのが、私気になります。

第三章 投資力

今度は投資力らしい。

15.インデックス投資に取り組む

ここは金村氏が参考にした本を読んどけばいいんじゃね。ぶっちゃけ、これ買うよりそっち買った方がいいとも思うけど。

第四章 自制力

傍から見ると貯金・投資と支出に関してはストイックに見える金村氏の自制力について。

19.節約に聖域を作らない

金村氏が読んだ節約本の多くには「支出のメリハリをつける」事が書かれてたらしいが。私の場合印象に残ったのは、「大きい支出を優先」「小さい支出は手間の割に効果が薄い」って感じだが。

ここもFPのコメント通り、極端に走らなくても費用と満足度を秤にかけて、自分なりの妥協点を考えたほうがいいだろう。

第五章 節約力

で、今度は節約力

21.安くて美味いレパートリーを増やす

マクロ的にはあってると思うが、ミクロ的にはちょっと気になる箇所が。

「1人分はかえって高くつく」は言い訳と断言してる割に、その根拠については書いてない。個人的には、毎回1食分の食材を買って使い切るとかでなければ、外食・中食より高くつくとは思わないが。それでも、食材の計画利用や作りおきといった工夫があって、自炊のほうが経済的になると考えてる。

次に買い物。「まず日々買い物に行っていると、食材の相場が分かり、どこのスーパーは何曜日に何が安いという情報が蓄積」と書いてるが。フルタイムで働いてるリーマンだと、帰りに日々食材の買い物するのは結構な負担に思える。まあ、金村氏は積極的に仕事しないらしいから早く帰れたり、最近のスーパーは夜遅くまでやってるから時間的には問題ないのかもしれんが。

22.無料娯楽を持つ

流石金村氏、徹底してるな。私なら、Kindle Unlimitedとか工夫すればコスパの高い娯楽はあるとか書くけど。

25.女に金をかけない

FPコメントのしょうもなさがすべてじゃね。

26.通信費を見直す

随分と派手な格安SIM押しだな

おわりに

最後のあとがきなんだけど。なんか、「本当に驚くべき点は金額でなく、その簡単さです。この簡単さこそが僕がこの本で一番伝えたかったことです」とか書いてるが。よっぽど、前作のレビュー「当たり前のことしか書かれていない印象」と書かれたのがツボだったんだな。ついでに、「無料で読めるブログで十分」への気の利いたツッコミもして欲しいかな。余談だが、「無料で読めるブログで十分」とレビューしたK氏だが、今回のも同じようなレビュー書いてるな。

無料ブログで十分。カネの無駄。

ただこの人、電子書籍じゃなくオンデマンドの紙本でレビューしてる。これ含めた金村氏の著書のレビューは、いずれもAmaazon購入者じゃないことから察すると。多分、Kindle Unlimitedで読んでレビューしてたけど、K氏の2回目は電書と間違えてオンデマンドの方に書いちゃったんだと推測する。そういえばなぜか、今回の本って前作と違って電書とオンデマンドが別ページになってるんだよな。

平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説

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今回の感想

そんな訳で、全体的には、金村氏のクセのある芸風QOL的に一般人には受け入れがたい方法に、FPの人がツッコミ入れてマイルドにしてバランス取ってる感じ。しかも、金村氏の面子を潰さないだけでなく、将来的には自分とこの投資講座とかに誘導できるような舵取りがなかなか見事。

読む前は事前情報の先入観もあって、かなりうがった見方をしてきたが。一言コメント入れてるFPというか、おそらく梶田洋平氏なんだろうけど。手広げすぎて胡散臭い印象だったが、意外とといいコメントしてたのが意外。流石は若い頃から「カリスマ慶應生」を自称して本とか出して、今ではネットビジネスで投資副業ピラティスと訳の分からない事業拡大してるだけあって、どんな相手にも対処できるんだな。

「平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説」を無料商法でランキング入りさせた金村圭介氏の思惑は果たしてうまくいくのか?

まあ、適当に仕事してても真面目なふりしてれば首にならない職場に正規雇用されてる人にはいいんじゃね。後は下みたいな記事で、Webで無料で読める情報をまとめた電子書籍とかも加えておけばネタ的には完璧。ちなみに、コメントで金村氏の著作も要らないだろってツッコミには「そうですか・・・としか言えない」とレスしてるな。

買わなくていい物リスト

以下余談

30代平凡サラリーマンでも貯金1,000万円を貯めるためにやったことを全力でまとめてみる

なんか、「平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説」とかの金村氏の著作について、他の人はどういう感想を持ってるのかググってみたんだが。そしたらいくつかの項目で類似点のある記事が見つかったんだけど。

30代平凡サラリーマンでも貯金1,000万円を貯めるためにやったことを全力でまとめてみる

1 貯金1,000万円を貯めるために
1.1 目標を文字にしよう
2 支出を減らす
2.1 固定費(住居費)を削減しよう
2.2 おこづかいは手取り10%まで
2.3 無駄な手数料は払わない
2.4 クレジットカードの使い方を厳選する
2.5 ふるさと納税を活用する
2.6 車は持たない
2.7 保険は必要最小限に
2.8 見栄にお金を使わない
2.9 貯める銀行口座を作る・触らない
3 収入を増やそう
3.1 共働きをしよう
3.2 資産運用の力を借りる
4 貯金の反省点
4.1 過度な節約はしない
5 お金はほどほどに使っていこう

ちなみに、金村氏の本の目次はこんな感じ。

はじめに

第一章 総合的お金力
1.目標を超明確にする
2.家計簿、予算、決算を作成する
3.何でも公開する
4.資産形成のインフラを整える
5.情報アンテナの張り方を工夫する
6.とりあえずやってみる
7.雑音は完全無視する
8.目の前の1円に必死になる
9.習慣化する

第二章 収入力
10.新卒カードを使い倒す
11.燃費の良さを重視する
12.お金で遠慮しない
13.副業を持つ
14.税金を意識する

第三章 投資力
15.インデックス投資に取り組む
16.投資を愚直に続ける
17.投機をしない

第四章 自制力
18.何でも自分でやれないか考える
19.節約に聖域を作らない
20.見栄にお金を使わない

第五章 節約力
21.安くて美味いレパートリーを増やす
22.無料娯楽を持つ
23.住宅費を慎重に検討する
24.つまらない飲み会には行かない
25.女に金をかけない
26.通信費を見直す
27.車を持たない

真偽の程は読んだ人の判断に任せます。なお、感じた方には個人差があります。

さらに余談

エックスサーバー

この「おさいふプラス」ってサイト、なんかエックスサーバーから警告が来たっていうから、アクセス数が多いサイトかと思ったら、プラグインとかの負荷の方が問題だった模様。

エックスサーバーから警告!WordPress Popular Postsが原因?!WP Fastest Cacheで解決!

どうでもいいけど、WP Fastest Cacheって無料版はモバイルのキャッシュ作成は対応してないと思ったら、有料プラン導入してるのか。金あるな。それはともかく、やっぱりWordPress Popular Postsはやばいみたいだな。

うちのサイトも当面はとりあえず、スターサーバー(移行してないから実質ミニバード)から、WordPress Popular Postsはやめてくれって警告来るぐらいアクセス増やすのを目標にするか。

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ファミコン芸人フジタ

そんな訳で、10月のKindleオーナーライブラリーで選んだ「懐かしファミコン パーフェクトガイド」を読んだんだが。事前に見たレビューとかでは、ファミコン芸人フジタ氏絡みの点を嫌ってる人もいたが。フジタ氏は前にテレビで見たぐらいの知識しかないが、マンションの一室に鬼のようにゲームを積んで、リアル足の踏み場もない衝撃的映像だったのは覚えてる

この件に関して「愛」がどうだという人もいるが。

本のプロフィールによると、この部屋の他に「5個の倉庫」があるらしいから、そっちではちゃんと整理してるんじゃね。

懐かしファミコン パーフェクトガイド

で、「懐かしファミコン パーフェクトガイド」の内容については、まあこんなもんじゃねって感じかな。前に同じくオーナーライブラリーで読んだ「PLANETS vol.7」と比べると、ゲームに関する記述はゲーマー的には納得できる気がする。ページ数と値段も、まあ妥当なとこじゃない。ちょっと、取り上げられてるゲームに偏りが見られるが、おかげで個人的には面白く読めたかな。けど、一回読めば満足だな。オーナーライブラリーやKindle Unlimitedにはうってつけだけど。

「PLANETS vol.7」については↓
「PLANETS vol.7 Repackage」をKindleオーナーライブラリで読んだよ

ただ、電子書籍の出来としてはかなり不満がある。Kindle Fire HD 8.9の縦画面で1ページずつ読んでも字が小さいのはまあ仕方ないとしても、拡大しても小さい文字だとぼやけてるんだよな。紙面のゲーム画面とか紙の資料のスキャンみたいなのは、大きさによっては判別できないぐらい不鮮明なのもあった。ファイルサイズ 61839KBってのは、カラー・白黒半々で128ページだとちょっと容量ケチり過ぎかもね。それとも、単に元の紙ムックの画質が悪いだけなんだろうか。

懐かしファミコン パーフェクトガイド: いまもあそべる せいしゅんの8ビットゲーム

今回の感想

この本を見た時は最初、「ニンテンドークラシックミニ」の便乗本かと思ったけど、出版日から判断するとそれはないのかな。中身はミーハーぽいかと思ったが、流石はファミコン全ソフトを所持してると豪語するフジタ氏の協力だけあって、思ったよりは読み応えがあったな。

ただ、親に好きなだけファミコンソフトを買ってもらえたフジタ氏だと、当時の一般国民の子供が踏み込んだアウトローな世界については知る由もなかったかな。

ディスクシステムの闇

以下余談。

P90の「想い出のディスクシステム」で、オプションのディスクシステムに触れてたのを見て思い出したんだが。本書ではディスクシステムの仕組みや歴史的経緯について説明してたが、ちょっと補足しとく。まあ、Wikipedia読んだ方が手っ取り早いかもしれんが。

ファミリーコンピュータ ディスクシステム – Wikipedia

ディスクシステム

ファミコンのディスクは同じぐらいのサイズの3.5インチフロッピーディスクと比べると、容量が圧倒的に少なくアクセス速度が遅い上にランダムアクセスが出来ない。とはいえ、両面で1Mビットぐらいの容量はファミコンのメモリには十分大きすぎるので、ディスクシステムには別途RAMを搭載してアクセス頻度を抑えようとしてたらしい。

さらに余談になるが、ディスクシステムのゲームの改造プログラム「トンカチエディター」は、ディスクのトラックが一定以上超えると正常に読み込めないバグがあったらしい。トンカチ作者は「こんな事書くとトラック数多いゲームが作られるかな」とか書いてたが、そこまでメジャーな存在じゃなかったから杞憂だったな。作者は他にも、「トラックが多いとディスクアクセスが多いからクソゲーになるからいいか」みたいな事も書いてた。つまり、ディスクシステムのゲームだとロード待ちはかなりストレスになるぐらい遅かった訳だ。

トンカチエディターについては↓
今のプログラミング教育ってトンカチエディターでファミコンのゲームを改造するのと一緒かよ

ちなみに、最初のアクセスだけで全データをRAMに読み込めば、その後のプレイはアクセス不要(通称オンメモリ)になるんだが、ファミコンでオンメモリのゲームはあったかな。もしかしたら、ザナックがそうだったかもしれないがちょっと確かじゃない。ファミコンのディスクじゃなくてプレステのCDだと、リッジレーサーはオンメモリで感心したな。

暗黒ゲームショップ

ROMカートリッジより安く、両面500円・片面400円で書き換えも出来るディスクシステムが廃れたのは、ROMカートリッジの進化により存在意義がなくなったのと、メーカーが儲からないのが原因となっていたが。個人的にはそれに拍車をかけた存在もあった気がする。

ディスクシステムのゲームは、システム的には書き換え可能だったが、実際には書き換え出来ないゲームも存在した。さらに、カートリッジ並の値段で売ってる、ディスクシステムのメリットすらスポイルするようなの(消えたプリンセスとか)もあった。

ファミコンブームだった当時は、町にゲームショップが結構あったんだが。そういった店の中には任天堂のディスクライターではなく、なんらかのコピーマシンを使ってゲームを書き換えてる店があったんだが。そこでは、在庫があればどんなゲームでもコピーしてくれたらしい。

書き換え料金はだいたい任天堂と同じ値段だったから、正規のラインナップで書き換え可能なタイトルをコピーするメリットはなく、主に利用されるのは当然書き換え不可なセルオンリーのゲームなのは言うまでもない。これだと消えプリみたいな販売専用のゲームは、売上がコピーに食われるは、書き換えられても一銭も入らないからたまったもんじゃなかったろう。

子供からしたら大人の事情なんて知らないし、金払ってるから罪悪感とかも同然なかったが。正規のディスクライターには違法コピーしたディスクをチェックする仕組みがあって、その時初めてアンダーグラウンドな世界に手を出したことに気づいたけど。その後店員に事情聴取とかされそうになったら、電車で痴漢がバレて線路に飛び込むぐらいの心境になるよな。

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愛しのアイリーン

なんか、楽天Kobo割引クーポン対象の中に、新井英樹著の「愛しのアイリーン」を見つけたんだけど。当時連載されてた、ビッグコミックスピリッツは立ち読みしてたから何話か読んだ記憶があるけど。他の連載作と比べて、浮いた作品だなと思ってた。

そんな訳で、上下巻2冊で完結して1冊270円で20%割引クーポン対象なんで買ってみた。20%オフより、200円引きクーポンのほうが割引率高かったんでそっち使ったけど。

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対象コミックが20%OFF!:楽天Kobo電子書籍

ただ、これ発行元が元少年A著の「絶歌」の出版社、太田出版なんだよね。ここって、「ピコピコ少年Super」のネット公開でも鯖落ち炎上商法してたところで、正直金落としたくないんだけど。まあ、別に出版社で漫画買ってるわけじゃないからな。

ちなみにAmazonのKndleストアでも、現時点で270円で20%分ポイント還元で売ってるな。

愛しのアイリーン[新装版] 上

愛しのアイリーン[新装版] 下

今回の感想

20年ぶりぐらいに再読したけど、少子高齢化社会になりつつある日本の状況下だと、違和感のない内容にも思えるな。昔は主人公の岩男の言動は笑えたが、この年になると別の意味で笑えなくなってるな。今、若い人が読んで面白いと思えるかは疑問だが。将来結婚するのか迷ってるなら、イオンがいらないと言ってる40才の日本人男性予備軍にならない為にも、読んどいてもいいかもね。

今の世の中じゃ、下手すると就職だけじゃなく、結婚も18才で決まるのかもしれんな。現在、低所得者だけど結婚したい人は、若い時に結婚できないと一生結婚出来ない可能性も充分ありえるし。もっとも、高所得者でも「妻をめとらば」みたいに苦労する人もいるだろうが。

妻をめとらば(1)

そう言えば、妻をめとらばの作中では先輩が新入社員に、「研修中に恋人がいれば結婚、いなければ彼女作っとけ」とアドバイスしてたな。これは、仕事が忙しくて彼女を作る暇のない職場の話だが。その割には、主人公は積極的に女性と付き合ってた気がするが。まあ、そうじゃなければ話が進まないけど。

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モバイルハウス

坂口恭平 著の「モバイルハウス 三万円で家をつくる」を読んだ。内容は、路上生活者の家を参考にして、モバイルハウスを建てるという実験をドキュメント風に書いたもので、元々は雑誌「すばる」で連載してたのを再編成したらしい。

モバイルハウス内容

内容を大雑把にまとめると、家を建てるのに、本当に数千万円の金が必要だろうかという疑問に対する解決策を、路上生活者の家からヒントを得た。家に車をつければ法律上の不動産には該当しないので、建築基準法に従う必要もなく、固定資産税もかからないから金もかからない。土地については、駐車場に設置すれば借地より安く借りられる。

インフラは、電気はソーラパネルで発電して、自動車のバッテリーに充電。筆者は冷蔵庫・エアコンなどの電力を食う家電はいらないらしい。洗濯はコインランドリーを使い、水道は公園の水を使用。ガスはカセットコンロでガスボンベを使うが、使用量が多ければプロパンガスの方が単価安くなるんだろうか。トイレは公園のトイレを利用。

つまり、自分ではできるだけ金を払わず公共のインフラにタダ乗りするってことらしい。本書の記述では「もっと水とトイレがある公園が増えれば、家にインフラを接続しなくても生活することが可能になるのではないか」と書いてある。

まあ、若いうちに遊びでこういう暮らしをしてみるのはいいかもしれんが。年取ってからも持続可能な生活ではないな。

モバイルハウス問題点

実際に、モバイルハウスを設置する駐車場を借りるために契約するんだけど。この時、不動産業者からの「この手づくりキャンピングカーに住むんじゃないですよね?」という質問に、「はい、住むわけではありません」と答えるてるんだよね。これについては、「住む」ことは法律で定義されてないから云々と書いてるが、屁理屈に近い都合の良い解釈をしてるように思える。全体的に、法の抜け道とかを探して、裏ワザ的なやり方で通そうとしてる。

公園の水についても、私的利用を禁じられてるがどこまでが私的なのかは曖昧なので、線引を確認するためにも使うなどと言ってるが。あまり考えにくいが、将来こういう人が増えれば対策が取られるんじゃね。例えば、水を汲むのは2リットルまでとか。

モバイルハウスでの生活?

本書を読んでいると、モバイルハウスに住んでるといっても、実際には365日住んでるようには見えない。家というより別荘と言ったほうが良さそうな頻度に思えた。

後半の「モバイルハウスでの生活」という章(P132~)では、吉祥寺から熊本に引っ越した生活について書いてるが。トイレは「今回は僕が借りている事務所兼避難所のゼロセンターのトイレを使う」って、事務所借りられない奴はどうするんだよ。それ以前に、「吉祥寺のときはコンビニを使おうかと思っていたが」って、トイレ利用するたび買い物するのか。しないで1日に何度も利用する気だったんだろうか。

料理については「ちょとしたものならカセットコンロを使い、ちゃんと料理しようと思ったときはゼロセンターのキッチンを利用した」って、またゼロセンターかよ。ちなみにそこの家賃は3万円らしい。

ゼロセンター Part.1 | プライベートとパブリックの境界をなくす、新しい住まい方の実践。 | TheFutureTimes

他にも夏については、「仕事をするなら、クーラーの効いた図書館のほうが良い」って、やっぱタダ乗りか。まあ、650円払って近くのホテルに行くこともあったらしいが。冬に関しては、 小さいモバイルハウスだと暖房効率が良いとのことだが。夏の暑さに関しては、筆者もモバイルハウスの問題点だと認識してる。

今回の感想

この本を読んでると、ずいぶんと格好いい言葉が並んでるが。例えば、「インフラなんてそんなに必要なのかと、ここで暮らしているとそう思ってしまう。今までが過剰だったのだ」とか、「どこにも寄生しない生き方。これがこのプロジェクトの主題だ」とか。

そういったさんざんご立派なご高説を拝聴したが、結局は国のインフラにタダ乗りする前提なんだよな。なんというか、働かなくても暮らせる生活保護の裏マニュアルみたいなのを読んだ気分になる。日本の家が高すぎるとかの考え方には、同意できる点もあるんだけど。

本書でのモバイルハウスの運用は、オフグリッドで全部やる覚悟がある人には有用だけど、そうでなければトレーラーハウスでよくね。筆者みたいな中途半端な腹積もりなら、キャンピングカーでも買ったほうがいいんじゃね。そうなると数百万の金は必要だが。

まあ、筆者からすれば、インフラタダ乗りとかいう批判自体が的外れな主張だと思ってそうだが。各世帯にまでインフラを引くのは贅沢すぎるので、みんなで共用できるようなシステムにすればいいじゃんみたいな。イメージ的には、キャンプ場みたいな借地を作って、そこにモバイルハウスを設置して住むことが一般的になればモバイルハウスで生活できるぜって感じかな。

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