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あけおめ

なんか、今年のおせちは関西割烹「鳴駒」が監修した料亭おせち「招福」だったんだが。諸般の事情で現物の写真はないが。今までの市販おせちの中では、味的には最上位と思えたが。量の少なさと値段を考えると、コスパ的にはいまいちだったかな。以下、個別の感想。

鳴駒「招福」おせち

料亭おせちといっても、別に鳴駒という店が作ってるわけでなく監修してるだけだから。おそらくサノケンみたいに、作ってるのは下っ端に当たる下請けの工場と思われる。なんせこのおせち、Amazonから楽天はじめとする通販会社で販売されてたからな。しかし、うちの親もこのサイズでイセエビ(or オマール)とかカニとかアワビみたいな高価な素材使ってもいないのに、税抜き2万とは気前よく払ったな。ちなみに、通販ではなくスーパーで注文したらしい。早割でちょっと安くなるのにつられて。

実店舗は名古屋の店っぽい。

鳴駒 – 栄/割烹・小料理 [食べログ]

前置きが長くなったんで、重箱ごとの感想に移る。あやふやな記憶に基づくものなので、もしかしたら事実と異なるとこもあるかもしれないがご容赦を。

空の重

「招福」は5段重となってるが、1段だけ長方形(280x140x49)で残り4段はその半分(140x140x49)しかない正方形なんだよね。だから、28cm×14cmの3段相当しかない。2015年の久松のおせち「博多」が25cm×25cmの3段、コンビニとかの一般的なサイズが18.5cm×18.5cmらしいので、実質的にはコンビニおせちとあんま変わらないんだよね。

おせちの選び方 | 【博多久松】おせち特集2016新春

話を「招福」に戻して、まずは一番大きい「空の重」から。

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いくら醤油漬

プラ容器入り。普通にいくらでおいしいが、量が少なめ。ご飯1杯普通盛りだと足りなくなるぐらいに。

ぶりの子煮

たらこじゃなく、ぶりの子らしい。まあまあ。

巻湯葉煮びたし

今回自然解凍だったんで、ちょっと水っぽかったかな。薄味。

まだこ柔煮

まあまあ。確かに柔らかい。

菜の花福良漬

ただの漬物かと思ったら、出汁の味がしみた煮物みたいだった。まあまあだが、2万のおせちに入れなくても。

有平かまぼこ

普通のかまぼこよりおいしいと思うが、正月補正かも。もっとも、明らかな味の違いは感じられんが。

しろひらす西京焼

白身魚の西京焼きだが結構いけた。味付けも悪くないし、冷凍焼き魚の割に劣化具合があまり感じられなかった。

浜汐えび

冷凍の割に食感も悪くなく、塩だけみたいだが味も結構いい。

つぶ貝旨煮

無難な味。

梅花人参旨煮

これは自然解凍だと厳しかったか、味云々より食感がいまいち。冷蔵庫解凍だとまた違ったかもしれんが。

竹の子土佐煮

こっちはまあまあだった。

わかめ出汁漬

可もなく不可もなく。おせちにしてはショボい品かな。

身欠きにしん昆布巻

定番の品だな。にしんも昆布も柔らかく仕上げてある。

黒糖と栗あんの手まり

笹に包んだ蜜入り生地の白玉みたいな感じ。黒糖の甘さが強くて、栗あんがほとんど感じられなかった。3個なので4人だと1人あぶれる。

くるみかつお和え

これは濃い目で塩分強めだが、悪くない。

ローストビーフ(ソース付)

この手の冷たいローストビーフはいまいちなのが多くて好きじゃないが、これは違った。牛肉の風味や味わいが感じられておいしく思えた。ソースは和風ドレッシング系で、肉との相性が良いとは思えなかったが。

雪の重

ここから小さい正方形の奴。まずは「雪の重」

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金箔黒豆

定番中の定番、黒豆。ふっくら柔らかに煮るのは大変みたいだが、各社ぬかりなく仕上げるな。無難。

紅白なます

この辺は単価安いから、マクドナルドのポテトや飲み物みたいな扱いなんだろう。無難。

田作り

これもおせちの定番なんだが、今まで食べた田作りの中では一番うまいかも。くどくない味付けもいいけど、食感がすごく軽くてカリッとしてた。おしながきによると「一工夫した調理法」を使ってるらしいので、そのおかげか。

松笠いか

いか食べ忘れた。

伊達巻

伊達巻は好きだが、ここのは甘さ控えめでまあ無難な感じ。

フルーツチーズ

フルーツ入りのクリームチーズ。普通にデザート用チーズでおいしいけど、わざわざおせちに入れなくてもいいんじゃね。

月の重

次は「月の重」

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彩りきぬた巻

薄焼き卵で野菜とかを巻いて、中央に干し柿が入ってる。変わった味だった。

からすがれい南蛮漬

南蛮漬けだがさっぱり仕上がってた。

さば金紙巻

これは食べてなかった。

栗きんとん(渋皮栗2個)

きんとんも栗も、砂糖の甘さを前面に感じた。特筆すべき点はない。

かに新丈

かにの風味があまり感じられず。

金柑シロップ漬

これ2個しかないんで食べてない。なんか、下の方に白あんがつまってるらしい。

花の重

続いて「花の重」

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鶏の治部煮

鶏が柔らかいので年寄りには好評だった。薄味だけど噛みしめるとじわっとタレの味わいがする。

酢漬かじき昆布〆

プラ容器に入ってるカジキの昆布〆。まあまあ。カジキと言うと、美味しんぼでカメラマンが、今まで食べた刺し身で一番うまかったと言ってるあれだと思うが。自分の舌だと、マグロと言われたらそう思っちゃうかな。

小川巻

サーモンをイカのすり身で巻いて酢漬けにしたらしい。なんか酒のつまみっぽい感じ。

豚八幡巻

なんかあっさりした薄味だった。

彩り湯葉包み

これも薄味だな。今回は自然解凍のせいか、水分多い食材だと水っぽさが気になるのが何個かあったが、これもそうだった。

焼あなご八幡巻

今度は豚の八幡巻。こっちは濃い目の味。

星の重

最後は「星の重」

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裏白椎茸

すり身に水っぽさを感じてあまりいい印象がない。

えび椎茸

こっちは食べてない。上のが白と合わせて紅白らしいが、各2個ずつだった。

きびなご手綱

えびときびなごの手綱寿司だが、酢飯ではなく黄身を使ってる。ご飯でいいんじゃねと思った。

チキンサラメ(黒)

鶏挽き肉にレーズとんくるみを入れて蒸しあげたらしい。下との違いは仕上げにまぶした黒ゴマ(黒)とアーモンド(白)の差。黒・白2個ずつ。両方食べたが、黒のほうがゴマの香ばしさでおいしく感じたが、どっちもいける。

チキンサラメ(白)

上参照。

彩り野菜のテリーヌ

5種類の野菜を使ったテリーヌなんだが、酸っぱい味付けに違和感があった。

数の子美味漬

普通に数の子だが、一粒一粒が活きが良く感じた。

ほたて貝山椒煮

お酒のつまみ系。悪くない。

いんげん

あったの気づかなかった。

今回の感想

今回のおせちは、全体的な味は比較的良かったと思う。品によって濃い目と普通のと薄味とメリハリがあるし、どれもハズレがなく手堅い味付けだった。原材料見てみると、添加物が結構少なく思える。書いてあるのしか使ってないという前提だが。

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問題は、価格と量のバランスかな。品数は多いけど全体量は少ないから、物によっては食った気がしない程度。個数はほとんどのが4個あるから4人前ならなんとかなるけど、5人前は無理があるかな。それを考えると、食べ盛りの子供のいる家庭には不向き。

後は値段が値段のせいか、箱が使い捨てじゃない木箱なので、見た目がみすぼらしくないってのもポイント。それなんで、来客がある老夫婦とかならいいかもしれんな。ただ、使い続けるには、安っぽいし耐久性なさそうだからあんまとっておきたくないかもしれんが。

そんな訳で、コスパを無視すれば家庭によっては有りかもしれんが。自腹で買うかと言われたら、絶対に買わないな。

ちなみに2015年のおせちの記事は↓
博多久松のおせち「博多」の感想を書くよ -2015正月おせち-

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