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平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説

こないだちょっと触れた、金村圭介氏の「平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説」の電子書籍を、一応一通り読んでみたんだが。金村臭がきついのを除けば、内容は思ってたよりまともだった。電子書籍としても、目次もちゃんと機能してるし。そんなの当たり前だろうって思うかもしれないが、まともな出版社が出しててもそれすらしてない電書もあるんだよな。

それはともかく、個人的に気になったとこをピックアップしてみる。

総合的お金力

まずは、第一章の「総合的お金力」から。

4.資産形成のインフラを整える

なんか、金村氏は退社後銀行ATMに長蛇の列が出来てると、手数料無料時間内に出金するための情弱がと笑っちゃうらしいが。どうでもいいけど、公務員並みに随分早く帰れるんだな。

それはともかく、ネットバンクの手数料無料とか高い金利については、金村氏ぐらいの年収と資産持ちなら誤差の範囲かもしれんな。まあ、金村氏は時間対効果を無視しても、1円でも多く節約すべきと書いてるからいいんだろうが。

とはいえ、ネットバンクのすすめみたいな文章に関してはその通りだと思う。節約できるお金よりは、ネットで振込や残高確認ができたり、条件クリアでコンビニや郵便局の提携ATMが無料で使えたりする、手間暇を省けるってのが大きい。今となっては、将来住宅ローンで家を買うとか、会社が給与振込口座を指定するとかでもなきゃ、リアル店舗の大手銀行とかには口座作る必要すらないかもしれん。

金額的には同様に、クレジットカードのポイントも資産額から見れば小さい数字かもしれんな。それに、好条件のクレカでも改悪されたら意味ないし。だったら自分にとって利便性が良くて、そこそこ高還元で長く使えそうなカードにした方がいいかも。

5.情報アンテナの張り方を工夫する

情報アンテナと言っても、ネットで無料情報漁りましょうって事らしい。ただ、Feedly(RSS・Atomフィード)については同意だが、Twitterは検索性が悪くて中途半端な気がする。Twitterに関しては、優秀なキュレーターをチェックするほうがいいかもしれん。

どっちにしても、ネットの無料情報って自分の好みで取捨選択してるうちに、内容が偏ってくるんだよな。その点、FPのコメントでは本や新聞について言及してるのは有効だな。そっちはそっちで、既得権益の大手マスコミの都合のいい情報に操作される危惧もあるけど。

6.とりあえずやってみる

ここでは格安SIMを例に出してるが。注意したいのは、リア充で通話やSMSとかが多い人は大手キャリアから変えないほうがいい場合もあるってとこ。金村氏はYahoo!パートナーでナンパしてた頃、SMSの料金ケチるためか、Gmailから連絡してた気がするけど。

初デートの結果(メール&今後の戦略編)

今ならLINE使えばいいんだろうけど

8.目の前の1円に必死になる

ここでは、よくある時給換算すれば小銭程度の節約は無駄って考えを完全否定してる。これには、FPも賛否両論あるだろうと微妙な評価。この辺は個人の価値観によるとしか言えんけど、金持ちは手間暇を金で買うことで間接的に時間を買ってる訳だが。個人的には、自分の収入手間暇金QOLをどう捉えるかのバランス感覚の問題だと思う。

まあ、遠くのスーパーに行くのは小銭より運動になるというのは同意。

第二章 収入力

次は収入力の章。

10.新卒カードを使い倒す

FPのコメントが、「人間味」とか自分を「客観的に見れる」など言葉を濁してるとこから、内容的にはあまり触れたくない印象。しばらくこういう解説が続く。

11.燃費の良さを重視する

「いろいろな価値観」と多様性を認めたり。

12.お金で遠慮しない

「あくまでも、少しずつ」と一般人には無理に勧めなかったり。

13.副業を持つ

ここは本の趣旨から離れたとこが気になった。なんか、金村氏はAdsenseが月間PV 12万ぐらいで月4~6万円の収入があると書いてるんだけど。この数字は、イケダハヤト氏が前に書いたPVと収益の目安とだいたい同じだから納得できる数字なんだが。

ブログの閲覧回数と報酬の関係。「収益早見表」を作ったよ。

1万PV:〜1,000円
5万PV:3,000〜10,000円
10万PV:10,000〜50,000円
20万PV:50,000〜100,000円

ちなみにこの数字は、Adsense以外も含めたイケハヤ氏の実績らしい。そう考えると、金村氏のブロガーとしての資質はかなり「上手い人」に分類されそうだな。Adsense以外にミステリーショッパーが5000~1万円、その他にポイントサイトからの不定期収入もあるのか。

ただ、最近の記事で金村氏は自分のことをこんなふうに書いてたけど。

我がセミリタイアに一点の悔いなし!

・5年半ほぼ毎日ブログ更新して1日のアクセスは1,000以上
・Twitterのフォロワー数750人以上
・ミステリーショッパー8月は30件こなす
・投資での利益は1,000万円
・副業収入月5万円

1日のアクセス1000以上だと、月間PVは3万以上で12万には程遠いんだけど。ちょっとこの辺の数字が著書とブログで剥離してるのが、私気になります。まあ、1000以上だからどんぶり勘定で4万ぐらいあるのかもしれんし、5年間半の平均で最近は多いってことかもしれんが。

本題に戻すと、副業についてはFPも金村氏の言う通り、「無駄なのは時間ぐらい」でお金をかけないなら問題なしとしてるな。ただ、時間の重要さについては年を取れば取るほど実感するもんだけどね。

14.税金を意識する

ここはどうってことないんだけど、FPのコメントがiDeCoの解説にやけに力が入ってたのが、私気になります。

第三章 投資力

今度は投資力らしい。

15.インデックス投資に取り組む

ここは金村氏が参考にした本を読んどけばいいんじゃね。ぶっちゃけ、これ買うよりそっち買った方がいいとも思うけど。

第四章 自制力

傍から見ると貯金・投資と支出に関してはストイックに見える金村氏の自制力について。

19.節約に聖域を作らない

金村氏が読んだ節約本の多くには「支出のメリハリをつける」事が書かれてたらしいが。私の場合印象に残ったのは、「大きい支出を優先」「小さい支出は手間の割に効果が薄い」って感じだが。

ここもFPのコメント通り、極端に走らなくても費用と満足度を秤にかけて、自分なりの妥協点を考えたほうがいいだろう。

第五章 節約力

で、今度は節約力

21.安くて美味いレパートリーを増やす

マクロ的にはあってると思うが、ミクロ的にはちょっと気になる箇所が。

「1人分はかえって高くつく」は言い訳と断言してる割に、その根拠については書いてない。個人的には、毎回1食分の食材を買って使い切るとかでなければ、外食・中食より高くつくとは思わないが。それでも、食材の計画利用や作りおきといった工夫があって、自炊のほうが経済的になると考えてる。

次に買い物。「まず日々買い物に行っていると、食材の相場が分かり、どこのスーパーは何曜日に何が安いという情報が蓄積」と書いてるが。フルタイムで働いてるリーマンだと、帰りに日々食材の買い物するのは結構な負担に思える。まあ、金村氏は積極的に仕事しないらしいから早く帰れたり、最近のスーパーは夜遅くまでやってるから時間的には問題ないのかもしれんが。

22.無料娯楽を持つ

流石金村氏、徹底してるな。私なら、Kindle Unlimitedとか工夫すればコスパの高い娯楽はあるとか書くけど。

25.女に金をかけない

FPコメントのしょうもなさがすべてじゃね。

26.通信費を見直す

随分と派手な格安SIM押しだな

おわりに

最後のあとがきなんだけど。なんか、「本当に驚くべき点は金額でなく、その簡単さです。この簡単さこそが僕がこの本で一番伝えたかったことです」とか書いてるが。よっぽど、前作のレビュー「当たり前のことしか書かれていない印象」と書かれたのがツボだったんだな。ついでに、「無料で読めるブログで十分」への気の利いたツッコミもして欲しいかな。余談だが、「無料で読めるブログで十分」とレビューしたK氏だが、今回のも同じようなレビュー書いてるな。

無料ブログで十分。カネの無駄。

ただこの人、電子書籍じゃなくオンデマンドの紙本でレビューしてる。これ含めた金村氏の著書のレビューは、いずれもAmaazon購入者じゃないことから察すると。多分、Kindle Unlimitedで読んでレビューしてたけど、K氏の2回目は電書と間違えてオンデマンドの方に書いちゃったんだと推測する。そういえばなぜか、今回の本って前作と違って電書とオンデマンドが別ページになってるんだよな。

平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説

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今回の感想

そんな訳で、全体的には、金村氏のクセのある芸風QOL的に一般人には受け入れがたい方法に、FPの人がツッコミ入れてマイルドにしてバランス取ってる感じ。しかも、金村氏の面子を潰さないだけでなく、将来的には自分とこの投資講座とかに誘導できるような舵取りがなかなか見事。

読む前は事前情報の先入観もあって、かなりうがった見方をしてきたが。一言コメント入れてるFPというか、おそらく梶田洋平氏なんだろうけど。手広げすぎて胡散臭い印象だったが、意外とといいコメントしてたのが意外。流石は若い頃から「カリスマ慶應生」を自称して本とか出して、今ではネットビジネスで投資副業ピラティスと訳の分からない事業拡大してるだけあって、どんな相手にも対処できるんだな。

「平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説」を無料商法でランキング入りさせた金村圭介氏の思惑は果たしてうまくいくのか?

まあ、適当に仕事してても真面目なふりしてれば首にならない職場に正規雇用されてる人にはいいんじゃね。後は下みたいな記事で、Webで無料で読める情報をまとめた電子書籍とかも加えておけばネタ的には完璧。ちなみに、コメントで金村氏の著作も要らないだろってツッコミには「そうですか・・・としか言えない」とレスしてるな。

買わなくていい物リスト

以下余談

30代平凡サラリーマンでも貯金1,000万円を貯めるためにやったことを全力でまとめてみる

なんか、「平凡なサラリーマンが3700万円の資産を築いた27の方法とその解説」とかの金村氏の著作について、他の人はどういう感想を持ってるのかググってみたんだが。そしたらいくつかの項目で類似点のある記事が見つかったんだけど。

30代平凡サラリーマンでも貯金1,000万円を貯めるためにやったことを全力でまとめてみる

1 貯金1,000万円を貯めるために
1.1 目標を文字にしよう
2 支出を減らす
2.1 固定費(住居費)を削減しよう
2.2 おこづかいは手取り10%まで
2.3 無駄な手数料は払わない
2.4 クレジットカードの使い方を厳選する
2.5 ふるさと納税を活用する
2.6 車は持たない
2.7 保険は必要最小限に
2.8 見栄にお金を使わない
2.9 貯める銀行口座を作る・触らない
3 収入を増やそう
3.1 共働きをしよう
3.2 資産運用の力を借りる
4 貯金の反省点
4.1 過度な節約はしない
5 お金はほどほどに使っていこう

ちなみに、金村氏の本の目次はこんな感じ。

はじめに

第一章 総合的お金力
1.目標を超明確にする
2.家計簿、予算、決算を作成する
3.何でも公開する
4.資産形成のインフラを整える
5.情報アンテナの張り方を工夫する
6.とりあえずやってみる
7.雑音は完全無視する
8.目の前の1円に必死になる
9.習慣化する

第二章 収入力
10.新卒カードを使い倒す
11.燃費の良さを重視する
12.お金で遠慮しない
13.副業を持つ
14.税金を意識する

第三章 投資力
15.インデックス投資に取り組む
16.投資を愚直に続ける
17.投機をしない

第四章 自制力
18.何でも自分でやれないか考える
19.節約に聖域を作らない
20.見栄にお金を使わない

第五章 節約力
21.安くて美味いレパートリーを増やす
22.無料娯楽を持つ
23.住宅費を慎重に検討する
24.つまらない飲み会には行かない
25.女に金をかけない
26.通信費を見直す
27.車を持たない

真偽の程は読んだ人の判断に任せます。なお、感じた方には個人差があります。

さらに余談

エックスサーバー

この「おさいふプラス」ってサイト、なんかエックスサーバーから警告が来たっていうから、アクセス数が多いサイトかと思ったら、プラグインとかの負荷の方が問題だった模様。

エックスサーバーから警告!WordPress Popular Postsが原因?!WP Fastest Cacheで解決!

どうでもいいけど、WP Fastest Cacheって無料版はモバイルのキャッシュ作成は対応してないと思ったら、有料プラン導入してるのか。金あるな。それはともかく、やっぱりWordPress Popular Postsはやばいみたいだな。

うちのサイトも当面はとりあえず、スターサーバー(移行してないから実質ミニバード)から、WordPress Popular Postsはやめてくれって警告来るぐらいアクセス増やすのを目標にするか。

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ファミコン芸人フジタ

そんな訳で、10月のKindleオーナーライブラリーで選んだ「懐かしファミコン パーフェクトガイド」を読んだんだが。事前に見たレビューとかでは、ファミコン芸人フジタ氏絡みの点を嫌ってる人もいたが。フジタ氏は前にテレビで見たぐらいの知識しかないが、マンションの一室に鬼のようにゲームを積んで、リアル足の踏み場もない衝撃的映像だったのは覚えてる

この件に関して「愛」がどうだという人もいるが。

本のプロフィールによると、この部屋の他に「5個の倉庫」があるらしいから、そっちではちゃんと整理してるんじゃね。

懐かしファミコン パーフェクトガイド

で、「懐かしファミコン パーフェクトガイド」の内容については、まあこんなもんじゃねって感じかな。前に同じくオーナーライブラリーで読んだ「PLANETS vol.7」と比べると、ゲームに関する記述はゲーマー的には納得できる気がする。ページ数と値段も、まあ妥当なとこじゃない。ちょっと、取り上げられてるゲームに偏りが見られるが、おかげで個人的には面白く読めたかな。けど、一回読めば満足だな。オーナーライブラリーやKindle Unlimitedにはうってつけだけど。

「PLANETS vol.7」については↓
「PLANETS vol.7 Repackage」をKindleオーナーライブラリで読んだよ

ただ、電子書籍の出来としてはかなり不満がある。Kindle Fire HD 8.9の縦画面で1ページずつ読んでも字が小さいのはまあ仕方ないとしても、拡大しても小さい文字だとぼやけてるんだよな。紙面のゲーム画面とか紙の資料のスキャンみたいなのは、大きさによっては判別できないぐらい不鮮明なのもあった。ファイルサイズ 61839KBってのは、カラー・白黒半々で128ページだとちょっと容量ケチり過ぎかもね。それとも、単に元の紙ムックの画質が悪いだけなんだろうか。

懐かしファミコン パーフェクトガイド: いまもあそべる せいしゅんの8ビットゲーム

今回の感想

この本を見た時は最初、「ニンテンドークラシックミニ」の便乗本かと思ったけど、出版日から判断するとそれはないのかな。中身はミーハーぽいかと思ったが、流石はファミコン全ソフトを所持してると豪語するフジタ氏の協力だけあって、思ったよりは読み応えがあったな。

ただ、親に好きなだけファミコンソフトを買ってもらえたフジタ氏だと、当時の一般国民の子供が踏み込んだアウトローな世界については知る由もなかったかな。

ディスクシステムの闇

以下余談。

P90の「想い出のディスクシステム」で、オプションのディスクシステムに触れてたのを見て思い出したんだが。本書ではディスクシステムの仕組みや歴史的経緯について説明してたが、ちょっと補足しとく。まあ、Wikipedia読んだ方が手っ取り早いかもしれんが。

ファミリーコンピュータ ディスクシステム – Wikipedia

ディスクシステム

ファミコンのディスクは同じぐらいのサイズの3.5インチフロッピーディスクと比べると、容量が圧倒的に少なくアクセス速度が遅い上にランダムアクセスが出来ない。とはいえ、両面で1Mビットぐらいの容量はファミコンのメモリには十分大きすぎるので、ディスクシステムには別途RAMを搭載してアクセス頻度を抑えようとしてたらしい。

さらに余談になるが、ディスクシステムのゲームの改造プログラム「トンカチエディター」は、ディスクのトラックが一定以上超えると正常に読み込めないバグがあったらしい。トンカチ作者は「こんな事書くとトラック数多いゲームが作られるかな」とか書いてたが、そこまでメジャーな存在じゃなかったから杞憂だったな。作者は他にも、「トラックが多いとディスクアクセスが多いからクソゲーになるからいいか」みたいな事も書いてた。つまり、ディスクシステムのゲームだとロード待ちはかなりストレスになるぐらい遅かった訳だ。

トンカチエディターについては↓
今のプログラミング教育ってトンカチエディターでファミコンのゲームを改造するのと一緒かよ

ちなみに、最初のアクセスだけで全データをRAMに読み込めば、その後のプレイはアクセス不要(通称オンメモリ)になるんだが、ファミコンでオンメモリのゲームはあったかな。もしかしたら、ザナックがそうだったかもしれないがちょっと確かじゃない。ファミコンのディスクじゃなくてプレステのCDだと、リッジレーサーはオンメモリで感心したな。

暗黒ゲームショップ

ROMカートリッジより安く、両面500円・片面400円で書き換えも出来るディスクシステムが廃れたのは、ROMカートリッジの進化により存在意義がなくなったのと、メーカーが儲からないのが原因となっていたが。個人的にはそれに拍車をかけた存在もあった気がする。

ディスクシステムのゲームは、システム的には書き換え可能だったが、実際には書き換え出来ないゲームも存在した。さらに、カートリッジ並の値段で売ってる、ディスクシステムのメリットすらスポイルするようなの(消えたプリンセスとか)もあった。

ファミコンブームだった当時は、町にゲームショップが結構あったんだが。そういった店の中には任天堂のディスクライターではなく、なんらかのコピーマシンを使ってゲームを書き換えてる店があったんだが。そこでは、在庫があればどんなゲームでもコピーしてくれたらしい。

書き換え料金はだいたい任天堂と同じ値段だったから、正規のラインナップで書き換え可能なタイトルをコピーするメリットはなく、主に利用されるのは当然書き換え不可なセルオンリーのゲームなのは言うまでもない。これだと消えプリみたいな販売専用のゲームは、売上がコピーに食われるは、書き換えられても一銭も入らないからたまったもんじゃなかったろう。

子供からしたら大人の事情なんて知らないし、金払ってるから罪悪感とかも同然なかったが。正規のディスクライターには違法コピーしたディスクをチェックする仕組みがあって、その時初めてアンダーグラウンドな世界に手を出したことに気づいたけど。その後店員に事情聴取とかされそうになったら、電車で痴漢がバレて線路に飛び込むぐらいの心境になるよな。

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愛しのアイリーン

なんか、楽天Kobo割引クーポン対象の中に、新井英樹著の「愛しのアイリーン」を見つけたんだけど。当時連載されてた、ビッグコミックスピリッツは立ち読みしてたから何話か読んだ記憶があるけど。他の連載作と比べて、浮いた作品だなと思ってた。

そんな訳で、上下巻2冊で完結して1冊270円で20%割引クーポン対象なんで買ってみた。20%オフより、200円引きクーポンのほうが割引率高かったんでそっち使ったけど。

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対象コミックが20%OFF!:楽天Kobo電子書籍

ただ、これ発行元が元少年A著の「絶歌」の出版社、太田出版なんだよね。ここって、「ピコピコ少年Super」のネット公開でも鯖落ち炎上商法してたところで、正直金落としたくないんだけど。まあ、別に出版社で漫画買ってるわけじゃないからな。

ちなみにAmazonのKndleストアでも、現時点で270円で20%分ポイント還元で売ってるな。

愛しのアイリーン[新装版] 上

愛しのアイリーン[新装版] 下

今回の感想

20年ぶりぐらいに再読したけど、少子高齢化社会になりつつある日本の状況下だと、違和感のない内容にも思えるな。昔は主人公の岩男の言動は笑えたが、この年になると別の意味で笑えなくなってるな。今、若い人が読んで面白いと思えるかは疑問だが。将来結婚するのか迷ってるなら、イオンがいらないと言ってる40才の日本人男性予備軍にならない為にも、読んどいてもいいかもね。

今の世の中じゃ、下手すると就職だけじゃなく、結婚も18才で決まるのかもしれんな。現在、低所得者だけど結婚したい人は、若い時に結婚できないと一生結婚出来ない可能性も充分ありえるし。もっとも、高所得者でも「妻をめとらば」みたいに苦労する人もいるだろうが。

妻をめとらば(1)

そう言えば、妻をめとらばの作中では先輩が新入社員に、「研修中に恋人がいれば結婚、いなければ彼女作っとけ」とアドバイスしてたな。これは、仕事が忙しくて彼女を作る暇のない職場の話だが。その割には、主人公は積極的に女性と付き合ってた気がするが。まあ、そうじゃなければ話が進まないけど。

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モバイルハウス

坂口恭平 著の「モバイルハウス 三万円で家をつくる」を読んだ。内容は、路上生活者の家を参考にして、モバイルハウスを建てるという実験をドキュメント風に書いたもので、元々は雑誌「すばる」で連載してたのを再編成したらしい。

モバイルハウス内容

内容を大雑把にまとめると、家を建てるのに、本当に数千万円の金が必要だろうかという疑問に対する解決策を、路上生活者の家からヒントを得た。家に車をつければ法律上の不動産には該当しないので、建築基準法に従う必要もなく、固定資産税もかからないから金もかからない。土地については、駐車場に設置すれば借地より安く借りられる。

インフラは、電気はソーラパネルで発電して、自動車のバッテリーに充電。筆者は冷蔵庫・エアコンなどの電力を食う家電はいらないらしい。洗濯はコインランドリーを使い、水道は公園の水を使用。ガスはカセットコンロでガスボンベを使うが、使用量が多ければプロパンガスの方が単価安くなるんだろうか。トイレは公園のトイレを利用。

つまり、自分ではできるだけ金を払わず公共のインフラにタダ乗りするってことらしい。本書の記述では「もっと水とトイレがある公園が増えれば、家にインフラを接続しなくても生活することが可能になるのではないか」と書いてある。

まあ、若いうちに遊びでこういう暮らしをしてみるのはいいかもしれんが。年取ってからも持続可能な生活ではないな。

モバイルハウス問題点

実際に、モバイルハウスを設置する駐車場を借りるために契約するんだけど。この時、不動産業者からの「この手づくりキャンピングカーに住むんじゃないですよね?」という質問に、「はい、住むわけではありません」と答えるてるんだよね。これについては、「住む」ことは法律で定義されてないから云々と書いてるが、屁理屈に近い都合の良い解釈をしてるように思える。全体的に、法の抜け道とかを探して、裏ワザ的なやり方で通そうとしてる。

公園の水についても、私的利用を禁じられてるがどこまでが私的なのかは曖昧なので、線引を確認するためにも使うなどと言ってるが。あまり考えにくいが、将来こういう人が増えれば対策が取られるんじゃね。例えば、水を汲むのは2リットルまでとか。

モバイルハウスでの生活?

本書を読んでいると、モバイルハウスに住んでるといっても、実際には365日住んでるようには見えない。家というより別荘と言ったほうが良さそうな頻度に思えた。

後半の「モバイルハウスでの生活」という章(P132~)では、吉祥寺から熊本に引っ越した生活について書いてるが。トイレは「今回は僕が借りている事務所兼避難所のゼロセンターのトイレを使う」って、事務所借りられない奴はどうするんだよ。それ以前に、「吉祥寺のときはコンビニを使おうかと思っていたが」って、トイレ利用するたび買い物するのか。しないで1日に何度も利用する気だったんだろうか。

料理については「ちょとしたものならカセットコンロを使い、ちゃんと料理しようと思ったときはゼロセンターのキッチンを利用した」って、またゼロセンターかよ。ちなみにそこの家賃は3万円らしい。

ゼロセンター Part.1 | プライベートとパブリックの境界をなくす、新しい住まい方の実践。 | TheFutureTimes

他にも夏については、「仕事をするなら、クーラーの効いた図書館のほうが良い」って、やっぱタダ乗りか。まあ、650円払って近くのホテルに行くこともあったらしいが。冬に関しては、 小さいモバイルハウスだと暖房効率が良いとのことだが。夏の暑さに関しては、筆者もモバイルハウスの問題点だと認識してる。

今回の感想

この本を読んでると、ずいぶんと格好いい言葉が並んでるが。例えば、「インフラなんてそんなに必要なのかと、ここで暮らしているとそう思ってしまう。今までが過剰だったのだ」とか、「どこにも寄生しない生き方。これがこのプロジェクトの主題だ」とか。

そういったさんざんご立派なご高説を拝聴したが、結局は国のインフラにタダ乗りする前提なんだよな。なんというか、働かなくても暮らせる生活保護の裏マニュアルみたいなのを読んだ気分になる。日本の家が高すぎるとかの考え方には、同意できる点もあるんだけど。

本書でのモバイルハウスの運用は、オフグリッドで全部やる覚悟がある人には有用だけど、そうでなければトレーラーハウスでよくね。筆者みたいな中途半端な腹積もりなら、キャンピングカーでも買ったほうがいいんじゃね。そうなると数百万の金は必要だが。

まあ、筆者からすれば、インフラタダ乗りとかいう批判自体が的外れな主張だと思ってそうだが。各世帯にまでインフラを引くのは贅沢すぎるので、みんなで共用できるようなシステムにすればいいじゃんみたいな。イメージ的には、キャンプ場みたいな借地を作って、そこにモバイルハウスを設置して住むことが一般的になればモバイルハウスで生活できるぜって感じかな。

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ベーシックインカム

先日書いた「ベーシック・インカム」の感想の続き。今日は第3章について。

第3章 ベーシック・インカムは実現できるか

現在、国家がなしているさまざまな業務をBIの支給に置き換えれば、国家は貧困を解消することができる。資本主義の矯正をもっとも効率的に行えるのがバラマキであり、究極のバラマキとしてのBIである。

P178

この章は財源など、BIの実現可能性について。それと、BI導入で想定される問題や批判などへの回答。

BIの制度と財源

まず前提条件として、BIは従来の社会保障の代替なので、年金や失業保険とかの予算をすべて財源とする。医療保険は、改革の必要はあるが、本書ではほとんどノータッチ。年金の2階建以上については、私的年金に置き換えるのが望ましい。所得税は累進課税を廃止して一律30%。

BIの制度は、20歳以上に月7万円、20歳未満に3万円を支給する。BIに必要な予算は32.9兆円。代替財源の候補は、老齢基礎年金(16.6兆円)・子ども手当(1.8兆円)・雇用保険(1.5兆円)から19.9兆円。一般会計の中の生活保護負担金。中小企業関係費・農林水産省予算・地方交付税交付金のうち、無理やり雇用と所得を維持するために使ってる費用から、15.9兆円。合計で35.8兆円を想定。

BIもらったら働かない?

何もしないで金がもらえるなら、誰も働かなくなるのではないかという批判があるが。収入があればその分支給額が減る、現在の生活保護受給者なら確かにそのとおりだが。BIだと、収入があって税金で3割引かれても支給額自体は減らないので、BIなら働けば働くほど収入が増える。それゆえ、少なくとも生活保護よりは労働意欲は阻害されない。それに、受給額だけでもゆとりを持って暮らせる生活保護と違って、月7万のBIだけでは最低限の生活しか出来ないので、この金額で満足できる人は多くない。

BIの運用方法

筆者が想定してるBIの運用方法は、すべての成人に年84万円を銀行口座に振り込む。基礎控除などほとんどの控除を廃止する。厚生年金は独立採算制の年金に置き換える

銀行口座については、一人一つしか持てないBI口座を作らせて、BI含めたすべての所得をBI口座を通すようにさせる。これによって個人の金の流れが把握できて、税務署の仕事も楽になる。BI口座を通さない所得については「正しく所得を申告したかの挙証責任は、この口座を通さなかった人のものとなる」とする。

BIの水準は低すぎるか

本書で提案するBIは、月額20歳以上 7万・20歳未満 3万の支給だが、これでやっていけるかという疑問について。筆者は、生活保護以下であることは認めているが、著しく低いわけではないと説明。現行の生活保護水準が高すぎるのに加え家賃補助があること、BIの子供への支給が少ないことを理由としている。

具体的な世帯で例を挙げると。BIの給付水準は、子供が二人いる夫婦なら都市部だと大分見劣りするが、町村部では変わらない。老夫婦のみだと、都市部では低いが町村部では逆に多くなる。子供一人のシングルマザーの場合だと、都市部では圧倒的に少なく、町村部では差が縮まるとはいえかなり厳しい水準になる。

都市部での生活保護の優位性については、住む地域によって金額が変わる生活保護制度がおかしいと批判。支給額は固定にして、都市部に住めなきゃ住めるところへ引っ越せばいいと一蹴。個人的には同意。

子供への支給が少ない点については、大人の支給を減らしてその分子供を増やす手もある。本書では、大人の月7万円を6万3500円に引き下げれば、子供を月6万円まで引き上げられるとしている。

本書では一人暮らしのケースについてはまったく想定していない。月7万円だと、健康ならまだなんとかやっていけるだろう。住むところを持ち家か、賃貸なら公営住宅かそれに近い家賃で済ませるのが絶対条件になるが。まあ、若ければ普通働くから問題無いというか、おそらく筆者には到底思いつきもしないケースなんだろうが。35歳過ぎると、それすら厳しくなるからな。BIが導入されれば、状況が変わる可能性もあるが。

ただ、一人暮らしってのは、年をとってからパートナーと死別した老人だって該当するんだけど。この点についての筆者の見解を聞いてみたい。

医療問題

医療費については、BIだけでは解決できないとも考えている。それなので、「生活保護費のうちの医療費に使っている額は、BIの代替財源から除外している」。本書では医療保険という言葉が度々出てくるが、これは民間の医療保険ではなく、国民健康保険や会社の健康保険の意味で、基本的には国の仕事だと考えているようだ。

対策は「いくつかの医療保険のメニューを提示し、人々はそのどれかに強制的に加入させられるという制度を考える」として、選択肢の例は以下のとおり。

  1. 終末医療は受けない
  2. 生活の質を保てない延命治療を受けない
  3. 効果のそれほど明らかでない医療を受けない
  4. かかりつけ医の診断を得なければ専門ないし大病院に行くことが出来ない

この項目を選べば選ぶほど、保険料が安くなる医療保険制度を作る。

BIがメインの本なので、この件については正味2ページもないので、あまり突っ込むべきではないのかもしれないが。医療費の上昇がBIの実現・維持の妨げになりかねない重要問題なので、一応書いとく。

個人的には保険料を安くするのには反対。単に、選択肢については保険適用外にするだけでいいだろう。保険料を安くするのは、医者にかからなかった人とか、医療費が健康診断とかの保険適用外の全額自腹だけか、少額だった人のみを対象にして。さらに、非喫煙者・非肥満者・健康診断の数値に異常なしといったプラス要因に応じて割り引けばいい。もしくは、上記に反対の人には保険料を引き上げるか、保険料はそのままで自己負担割合を増やすか。いっそ両方増やしてもいいと思うが。

4については、国も最初に病院に行く時は、近所の小さい病院での診断を推奨してるが。かかりつけ医のレベルを上げずに実施するのは、片手落ちだろう。都内はどうか知らないが、地方だとかかりつけ医の役割を果たせない奴もいるからな。知り合いの話だけど、お腹が痛くなって近所の病院行ったけど治らなくて。結局、症状が悪化して大病院に行ったら、胆石が原因で手術したらしい。この場合、最初に見た医者の最低限の仕事は、適切な診断が出来なければ専門医や大病院を紹介して、初診料アップされないで済むように紹介状を書くことなんだけど。

下のコラムに書いてある「「様子見ましょう」で手遅れになるような医師では嫌なのです」ってのが、国民の正直な気持ちじゃね。

「かかりつけ医」 の意味はなんでしょう

まあ、今の健康保険でも、医療費が上限超えれば高額療養費制度が使えるから、大部分の人はなんとかなるんじゃない。今後も、この制度が維持されるかどうかは疑問だが。高額療養費制度があっても、どうにかならない人には、「現行の生活保護の運用を改善して賄うしかないだろう」と書いてるが。この問題については決定的な対策はないよな。

BIは賃金を引き下げるか

BIで一定の収入が保証されれていれば、劣悪な条件で働くぐらいなら働かなくなるだろう。そうなると、金がないから仕方なくブラック企業で働く必要がなくなれば、企業は給料を上げるしかなかろう。すき家やワタミみたいに。

また、遊ぶ金欲しさに短期や短時間働きたい人もいるだろう。今までだとそういう仕事は厚生年金に加入させなくてもすむ、学生アルバイトや扶養範囲内に収入を抑えたいパート主婦年金収入が減らない程度に働きたい年寄りの独壇場だったが。BIで、扶養控除とかが廃止されれば、それ以外の人にも働き口が増えるだろう。そうなれば、多様な働き方を認める社会になるんじゃね。

BIと移民

ここは原文そのままで引用。「移民は、年500万円以上を間違いなく稼げる人に限定して認めるしかない。福祉国家は、移民を制約する国家であることを、むしろあらかじめ明らかにしておくべきだ」

これは文句なしに賛成。移民にも寛容な福祉政策は軋轢を生じるだけ。

夢追い人を増やさないか

働かなくても一定の収入があれば、役者や小説家などなれる可能性の低い職業を目指す夢追い人が増えることを懸念してる人には、そうかもしれないと認めている。だが、これは別に良いことだとも言ってる。

私も、現状の生活保護受給者がパチンコ行くよりは全然いいと思う。もしかしたら、そこからベストセラー作家が生まれるかもしれないし。

かつて『ハリー・ポッター』作者ももらっていた「生活保護」 | ダ・ヴィンチニュース

だからといって、生活保護で上記記事にあるようなサポートを政府がやるのは金の無駄。ハリポタ作者にかけた費用は、印税で回収できたかもしれないが。その他大勢のワナビーや脱落者や、本気じゃないけど金払わずサポート受けられて生活保護がもらえるからって、金もらうためだけに職業訓練受けてる日本の失業者みたいな奴が増えるだけ。

バラマキ政策は悪くない

バラマキ政策については明確に書いてる。「要するに、自分の気に入らない支出はバラマキで、自分の気に入った支出はバラマキではないようだ」

上記以外にも、バラマキが批判される理由のいくつかを述べている。頭使わずに誰でもできるから馬鹿にされる政策な点。これは、無能な政府が余分なコスト使って、バラマキより非効率な金の使い方をするほうが問題だと思うが。あとは、ばらまく対象が限られるので不公平感がある点。逆に子ども手当のように、金持ちにも貧乏人と同じ額を配ってると、これはこれで文句が出るんだよな。

感情論は無視して理論的に考えれば、BIは全員に配るから公平でいいじゃないか。金持ち云々については、いちいち所得制限とかをかけるコストを考えると、効率重視で問題無いと思う。それに、本書にも書いてあるが。現状でも、所得の多寡に関係なく所得控除されてるからな

本書では想定されてない問題

そんな訳で、ベーシックインカムについての記述には全面的に賛成なんだけど。いくつか本書では触れてない件について指摘してみる。

海外移住

BIの要件を日本国民にすると、国籍抜かずに海外に住んでる人にも支給されるんだろうか。現在の年金は、海外の銀行の振り込み手数料を国が払って支給してるが。振り込み手数料は、受給者負担にすべきだと思うけどね。

個人的には、国内在住も条件にして欲しいかな。BIで受け取ったお金を、日本の消費に貢献しないで海外で使われても、百害あって一理なしなので。そうなったとしても、私設私書箱を住所にして外こもりとかされたらどうしようもないが。

海外に行く時に出入国管理をして、日本に滞在してる日数をカウントしてチェックするか。すでにこういうことしてるなら問題ないけど。

ちなみに、今のパスポートってICチップ搭載してるのか。けど、パスポートの情報が偽造されてないか確認するぐらいしか出来ないのかな。しかも、ICチップ読み取れない・読み取らないところなら意味ないみたいだし。

大阪府/パスポートのミニ知識

3K労働

BIを導入しても労働意欲は下がらないとは思うが。それでも、介護とかのきつい仕事に就く人は、今より減る可能性はあるな。これは、どこまで3K労働の給料が上がるか次第だが。人件費の上昇は当然、介護費用にも影響は出てくるだろう。

そうなると物価も上昇するだろうから、BIもそれに連動するようにしないと、今の年金みたいに目減りしていくな。

「ベーシック・インカム」感想

本の最後のほうに、こんなことが書いてある。

ベーシック・インカムによって国家は貧困を解消できる。また、他の方法によって貧困を解消することはできない。

貧困問題はお金だけでは解決しないけど、お金さえあれば解決する問題はBIで解決するし。雇用創出にかけてる無駄な費用をなくせるし。生活保護(医療費除く)と基礎年金については廃止できるし。BIで人的リソースと金を無駄に浪費しなくてすむ分、金以外のサポートにも資源を回せるって事だろう。医療費問題については解決出来ないけど、現状の生活保護だと解決どころか悪化する一方なんだからそれより全然マシ。

ちなみに筆者は、今の生活保護はもらい過ぎと考えている。生活保護受給者が、国民健康保険や医療費の免除があるという点については触れていないが、それでも多すぎると思っている。まあ、月7万円のBIがあれば、憲法で保障する健康で文化的な最低限度の生活は送れると思ってるんだから当然だが。

ベーシックインカムは、「ダメ人間を国が養う必要があるのか」とか、「金持ちにまで金を渡すのか」などと批判されてるが。日本で生きている以上、多かれ少なかれ税金の世話になってるわけで。金持ちだと自分が享受する公的サービスより、払ってる税金のほうが多いんだから、たとえベーシックインカムが導入されたって、文句を言われる筋合いはないだろう。

もっとも、ベーシックインカムは世界中でまったく実績のない政策だから、日本で実現する可能性は現時点ではほとんどないと思うけど。受給者を堕落させるだけの生活保護制度を、その場しのぎの対応で延命するだけ無駄だから。ベーシックインカム導入の前に、とっとと住宅・医療扶助は廃止して、現金一律支給一部現物支給に切り替えるべき。まずはそこからだな。

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