今朝のニュースで老朽化マンションの話題が取り上げられていた。
水道から赤い水が出て飲み水に使えないとこ、コンクリートの一部が劣化して下に落ちたとこが紹介されてた。いずれも築40年ぐらいのマンションで修繕されてない。番組によると1/4が大規模修繕をしてないらしい。また、管理組合が存在しないところすらあるとのこと。
古いマンションだと最近買った人は自分で住まないで借りに出す人も多いらしい。そういう人は修繕には興味ないので、住んでる人との温度差がある。そりゃそうだよね。投資目的なら適当に見栄えだけよくしとけばOK。金かかる水回りとかを直すなんてとんでもないって考えだろう。経費を抑えればそれだけ利益が増えるんだから。だから投資用のワンルームマンションを買って住むのは結局、安物買いの銭失いになるんだよな。
番組ではそんな奴らを説得して修繕にこぎつけた例も紹介されてた。まず、メンテ業者見直しで維持費削減。浮いた分でオートロックにして、警備会社と契約してセキュリティ向上。こうして資産価値も上がった。さらに修繕すればもっと資産価値が上がりますよ、上がれば家賃も高くなると説得した。
最後で現行の法律では老朽化マンションの修繕についての法律はないが、豊島区が長期修繕計画の義務を条例化を提案してるという話でしめてた。この手の法律・条令が通るようになるとますます中古マンションなんか買えなくなるよ。やっぱり安い中古戸建を探すしかないのかね。
修繕じゃないけど、老朽化マンションのリフォームについて読んだ本だとこれが良かった。実用的とは言いがたいが。
老朽化マンションの奇跡
こっちは中古戸建。
よみがえれ!老朽家屋
著者の井形慶子氏の本は何冊か読んだが、かなり好き嫌いが分かれるタイプ。一言で言うとイギリスかぶれの自己中。内容は参考になるとこはあるし、一気に読めて面白いんだけどね。
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