闇ウェブ()
なんか先日のクロ現+で、感染するとPCやスマホデータにアクセスできなくなって、解除して欲しければ金払えって言うランサムウェアが取り上げられてたんだが。
ランサムウェアは最近では、「身代金ウィルス」と呼ばれるぐらい一般化されたのか。それと、番組ではこうした犯罪に使われるツールや非合法な物やデータのやりとりされる「闇ウェブ」も紹介してたが。闇ウェブなんて言葉始めて聞いたなと思ったら、番組に出てた高野聖玄氏が代表取締役社長やってるセキュリティ会社の本のタイトルなのかよ。
新品価格 |
NHKも協力して流行語大賞入りでも狙ってんのかと思ったが、「ダークウェブ」って言葉自体は昔からあるみたいだな。ちなみに、「闇ウェブ」とネーミングしてる会社だけあって、結構黒そうなことをやってるんじゃねって指摘が過去にあるな。
身代金ウィルス
で、番組では身代金ウィルスに感染した被害者の70代の男性の事例が出てたんだけど。ウイルスの感染経路はWebページ経由っぽいってことだから、多分Flashのセキュリティホールつかれてランサムウェアを仕込まれたんじゃね。まあ、Javaの可能性もあるかもしれんが、Javaは標準じゃ入ってないだろうし。
結局、この男性は身代金の支払いを拒否したはいいが、ウイルスの駆除が出来なくてPCを初期化して対処したが。その代償に、孫の写真とかが入ったデータの復旧を断念することになったが。けど、この年齢でPC使ってるだけあって、夜のニュースの「ストップ詐欺被害!私はだまされない」の例に出てくる人みたいに、ほいほい金払わなかったのは立派だよな。それだけに、アンチウイルスソフトのインストールやOSとかFlashのアップデートとかしてれば防げたかもしれないのが悔やまれる。
安全の値段?
その後、PCのセキュリティ対策の費用はどのぐらいかかるかって事で、一般家庭にパソコン修理会社の人が訪問して見積もったんだけど。「パソコン修理会社 門馬由樹さん」によると、「55,000円くらいの作業をさせていただければ、100%に近いセキュリティ対策ができる」らしいが。ちなみにこのパソコン修理会社にウイルス駆除を出張サポートでやってもらった場合、概算で税抜き21,000円かかるらしい。
覚えておきたい停電によるパソコントラブルの回避策|@DIME アットダイム
文/門馬由樹
日本PCサービスが運営する「ドクター・ホームネット」 東京支部係長。
闇ウェブ()本の高野氏は最低限の対策と出費を聞かれて、PCとスマホのアンチウイルスソフトで年1万ぐらいと答えてたけど。まあ、出張サービスとはいえ上記費用を考えれば、決して高い金額ではないんじゃね。それに、アンチウイルスもESETファミリーセキュリティ5台3年版最安値3,000円とまではいかなくても、メジャーな市販パッケージでも複数台数使える奴の3年版とかが1万前後で買えるから、年間なら1万もしないんじゃね。
ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版 (windows/Mac/Android/iOS対応)(最新版) 新品価格 |
ちなみに、Windows10以降だとサードパーティーのアンチウイルス入れるぐらいなら、マイクロソフトが無料で提供してる方がマシじゃなく、むしろ害悪って主張もあるな。
これ信じるなら、最近のWindows使ってればアンチウイルスに金かけなくてもいいって事にすらなるな。個人的には、一昔前はInternet ExplorerとOutlook Expressがウイルス感染の温床と呼ばれてたり、Excelのマクロウイルス繁栄で企業を絶望に追い込んだマイクロソフトの製品一つにそこまでの信頼を預けることは出来ないから、金払ってまで有償のアンチウイルスソフトを使っているけどね。
ちなみに今使ってるアンチウイルスソフトはESETなんだが。最近は安売りしなくなってるけど、今年で期限切れるんだよな。
今回の感想
マルウェアとかのネット経由の悪意あるソフトに対して、最低限のセキュリティ対策は当然必要だと思うが。この手の話はネットが一般普及する前から言われてるから、犯罪者とセキュリティ会社のいたちごっこなんだよな。万全を尽くしたとしても、OSとかアプリの不具合までは個人ではどうにもならないし。
そんな訳で番組でも言ってたように、万が一被害にあっても金払ったり相手に情報を与えたりせず、ウイルス駆除が出来なければ黙って初期化が正解だな。そのためにも、日頃からこまめな複数バックアップを心がけるべきだろう。
コメントを残す