キネ旬Review
なんか、映画のレビューが内容関係ない「性的な言及」してキモいんだけどで炎上してるみたいな記事を読んだんだけど。
芦田愛菜の主演映画をレビューした評論家に嫌悪感も「気色悪い」
キネ旬 Review ~キネマ旬報映画レビュアーによる新作映画20本のレビュー|KINENOTE
「17歳の女子高生・佐山うらら」を演じる芦田愛菜氏をそう評したら嫌悪感を感じる人のお気持ちを害するのは許されないのか、私気になります。
(感じ方には個人差があります)
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個人的には古賀重樹氏のレビュー見て、「大人でもない 子供でもない」を思い出した。
少女
ついでに、元記事では「少女」は辞書では年齢がーとか書いてるけど。キネ旬Reviewの表記ルールが「デジタル大辞泉」に基づいてるとかじゃなければ、17歳が少女じゃないってあなたの感想ですよねでも「見解はおかしい」とまで言えるのか、私気になります。
(個人の感想です)
ちなみに、「精選版 日本国語大辞典」では現在の意味では具体的な年齢は書いてないけど、大辞林(多分初版)では「普通、七、八歳から十五、六歳くらいまで」って書いてあった。
辞書的な少女の年齢の解釈が大辞泉と大辞林で違うのは、出版社とかの違いより年代のほうが大きいのか確認したかったが、これ書いた時はコトバンクで「大辞林 第三版」が引けたけど、今はないんだよな。まあ、辞書サイトとしては日国精選版が使えるようになったからこういうのでいいんだよかもしれんが。
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それはともかく、仮に少女の定義が昔より年齢が上がったとしたなら、古賀重樹氏は「1961年福岡市生まれ」だから17歳は少女じゃないと思っても不思議じゃないのかもしれんな。
知らんけど。
ただ、デジタル大辞泉の定義って年齢の後に「成年に達しない女子をさす」って記述もあるんだよな。ちなみに、デジタル大辞泉の「成年」の定義は、流石にデジタルだけあって最近の法改正にも対応してるな。
日本の現行制度では、満18歳。
そうなると、「少女」の意味も更新されれば「18歳前後」も撤回されるのか、私気になります。
(感じ方には個人差があります)
今回の感想
そんな訳で、学校のテストじゃない映画のレビューなんて主観的な意見になるんだからおまそうでいいんじゃね。それが商売になるか受け入れられるかは知らんけど、今回の件だと現時点でレビューがそのままってことはつまりそういうことなのかもしれんな。
知らんけど。
ついでに、どこで炎上してるのかググったら、キネ旬Reviewの運営の株式会社キネマ旬報社に質問送った映画監督・TVディレクターのML9合同会社代表の西原孝至氏のツイートと参考リンクが見つかった。
キネマ旬報「キネ旬Review」について@kinejun_books
6月22日に編集部宛に質問を送付した件で、本日回答をいただきました。
1.2枚目が私からの質問、3枚目がご回答です。ご対応に感謝申し上げます。先方からの許可をいただき、共有します。 pic.twitter.com/Lq0ceZoYeE
— 西原孝至 Takashi Nishihara (@tk_nishihara) June 28, 2022
キネマ旬報の星取レビュー、「メタモルフォーゼの縁側」の芦田愛菜についての古賀重樹評、何これ……?
「すでに少女ではないけれど、性的な魅力にあふれるというわけでもない。そんな中途半端な年ごろの感情を、実に理知的に表現している」https://t.co/hu5cZtkLH2— おなか (@HNamachiri) June 20, 2022
主人公が男子高校生でも「すでに少年ではないけれど、性的な魅力にあふれるというわけでもない。そんな中途半端な年ごろ」と書くだろうか。もうひとりの男性評者による「芦田愛菜が嫌いだった」から続くくだりも、男性の俳優相手にこんなこと書くだろうか。これが映画評だとしたら何を見ているのだろう https://t.co/1YEmCbLMS4
— 瀧波ユカリ@新刊出ました (@takinamiyukari) June 20, 2022
ざっと流し見しただけだけど、おまそうとおまそうがぶつかっても人は分かり合えないよでファイナルアンサーかもしれんな。
(諸説あります)
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