PC離れ?
なんか、PC先進国っぽい米国でも若者のPC離れが進んでるみたいな記事を読んだんだけど。
確かに、AndroidとかiOS使ってるとパスとか設定ファイルとかを理解できない気はするが。そういった知識を覚えなくても使えるぐらいOSとアプリが進化したと思えば、むしろいい事とも言えるんじゃね。
キーボードについては、フリック入力の先は音声入力って気がしないでもないが。いくら音声認識の精度があがってキーボードやフリックより早く入力できても、人前で全部声出して入力できるとは思えない気もするが。
それを差し引いても、もう何年かすると、エンジニアとか目指すんじゃなければタッチタイピングやPCの知識なんて必要なくなるんじゃね。ニュースでも、医者の入力時間短縮のため音声入力を導入してる例を見たし。高収入の専門職なら、必要ならそういう環境整えるだろうし。まあ、事務職とかデータ入力系の仕事とかならタイピング力が必要かもしれんが。この手の業務は中国とか単価の低い外国への外注が進んで、国内だと完全な買い手市場で買い叩かれそうな気がしないでもない。
余談だけど、とある病院が電子カルテ導入したら、それ使えない医者が閑職に回されたって話を聞いたんだけど。そこにも音声入力が導入されてたら、キーボード入力できなくても体力の続く限りは現役でいられたのか、私気になります。
今回の感想
そんな訳で、シンギュラリティがーの某氏じゃないけど、PCの知識やタッチタイピング能力なんて、将来的にはバスの運転手の大型二種免許みたいに、仕事では必要とされなくなる日がくるかもしれんな。それが1年後が40年後か、それともその先になるかは知らんが。
都営地下鉄に都営バスの運転手募集の広告が出てるんだが、「バス運転手徒弟制度 一生やっていけるように育てています」と書かれてて……心意気は良しなんだが、どう考えたって今の若者が定年退職する前に無くなる仕事なんですけど、それ。
— ポン介 (@ume_pon) 2018年11月3日
個人的には、System 6時代のMacOSからPC始めたから、パスの概念は比較的簡単に理解できたけど。これがMS-DOSとかCUIのLinuxが最初だったら、かなりハードル高かった気がする。それとも、当時のDOSユーザーならtreeコマンド一発でだいたい分かったのか、私気になります。
とはいえ、OSがブラックボックス化するのもいいことばかりじゃない気もする。Windowsのレジストリみたいなクソ仕様だったら、まだテキストファイルでシコシコ設定するLinuxとかの方がマシな気がしないでもない。まあ、この考えは老化現象と思えないこともないけど。
それはともかく、元記事のオチが少し気になったんだけど。
高校の生徒たちから失われつつあるコンピューターのスキルとは?
そのため、ウェロンズさんは親御さん向けに、安価なRaspberry Piでもいいので、マウスとキーボードを使う汎用コンピューターを子どもに触らせるようにして欲しいと呼びかけています。
スマホあるなら某貧困JKみたいにBluetoothのキーボード買うだけでいいんじゃね。日本だとRasbperry Piのセットだけでも結構するし。
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Pi Zero Wとかならもっと安く済むけど、この他にモニタ・キーボード・マウスが必要になるからな。まあ、モニタとかの周辺機器はPCでも必要だけど。
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Raspberry Piは購入しようと考えていた時期もあったけど、ストレージがデフォでMicroSDだと常用は厳しい思った。さらに、Model B買うならもう少し足して、中古の小型PC買ってRaspberry Pi Desktopインストールしたほうがいいんじゃねとも思った。
というか、アメリカだったらもうChromebookで良くね。これなら100ドル台で買えて、モニタやキーボード・マウス買わなくて済むし。
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