鎌倉市図書館
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) 2015, 8月 26
なんか、鎌倉市図書館のツイートが話題になってるらしいが。昔、いじめで自殺がブームだった頃にもよく聞いたので、この主張自体は目新しさを感じないが、おおむねは同意。ただ、このツイート、教育委員会の方では削除を検討してたらしいな。
鎌倉市図書館のツイート「学校がつらい子は図書館へ」 一時は削除も検討
投稿から1日が経過し、Twitterでは6万RTを超えているほか、新聞社やネットメディアが報道、多くの人たちの共感を呼んで鎌倉市図書館に対する賞賛の声が上がっているが、市教育委員会内部で同日、ツイートの削除を検討していたことが明らかになった。
この後キレイ事が並べられてるが、実際ポジティブな反応が多かったから残しただけで、逆の反応なら間違いなく削除してたよな、これ。元のツイートを発信したのは、現場担当者の判断なのか上の指示なのかは不明だが。鎌倉市図書館のツイート自体は評価できるが、市の教育委員会については、所詮役人仕事なんだろうな。
逃げちゃダメだ!?
実際に、このツイート通りに学校行きたくないから図書館行ったとして、それがきっかけで本格的な不登校になったらどうするんだろう。そうなると、将来の進学に悪影響与えるだろうから、そのさらに先の就職活動にも当然支障をきたすだろう。現在の新卒優遇な就職状況が変わらないなら、図書館に逃げたことが原因で一生を台無しになる可能性もあることは、頭に入れといたほうがいいんじゃね。
もっとも、自殺すれば進学とか就職関係なく人生ジエンドだけどさ。まあ、学校休んで図書館行くってのは、自殺するよりはマシってだけであくまで次善の選択だと思う。親が金持ちで一生働かないで遊んで暮らせる身分でもない限り、死なない程度に学校行っとけ。
それでも行く気が起きないなら、「下流老人」とか「ワープア」の現状や、「40歳以上の日本人男性はいらない」社会の風潮について調べとけ。どうでもいいが、小学校とかの社会科見学って、まともな企業行くよりブラック企業で奴隷労働してるのを見させたほうが勉強になるよな。不真面目なガキも、社会の現実を知れば多少はやる気が出るんじゃね。中には学生時代は好き勝手遊んで、大人になったら生活保護を受ければいいんだって奴も出てきそうだが。
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