マネーブリッジ自動入出金機能
なんか、楽天銀行と楽天証券の連携が強化される機能が追加されるみたいだが。プレスリリースを読んだところ、MRFの代わりに現時点ではMRFよりはるかに高い金利の、マネーブリッジ特典0.1%の普通預金に自動振替する機能みたいだが。利用者的には実質的に、楽天銀行の口座から直接楽天証券の商品を買えるようになるって解釈でいいのかな。
楽天銀行×楽天証券口座連携サービス「マネーブリッジ」に自動入出金機能を追加
優遇金利でお預かり!
楽天証券口座内の余力資金は自動的に楽天銀行の普通預金口座に振り替え※2、年0.10%(税引後0.079%)※3の優遇金利を適用します。昨年以降、MRFが利回り年0.000%で運用されている中、少しでも高い利回りをお求めのお客さまには非常に魅力的なサービスです。※2 2017年2月17日以前に「マネーブリッジ」をご設定いただいているお客さまにつきましては、新たに「自動入出金(スイープ)」機能の設定が必要となります。
※3 2017年2月6日現在、優遇金利は金融情勢等により予告なく変更する場合があります。
ぱっと見のデメリットは、楽天銀行に預金保険の上限1000万以上預けてる場合ぐらいかな。後は、ここ数年0.1%が続いてる、優遇金利が改悪される可能性についても注意書きがあるな。
個人的には、使用範囲が多岐にわたる楽天銀行の普通預金が、証券口座の購入限度額になるのは好ましくないので利用しないと思う。今まで通り、楽天証券で投資信託とか買う時は、楽天証券から必要額をリアルタイム入金する手間を選ぶかな。
楽天で頻繁に株取引やってる人なら、そんなしち面倒くさいことはしたくないだろうから。それが気にならないなら、今までMRFに大金ぶっ込んでる人にとっては、ゼロ金利政策以降クソ利回りになったMRFの代わりに、現在0.1%の普通預金に勝手に切り替えてくれるんだから、利用価値あるんじゃね。
今回の感想
今回の新機能により、楽天銀行と楽天証券の資金がよりシームレスに使えるようになるみたいだが。マネーブリッジの普通預金金利優遇といい、楽天的には楽天銀行の客を楽天証券に引きずり込むと言うよりは、将来的にはこの二つを統合して一つのサービスにしたいように思える。ただ、気になるのは楽天と名はつくが、銀行と証券って元々別会社のサービスを買収したと記憶してるが。
楽天銀行はイーバンク銀行の頃から利用してるし、今でもホームページのタイトルは「楽天銀行(旧イーバンク銀行)|ネットバンク」と「イーバンク銀行」の名前が残ってるな。イーバンクといえば、ジャパンネット銀行とかとネット銀行の先駆け的な存在だったけど。携帯からネットバンクを操作して割り勘にするテレビCMをやってたJNBと違って、同行間の振替手数料が無料だったんで重宝する時もあった。余談だが、JNBの口座はYahoo!プレミアムの割引だったかのために作ったが。同行間(今でも有料)だけでなく他行も当然のごとく振込手数料有料で無料条件ないし、口座残高10万以下だと口座維持手数料(現在は廃止)取られるとか、いまいち使い勝手悪かったんで解約したが。未だにここのメリットを見いだせない。
閑話休題。楽天証券についても触れとくと。元はディーエルジェイディレクト・エスエフジ-証券株式会社だったらしい。てっきりDLJダイレクトかと思っていたが。楽天証券で使ってるマーケットスピードは、DLJ時代からある高機能なツールらしく、今でも楽天証券で取引してなくてもこれだけは使ってる人もいるとか聞くな。
そんな訳で、元々別会社のシステムのサービス連携させるのは大変そうだな。それでも、楽天経済圏の繁栄のためには譲れないところか。個人的には、金融もいいけど電子書籍のクソアプリとブラウザ未対応もなんとかして欲しいところだけどね。
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