今年になって、証券税制優遇が終了して。株の譲渡益や配当、投資信託の分配金の税率が10%から20%に戻ったけど。貧民にとってはバカにならない金額になるので、なんとか対応策を調べてたら、配当控除という制度がある事に気づいた。
配当控除
配当控除とは、国税局のページによるとこういう事らしい。
配当所得があるときには、一定の金額の税額控除を受けることができます。これを配当控除といいます。
配当控除を受けるためには、確定申告が必要です。その際には、配当について源泉徴収された所得税と、この配当控除の額が納付すべき税額の計算上控除されます。
詳しい説明は上記リンクで確認してもらうとして。実際に、税金が安くなるかは読んでもよく分からねえ。それなので、確定申告書等作成コーナーで申告用の書類を作成して、確認するのが一番だろう。かいつまんで話すと、低所得者だと税金が安くなる可能性はあるけど。高所得者だと、逆に税金が高くなる可能性がある。
というのも、配当控除すると分離課税から総合課税になるので。累進課税な所得税の税率で計算されてしまうから。まあ、分離課税でも以前の10%から20%になってるから、リーマンの平均年収ぐらいなら、どっちも変わらないのかな。
貧民な私には、この制度を利用するメリットはあるけど。ただ一つ深刻な問題があった。上述した配当控除の説明によると、「配当控除を受けることができる配当所得」というのがあって。日本株の配当は対象になるんだけど。投資信託だと、REITとか債券に投資してるのは対象外なんだよね。ぶっちゃけ、国際のワールドリートとフィデリティのグロハイは、配当控除が受けられない商品だった。
そんな訳で、株の配当のみ配当控除するために、確定申告するかどうか検討中。ワリート・グロハイは何とかならんのかな。
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