二科展
なんか、モデルの押切もえ氏が二科展に入選したってニュースを読んだんだが。
二科展というと、芸能人が多数入選してるというイメージだが、単に入選作が多すぎるだけの気がする。それなんで、二科展を見るのは大変って話をどっかで聞いたな。下記記事は2012年の二科展の様子だが、間違った見解ではなさそうだ。
エウリアン
なんて事を考えてたら、昔秋葉原とかで「絵はお好きですか?」とか声をかけてくる美人のお姉さんを思い出した。ちなみにそのエウリアンの元締めって、アールビバンって会社でJASDAQ上場企業なんだよな。
ここってまだイルカの絵とか売ってるのかと思ったら、今では萌系のイラストにも手を出してるのか。しかし、ここと契約したイラストレーターって何考えてるんだろう。自分がクリスチャン・ラッセンやヒロ・ヤマガタ扱いされることは明らかなのに。
契約した作家の中にも、そういうふうに考えてた人はいるみたいだな。
岸田メル先生のツイートによると、ロイヤルティは売上の5%ぐらいらしい。
@Arc_Type_Earth0 詳しくつめてないですが、ネットの情報や聞いてる限りだと5%前後ではないですかね。
— 岸田メル (@mellco) 2013, 7月 19
高額な絵だから、5%でも売れればかなりの利益になるな。これならエウリアンの仲間と思われても、契約するメリットありそうだな。
アールビバンパクリ疑惑
ちなみに、私がエウリアンの存在を知ったのは、地方の駅ビルだったかで天野喜孝展を見たからだが。当時は(も)ローンすら組めないほどの貧乏人と思われたみたいで、なんとか無事に帰れたが。現場のヤバい雰囲気を感じて家帰ってから調べたら、自分がどれだけ危険な状況だったのかが分かって恐怖したな。そんなアールビバンだが、それとは別の問題を起こしかけてたみたいだ。
これって、コンペ方式に応募したら不採用だったのに、なぜか応募案と似たような商品が販売されたみたいな感じか。パクられ元とされるTRINITY Fine-Art’s Design側は、この件については元記事を削除して結果報告だけしてるけど。
上記記事によると、アールビバンのメールで回答の大筋は、パクリじゃないから問題ないけど今回は中止すると、どこかの国の五輪エンブレムみたいなことを言ってるらしい。まあ、TRINITYも「某社が行ったとされるTRINITY商品のデザイン盗作(疑惑)について 現状報告」という記事をまるまる削除してることから判断すると、アールビバンからそれなりに誠意のある対応がされたんじゃないのかな。
アダチ版画
どうでもいい話だが、昔アダチ版画という会社に資料請求したことあるんだよね。結構立派な紙のカタログが送られてきたんだけど。当時は気付かなかったが、アダチ版画って楽天にも店出してるのか。
派遣切りされなければここのショールームに行って、歌麿か写楽の絵を買ってたかもしれんな。価値観は人それぞれだけど、アールビバンとかのシルクスクリーンが数十万円するのに、江戸時代と同じやり方で版木を彫って一枚一枚手で摺ってる多色刷り木版画が1万4千円ぐらいから買えるからな。
まあアダチ版画の場合は、北斎とか広重の取り分がないからかもしれないけど。職人の技術料と大量生産できない工程考えると、この価格は高いとは思えないかな。
今回の感想
なんか、押切もえとか二科展関係なくなったが。アールビバンって利益率高そうだから、商売としてはどうかと思うが投資対象としては悪くないかもしれんな。ヤバい不祥事さえ起こさなければ。
コメントを残す