Kindle Unlimited迷惑?
Kindleで無料本を漁ってると、「¥0」で無料だと思ったら後ろに「Kindle Unlimited」と付いてるなんちゃって無料本のお陰で分かりづらいんだけど。そんな、アンリミ契約者以外にはうざいことこの上無いシステムなんだけど、どうやらこれがKindle無料本の供給源になってる事を知ったんだが。
Kindle無料本
以前にも紹介したリンクだけど、Kindle Unlimited立ち上げ時に荒稼ぎした人についてなんだけど。
“Amazon読み放題”で個人作家はこれだけ稼いだ 1カ月の収益、鈴木みそさんが公開
無料キャンペーンでランキング順位を上げ、勢いがあるうちに作品を追加投入する――などの戦略が奏功したという。
そう言えばKindle本のハウツーで、宣伝代わりに一時期無料にしてランキング上位に入ってから元の値段に戻して売る戦略があるらしいが。どうも、Kindle Unlimitedで成功体験した人の情報から、さらに拍車がかかってるみたいだな。それなんで、アンリミ契約者以外は、ランキング目当ての本が無料になった時が狙い目だな。新規発売時の他に、売上が落ちるとテコ入れで無料にする場合もあるみたいだな。
kindleアンリミでkenpc回復のために、正月から無料キャンペーンを5日間くらいやっていたけれど昨日では9万台まで回復。「無料キャンペーンはkenpc回復に有効」という事がこれで明確。kenpcが下がってきたらまたキャンペーンを繰り返せばいいし、これは手堅い収入源。 pic.twitter.com/bZmgUw4ZlL
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年1月10日
ちなみに、無料キャンペーンは最長5日間らしいが、「最長」ってことは設定で短くも出来るみたいだから、こまめにチェックしたほうが良さげだな。
Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング: Amazon の Kindle ストアでの電子出版に関するヘルプ
今回の感想
そんな訳で、Kindle Unlimitedのせいで無料本が分かりにくくはなったが。アンリミ参加してる人の中には、売れなくても読まれれば金が入ると割り切ってるおかげか、無料キャンペーンに積極的な人が多くなるから悪いことばかりでもないな。
ただ、アンリミも出版社の今売りの雑誌や新刊といった目玉タイトル以外は玉石混淆だからなあ。個人的には、容量数百キロバイトでページ数も少ない本はほとんど読まないので不明だが。Amazonのレビュー見る限り、個人が適当に書いた駄文ならまだましで、中にはネットのコピペ改変程度のゴミまで混ざってそうだからな。それに月7桁稼いだ人でも、CCC系列の古本屋で売れ残った在庫処分品をTSUTAYA図書館に売りつけるような錬金術だし。
デジ同人作家で収益を最適化する考察。作成期間はentyで連載→完成後はdmm同人で売る→携帯コミックのお誘いが来たら受ける→半額・値引きセールにも積極的に参加する→数字が落ちたら総集編等のまとめ売り→もう全然売れなくなったらkindleアンリミで公開→キャンペーンを繰り返す。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年1月10日
そう考えると、Kindle Unlimited対象本を購入する時は内容を吟味して本当に購入する価値があるか良く考えたほうがいいな。金額が高いほうがお得に見えるからか、かなり強気な価格設定も目立つし。まあ、アンリミ契約してれば、読んで確かめれば済む話だが。
私の場合、アンリミ未体験でこれの劣化サービスと言われるKindleオーナーライブラリーしか使ったことないが。正直、これまで読んだ本の中で買うべきか迷ったのは、今のところ「シックスサマナ」ぐらいだな。
ぶっちゃけ、Amazonにはオワコンタイトルやチラシの裏レベルで水増しした100万冊もいらんから。紙の本出せる出版社レベルか厳選したタイトルだけでいいから、低価格なKindle Limitedサービスも検討してもらいたいところ。もっとも、980円も払えない奴は少数派ですよと言われるかもしれんがな。
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