投稿者: 綾川

  • WordPress移行してみたよ -スターサーバープラスからミニバード編-

    WordPress移行ってどうよ

    前に書いた通り、このサイトはスタードメインの無料Webサーバ機能、スターサーバープラス(現在新規受付終了)から、有料のミニバードに移行してる。WordPressなら移行も楽だろうと思っていたが、予想より面倒な作業だったよ。ログのエクスポート・インポートと画像のダウンロード・アップロードだけで済ませるのならまだマシだったんだが。今回は、プラグインやカスタマイズしてる、環境まるごと移行したかったので。手順調べて、ちょっと躊躇したけど。このブログでは、独自ドメイン+WordPressなら他社への乗り換えも出来るぜ、なんて散々書いた手前。やらない訳にはいかないよな。

    それで具体的な移行方法を探したが、ネットオウルの情報だけでは足りなかった。それでググったら、親会社のエックスサーバーのマニュアルに書いてあったので、参考にしてみた。

    WordPressの移転について

    WordPress移行事前準備

    まずは、移転元のWordPressサイト(今回はスターサーバープラス)でやることから。

    データのバックアップ

    アップロードした画像・インストールしたプラグインや、カスタマイズした設定情報などを復元する為、移転元でWordPressをインストールしたフォルダまるごと、FTPを使ってダウンロードした。容量はそれほど多くないけど、ファイル数が数千ぐらいあるから結構時間かかったな。

    データベースのバックアップ

    20140413b

    phpMyAdminのエクスポート機能を使ってバックアップを取る。それには、phpMyAdminのログインに使うIDとパスワードが必要だが分からない。というのも、簡単インストールでWordPressの設置をしたから、データーベース名とパスワードも自動で設定されるんだよな。ちなみにDBのパスワードは設定ファイルに書いてあるので、直接見て解決した。

    wordpress 初期設定のMySQLのパスワード

    これで事前の準備はOK。

    WordPress移転先での作業

    続いて移転先のミニバードでの作業。

    ドメインの追加設定

    20140413c

    ミニバードのオリジナルドメインを使うなら不要だが。今回は独自ドメインで運用するので、ドメインの追加設定をする。これだとURLが変わらないし、その為に独自ドメイン取ってるのだし。管理ツールからドメイン設定を選んで。私の場合は、hatarakitakunee.comを追加。

    なお、ミニバードでは独自ドメインとオリジナルドメインのディレクトリが別々になっているので。先にドメインを追加してから、ファイルをアップロードする必要があるので注意。というのも、minibird.jpとかにアップしたファイルを、独自ドメイン用のディレクトリに移動したくても出来ない。おかげで2度もアップロードをする事になりました。

    データベースの作成・wp-confingファイルの書き換え・データベースのインポート

    ここは、エックスサーバーのマニュアル通りでいいと思うので、簡単に。

    ・ミニバードでMySQLのデータベースとユーザーを作成して。設定した情報を控える。「MySQL追加」で追加するが、文字コード「UTF-8」になってなければ変更。

    20140413f

    ・ダウンロードした元WordPressフォルダの中のwp-confingファイルの、MySQLデータベース名・MySQLユーザーID・パスワードを、MySQLで新規作成した情報に書き換える。MySQLホスト名は、ミニバードのMySQLホスト名に書き換える。

    Windows上で書き換えるときは、 UTF-8 の BOM なし (UTF-8N)で保存する必要がある。個人的には、FTPでファイルをアップロードした後に、ファイルマネジャーから書き換えた方がいいと思うけど。

    20140413d 20140413e

    ・スターサーバープラスでバックアップしたデータベースファイルを、ミニバードのphpMyAdminからインポートする。

    サイトデータのアップロード

    FTPでダウンロードしたWordPressフォルダを、ミニバードにアップロード。それだけなんだけど、結構時間かかった。これは、サーバ間でファイルのコピーが出来たり、無料のスターサーバープラスからの移行プランとかがあれば捗ったんだけど。

    ネームサーバーの変更

    ミニバードだけなら、お手軽設定でネームサーバーを変更すればいいんだけど。私の場合、スターサーバープラスとミニバードを併用したかったので。ミニバード用にDNSレコードを追加することにした。

    ネームサーバーの設定について(ミニバード)

    実際には、ネームサーバーはお手軽設定でスタードメイン専用を選び。DNSレコード編集でAレコードを追加して、ミニバードのIPアドレスを入力した。

    20140413g 20140413h

    サイトの動作確認

    DNSレコード設定が反映されたら、ミニバードのサイトにアクセスして、無事にWordPressが移行できたかを確認する。

    移行完了

    そんなこんなで、数時間(ほとんどファイルの転送待ち)ほどかかったけど、なんとかスターサーバープラスからミニバードへの移行が完了したよ。

    終わった後の感想は、ミニバード(ネットオウル共通か)のファイルマネージャー使いにくい。ファイル・フォルダのコピーや移動すらできねえし。zipファイルとかのリモート圧縮・解凍も無理なので。今回みたいに、WordPress入ったフォルダ丸ごとをアップロードするのに、一つ一つのファイルを処理していくから時間かかりすぎる

    これがさくらインターネットなら。移行元の場合は、リモートでファイル圧縮してからダウンロードすれば済む。移行先なら、圧縮したファイルをアップロードした後、リモートで解凍するだけ。どっちもファイルが一つになるので、転送する時間が大幅に削減される

    ちなみに今回コピーしたフォルダはファイル数4555、フォルダ数276で80MBぐらい。これをzipで圧縮すると、60MB弱になる。画像が多いから、圧縮率は低いけど。ファイル数が何千分の一になるので、実際の転送時間はものすごく変わる。多分、さくらみたいなリモート圧縮・解凍使えるところ同士で移行するなら、ダウンロード・アップロードの時間含めても、慣れた人なら10分もあれば終わるんじゃね。まあ、WordPressの移行なんて滅多にやるもんじゃないからな。読みかけの本でも用意して、気長に終わるの待てる人ならいいのかもしれんが。もしかしたら、イーモバイル 3Gという、貧弱な回線の方が問題だったのか。ブロードバンドならこれぐらいのファイルのやり取りでも、そんな時間かからなかったのかもね。

    今回のまとめ

    WordPressの移行は、記事のエクスポート・インポートと、アップロードしたファイルをコピーするだけなら簡単だけど。プラグインの追加やカスタマイズをしてる人なら、データベースをエクスポート・インポートとフォルダ丸ごとコピーと設定ファイルの編集をした方が、手間はかかんないと思う。

    手順は結構面倒だけど、一度やったら次からはスムーズに行くんじゃないかな。もっとも、WordPressの移行なんて、そう頻繁にやるものじゃないから。次の機会には忘れてるかもしれんが。

  • スタードメイン価格改定 とネットオウルポイント変更 -com・netドメイン持ちは実質値上げ&改悪-

    スタードメイン値上げ!?

    5月からスタードメインのドメイン価格が変わるらしい。それと、ネットオウルポイントについても変更がある。

    『スタードメイン』ドメインの価格改定、および付与ポイント変更のお知らせ

    【変更日時】
    2014年5月1日(木)12:00

    【変更内容】
    ◆ドメインの価格改定
    改定内容については、下記のPDFをご参照ください。

    ドメイン改定価格一覧

    2014年5月1日12:00以降にお申し込みの
    ドメイン新規取得・移管・更新お手続きより、改定後の価格が適用されます。

    とりあえず、価格一覧の.comと.netのみ抜粋。

    20140413a

    詳細は、上のリンクから改定価格一覧のPDFを見れば分かるけど。一番影響が大きい.comと.netに関しては、完全に値上げになってる。一応税込価格で表にしてみるとこんな感じ。

    .com
    [table id=25 /]

    .net
    [table id=26 /]

    さらに、.com・.netだとドメイン取得でもらえた、ネットオウルポイントも改悪されるよ。

     ◆付与ポイントの変更
    ドメインの種類に関わらず、一律のポイントを付与しておりましたが、
    ドメイン価格の20%に相当するポイントを付与するよう変更いたします。

    (変更前)
    新規取得、更新:300ポイント
    移管:600ポイント

    (変更後)
    新規取得・更新・移管:ドメイン価格の20%(※)

    ※税込価格を基準に算出。少数点以下は切捨て。

    移管だと600ポイントもらえたのか。だったら、最初はお名前あたりで契約してから移管したほうが、新規に取得するより有利だったじゃん。それはともかく、これもまた.comとか.netドメイン持ちの貧民で、スタードメイン以外のネットオウル関連サービスも利用してる人には打撃か。いままでだとcom・netドメインでも取得・更新時に300ポイントもらえたのが。これが5/1以降は、183~237に減るのか。

    価格改定の影響

    .com・.netは、今回の値上げで他社より高くなってはいないけど、同じぐらいになったかな。上位レジストラがnetowlの場合、.comの税抜き920円はムームードメインの5/1からの価格や、お名前のキャンペーン時の更新料金と同じだし。.netは、値上げ後もこの2社よりは安いし。

    調べて気づいたけど、ムームーも5月から値上げなんだな。となると全体的な傾向か。それなら、スタードメインが不利ってわけではないんだが。個人的には気になるところが。

    有料のレンタルサーバーって、同じ会社がドメイン取得もやってると設定とかが楽になるんだよね。だから、値段がそれほど変わらなければ、新規取得なら同じところで購入する可能性が高いと思う。ロリポップで鯖借りてる人はドメインはムームードメインで取るみたいに。

    ただ、スタードメインのネットオウルの場合、個人向けのレン鯖サービスにミニバードがあるけど。ロリポップと比べるとマイナー。価格も、100円前後の激安鯖と、おそらく個人ならこれ以上出さなくてもいいような、さくらのレンタルサーバ スタンダードの間という半端さ。しかもこの価格帯には、ロリポップの主力、ロリポプランがいる。

    それでも今までなら、スタードメイン安いし無料鯖もあるから契約した。ドメイン代には使えないネットオウルポイントが貯まった。ミニバードの費用の一部に使えるなら、有料のレン鯖でも借りようか、という流れになる線があった。その一人が、ミニバードでこのサイトを運用する事を決めた私だが。けど、更新はどうしよう。今のところ、月額270円クラスだとミニバードから乗り換えたくなるようなサービスは他にないけどさ。それにショボくなったとはいえ、5/1以降もネットオウルポイントで年間200円ぐらいはミニバードの支払に使えるし。

    ミニバードについての記事は↓
    Posts tagged ‘ミニバード’

    別にネットオウルの売り上げとかを心配するつもりはないんだが。ただ、ここが潰れるとドメインの移管と、レンタルサーバの移行が必要になるんだよね。その為の独自ドメインだから、URLが変わらないのはいいけど。作業の手間は手間だからな。今回の値上げ・改悪になったからといって、既存の契約者は不満なければ動かないとは思う。面倒だから。それを補うぐらい、価格か機能に優位性のある競合サービスがあるなら別だけど。

    何もかも貧困が悪い

    余談だが、ネットオウルにはミニバードの他に、ファイアバードとクローバーという上位サービスがあるんだけど。正直、そこまで金出すなら、普通の人はさくらのスタンダードかプレミアムを選ぶと思う。しかも、さくらの方が安いし。特に、さくらのスタンダードは、ファイアバードの6ヶ月以上の契約で、月額540円に対して。1ヶ月払いから月額515円と安い上、12ヶ月払いにいたっては月当たり429円にまで下がるんだよね。しかも、初期費用がミニバードは2160円(6/30 18:00までは無料)かかるのに、さくらだと1029円で済むし。

    そんな訳で、個人で鯖に月500円ぐらい払えるなら。さくらのレンタルサーバ スタンダードを選んどけば、機能的にも将来的にもあまり悩まずに済むのかも知れんな。

    さくらのレンタルサーバについての記事は↓ 契約したのはスタンダードじゃなくライトだけど。
    Posts tagged ‘さくらのレンタルサーバ’

  • 2014年04月ワールド・リート分配金と手動積立

    ワリート分配金

    今月の、国際ワリート分配金が確定したよ。普通分配4225円、所得税647円・地方税211円。手元に残るのは、3367円。例によって手動での積立も実施済み。

    20140412a

    今月も特に何もなし。便りのないのは良い知らせ。

  • ミニバードが初期費用無料キャンペーンやってるよ -3月に契約した負け組み-

    20140410a

    ミニバード初期費用無料キャンペーン

    昨日、消費税増税前の駆け込みでミニバードに契約したって書いたけど。4/10 12:00から、初期費用無料キャンペーンなんか始めやがったよ。確かに、4月以降も引き続きキャンペーンやるとは思ってたけど。せいぜい初期費用半額ぐらいだとたかをくくっていたら、まさか全額無料になるとは。これは読めなかったな。

    しかも、3月もやってた申し込み月無料+1ヶ月延長サービスも引き継いでるじゃねえか。どう考えても増税分より、初期費用半額分の差額の方が大きいよ。まじで、3月に契約したオレ負け組みじゃん。

    ミニバード契約のチャンス!?

    そんな訳で、通常だとスタードメイン契約者ぐらいしかメリットのないミニバードだが。今回の初期費用無料キャンペーン中なら、月額270円ぐらいの予算で有料レンタルサーバー契約を検討してる人なら、候補に加えても良くなったんじゃね。月額料金は小額だけど、それだけに初期費用1620円ぐらいの負担でも大きく感じるからな。

    ただ今回のキャンペーン、契約期間について書いてないんだけど。最短の3ヶ月でも適用されるのだろうか。例えば、4月中に3ヶ月契約で申し込めば、4月分は無料。7月までの3ヶ月間は正規料金。8月が無償延長になるのかな。まあ、3ヶ月契約は割高(税込972円 @324円)になるから、12ヶ月と単価の変わらない、6ヶ月(1620円 @270)契約にした方がいいとは思うけど。

    さらに独自ドメイン取得を考えてるなら、スタードメインでドメイン先にとっておけば。ミニバードの初期費用・月額料金の25%の支払に使える、ネットオウルポイントが300(300円相当)ポイントもらえる。6ヶ月契約でも最大405ポイント使えるから、無駄にはならないだろう。

    今回のキャンペーン期間は、2014年6月30日(月)18:00まで。まだまだ時間があるから、結論は急がなくてもいいとは思うが。申し込み月無料になるから、契約するんだったら月初めに申し込むのがいいんじゃないかな。

    ミニバードについての感想は↓
    スターサーバープラスからミニバードに移行したよ

    2014/04/13追加

    5/1からドメイン価格改定とネットオウルポイントが変更されます。少なくとも、com・netドメインに関しては、値上げ&改悪です。なのでスタードメインとミニバードのW契約を考えている人は。、ミニバード申し込みは月初めとしても、ドメインは値上げ前に取った方がいいかも。けど、その時はその時でまたキャンペーンやるかもしれないし。やっぱり、欲しい時が買い時かな。

    詳細はこちらの記事から
    スタードメイン価格改定 とネットオウルポイント変更 -com・netドメイン持ちは実質値上げ&改悪-

  • スターサーバープラスからミニバードに移行したよ

    ミニバード

    20140409b

    実は、先月末に駆け込みで、ミニバードの申し込みをしていたんだ。別に、無料のスターサーバープラスに不満はなかったけど。スタードメインでドメイン取得してると、ネットオウルポイントが貯まるんだよね。これ使うと、初期費用半額やってた3月なら、ポイントで初期費用ゼロに出来たので、つい。まあ、14日間のお試しがあるから。いざという時はキャンセルすればと思っていたが。

    なお、ネットオウルポイントは、初期費用には全額適用可能だけど。ミニバードの月額費用の場合は、最大25%までしか充填出来ないので注意。

    ちなみに、ポイント含まない場合は、初期費用(税込価格)が半額だったので788円、月額料金は12ヶ月契約だから3156円(263×12)で、合計3944円。次の更新からは、消費税8%が当然適用されるので。6ヶ月だと1620円(月額270円×6)、12ヶ月なら3240円(270×12)になる。これ見て分かるとおり、ミニバードは6ヶ月と12ヶ月契約なら、1ヶ月当たりの料金は同じになる。通常なら6ヶ月で契約した方がいいだろう。今回は、3月中の申し込みなら消費税が5%で済んだので、あえて12ヶ月契約にしたけど。

    まあ、ネットオウルポイントが貯まりすぎて、6ヶ月契約だと使い切れないとか。都度支払が面倒なので、年1回で済ませたいなら別だが。また、最小契約期間は3ヶ月で、972円(324×3)と割高になるので、通常は選ぶ意味はないと思う。

    あと余談だが、スタードメインで上位レジストラをNetowl以外の契約で更新時期が近いと。管理画面にログインする度、Netowlにすると安くなるって案内が毎回出てくる。これなんとかならんのか。二度と表示しないってオプション欲しいな。普段ならともかく、契約直後で設定や動作確認の為に何度もログインしてると、かなりうざい。

    20140409a

    ミニバードってどうよ

    有料のレンタルサーバーを契約するのは、まず無料サービスで試してみてから判断した方がいいと思う。満足すればそのまま。めぼしい無料サービスを試した後、不満があってから有料サービスに契約しても遅くない。まあ、独自ドメインには金を払っても損はないと思うけど。

    有料レン鯖借りるよりドメイン取得して無料鯖使った方がいいって記事は↓
    4月の消費税増税を前に有料レンタルサーバー契約をすべきか

    それを踏まえたうえで、他サービスとの比較をしてみる。さくらインターネットのライトとロリポップのコロリポプランは、価格帯が下で機能的に劣るから。比較するなら、ロリポのロリポプランかな。初期費用、6ヶ月以上の月額利用料金が同じだし。さくらのスタンダードはちょっと高いので除外した。

    ディスク容量 MySQL 独自ドメイン サブドメイン メールアカウント
    ミニバード 50GB 5個 50個 1000個 500個
    ロリポ 50GB 1個 50個 独自ドメイン1つごとに300ずつ 無制限(サーバー負荷次第では制限される可能性あり)

    基本的な機能に絞ったが、ロリポと比較するとミニバードは悪くないように見える。ディスク容量はや独自ドメインの設定数は同じだし、他も実用上は大差ないだろう。何より、ミニバードのMySQLデータベースの数が5個ってのは大きなメリット。ロリポの1個って、月額100円程度でMySQL対応してる、激安サービス並でショボ過ぎないか。

    まあ、ロリポはネームバリューのせいか、同価格帯のサービスの中では低機能な方だと思うが。それでも、ロリポにあってミニバードにないサービスもあるけどね。例えばミニバードでは対応無しのメーリングリストとか。簡単インストールに対応してるソフトも一番多いし。

    ミニバードの感想

    今のところ不満は、ファイルマネージャーが低機能なところかな。なんせ、ファイルのコピーや移動が出来ないんだよね。これはFTPなら、クライアント次第である程度対応できるけど。もう一つの不満は、リモートでファイルの圧縮・解凍が出来ない事。これについて詳細は、WordPress移行の記事を書くときに話すけど。それさえ出来れば、移行がもっと短時間で出来たんだけど。

    それを除けば、今のところ問題はないかな。WordPressで構築してるここを、ミニバードに移行して1週間以上経つけど。サーバの基本機能やパフォーマンスには、不満を感じる事はないかな。有料鯖に移ったのに、心なしかちょっと反応が良くなった程度で、劇的な変化は感じてなかったりするのが微妙だが。それを考えると、無料のスターサーバープラスっていいサービスだったんだな、と再認識してしまった。

    そんな訳で、ミニバードは、月額税込270円ぐらいの予算でレン鯖借りようとしてる人には、可もなく不可もないサービスだと思う。広く万人にお勧めというよりは、スタードメインでドメイン取得してる人が、有料レン鯖借りるなら最初の候補にするって感じ。前述したように、スタードメインでドメイン取得してると、ネットオウルポイントがたまり。これを支払に充填すれば、初期費用がある程度軽減されるので。ポイントは1ポイント1円で、ドメイン1つの取得・更新につき300ポイントもらえるので。もし、独自ドメイン取得して、ミニバードを契約しようと思っているなら。先にスタードメインでドメインとってからにすれば、ミニバード契約時に300ポイント使えるな。

    けど今は、これといったキャンペーンやってないので、スタードメインでドメインとるだけにして、とりあえず鯖は独自ドメイン使える無料サーバーにしといて。初期費用半額キャンペーンとかが来るのを待ったほうがいいだろう。おそらく、3月にある程度駆け込みで申し込む人(私もその一人か)がいたので、4月は値下げする必要ないのかもしれんな。本当のとこは知らないけど。

    などと書いてたら値下げキャンペーン始まりました(2014.04.11追記)
    ミニバードが初期費用無料キャンペーンやってるよ -3月に契約した負け組み-

    裏技的な事が好きな人には……

    有料でレン鯖借りるなら、ミニバードみたいなマイナーサービスよりも。WordPressとかを使わなくてMySQLなしでもよければ、普通はさくらのレンタルサーバライトか、ロリポップのコロリポのどちらか一択なんだろうな。ネームバリュー・会社の規模・コストを考えると、なんらかのこだわりがなければ他社で契約するメリットはなさそうだし

    まあ、予算に月270円は出せなくて、月108円ぐらいに抑えなければならない上、MySQLが必要な場合だったらしょうがないけどね。その場合は、その値段でMySQL使える、激安レン鯖サービスにせざるをえないだろう。

    データベース機能だけど、さくらのライトとコロリポは、MySQLは使えないけどSQLiteは使えたりする。それなのでWordPress以外の、SQLiteに対応したMovableTypeやbaserCMSとかfreoみたいなCMSならインストール可能だったりする。コロリポはMovableTypeとbaserCMSが簡単インストールに対応している。WordPressでなくてもよければいいのなら、そういうソフトを使うって手もある。ちなみに、さくらのライトだと、簡単インストール対応のCMSはないけど。baserCMS、freoは試しに手動でインストールしたら動作したよ。

    などと書いてるが、実はSQLiteでもWordPressが使える方法もあったりする。

    SQLite Integration(ja)

    実際に、さくらのレンタルサーバ ライトで上のリンクの通り試してみたら、まじでライトでもWordPressが動いた。これなら年間1543円(月額約129円)で、さくらインターネットでWordPressサイトが構築できるじゃねえか。コロリポでも動けば年間1296円(月額108円)で済むな。もっとも、WordPressをMySQLじゃなくSQLiteで動かす事に、どれだけの違いがあるのか、なんらかの不具合やデメリットがあるのかも分からないが。少なくともWordPressの動作環境は、MySQL 5.0以上が必要な事は確か。それでも、SQLiteでWordPressを使うなら、あくまで自己責任。でも、使えないと言われたら、かえって使ってみたくなるよね。

  • 今月も楽天レンタルから新作・準新作3枚無料クーポンキター

    楽天レンタル無料クーポン

    3月に引き続き、楽天レンタルニュースのメールで新作・準新作3枚無料のクーポンが来た。有効期限は、2014年4月11日(金)23:59まで。前回と違って、旧作全品10円の期間中(2014年4月10日(木)5:59)に配るのは良心的だな。

    そんな訳で、早速利用してしまったよ。

    20140408rental

    3月の時の記事は↓
    楽天レンタルから新作・準新作3枚無料クーポンがキター

    楽天レンタル消費税8%後の対応は?

    4月から消費税8%に上がったけど、楽天レンタルの料金はどうなったんだろう。今回借りてみたところ、レンタル料金は変わってないみたいだな。送料のほうは10~20枚が据え置き。その他は20円値上げされた。

    消費税増税前の送料
    [table id=20 /]

    増税後
    [table id=23 /]

    上の表で見たとおり、枚数が多くなるほど増税の影響が小さくなってる。特に10枚以上の据え置きって事は、増税分を負担してまで優遇してるんだな。だからといっても、在庫を強化しないと20枚も借りるものがないんだけどね。まあ、昔のTVドラマとかアニメを、まとめて見たくなる事もなるから。利用価値がないとは言い切れないけど。

    今回のクーポン使用で何枚借りる?

    前回のクーポンは旧作50円という通常価格だったけど。今回は旧作全品10円だからな。新作とセットなら、個人的には9枚借りてもいいと思って借りたけど。この場合、新作3枚無料+旧作60円(10円×6枚)+送料620円で合計680円。1枚当たりの単価は、約@75.56円。借りるのなければ、旧作2枚に抑えて5枚でもいいと思う。単価は@108円になるので、コスパは落ちるけど。別に旧作なら借りなくてもいいって人なら、新作1枚分と送料を秤にかけて割に合うなら。クーポン1枚分無駄にして、2枚320円(@160)で借りるのもありだな。今回は旧作10円セール中だから、選択の幅が広がったかな。

    楽天レンタルはサービス改悪を繰り返したせいか、訓練された楽天会員ともなると、旧作10枚無料クーポンぐらいでは動じなくなるからな。今後も新作・準新作対象になるクーポンを期待しても、いいんだよね。もしくは、旧作セールと送料値下げのダブルキャンペーンでもないと、借りる気しねえ。そういう人、私だけじゃないよな。

  • 「一生お金に困らない家の買い方」を読んだよ

    a0001_006466

    一生お金に困らない家の買い方

    「一生お金に困らない家の買い方」を読んだ。この本は、最初に書いてある3つの重要ポイントに基づいて、構成されている。

    1. 「購入」と「賃貸」、経済合理的にあなたのスタイルに合った住まいの選び方
    2. 価値が目減りしない家の選び方
    3. 住まなくなったら「貸せる家」の探し方、作り方

    内容を簡単にまとめると、家を買うなら資産価値の高い家に限る。分相応なローンは組むな大家さんになればうはうはでっせ、という感じ。基本的には、正規雇用者でサラリーマンの平均年収ぐらい稼いでる読者がターゲットになってるので、貧民の私には関係なさそうな本だった。それでも、個々の項目とかでは役に立つ記述もあったので、気になった箇所についての考えとかを書いてみる。

    家の選び方について

    まずは購入する物件を選ぶ時に、判断材料に使えそうな制度に関する記述。具体的には、既存住宅売買瑕疵保険住宅性能表示制度

    既存住宅売買瑕疵保険

    この手の本には、家を買うなら価値が目減りしにくい中古住宅の購入を勧めるのが多いけど。状態の良い物件に限るって条件なんだよね。その後、素人が状態の良し悪しを見極めるのは難しいので、ホームインスペクション(住宅診断)しろって流れになる。確かにそうなんだけど、結構な額の出費が必要になるのがネック。

    この本ではさらに、既存住宅売買瑕疵保険の利用を推進している。この保険は「既存住宅売買かし保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険制度」で、検査に合格した住宅でないと加入できないの。これに加入できる物件なら、一定の品質が確保される事になる。

    保険については、「後日、売買された中古住宅に欠陥が見つかった場合でも、補修費用等の保険金が事業者(事業者が倒産等の場合は買主)に支払われます」との事。

    中古住宅売買かし保険について(既存住宅売買瑕疵保険)

    制度的には優れているが、業者からしてみると、費用を負担してまで加入するメリットがないようで、あまり使われていないらしい。本書によれば、「検査料と保証料は、住宅の規模によっても違いますが、検査量が5万円前後、保険料が10万円前後、合計で15万円前後となっています」なので、それほど高くはない。

    とはいえ、検査に合格しなければその分は修繕しないと保険に入れないから。状態の悪い中古住宅なら、修繕費用がかかる事には変わりないけどね。逆に言えば、この程度の費用をかけて売り出せない物件って事は、何らかの問題を抱えていると判断しても間違いあるまい。

    ついでにリフォームの場合、「引渡し後リフォーム型既存住宅売買瑕疵保険」という制度があるので。中古住宅購入とリフォームを考えているなら、保険加入するか検討してみた方がいいだろう。

    住宅性能表示制度

    住宅性能表示制度とは、住宅の性能を統一した基準による等級や数字で表示するもので。「「住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下「品確法」という。)」に基づく制度」らしい。元々は新築住宅向けに作られた制度だが、中古住宅でも利用できる。その場合、施工段階のチェックは当然出来ないので、目視や計測によるチェックしか出来ない。

    この制度を利用するメリットが3つあって、1つは「円滑かつ迅速に紛争処理を行ってもらえる」事。ちなみに、手数料は1件あたり1万円らしい。2つ目は「住宅ローンの優遇が受けられる」事。3つ目は「地震保険が優遇される」事。本書では、評価機関に支払う手数料は、戸建住宅だと20万前後と書いてある。

    新築で家を建てるなら、利用を検討してもいいんじゃない。中古なら、既存住宅売買瑕疵保険でいいか。

    住宅性能表示制度とは| 一般社団法人 住宅性能評価・表示協会

    家の買い方

    続いて、家の買い方。基本的には、家を買うときには無理のないローンを組めという事だが。その為のハウツーなどについて。

    人生の3大コストを抑える

    まずは支出を減らす方法について。一般的には、人生で大きな支出と言うと、「家」「教育(子供)」「老後」「保険」「車」らしい。本書では人生の3大支出を「車」「家」「保険」としている。食費とか、他の支出を抑えてもたいした節約にならないけど、出費の大きい3大支出を抑えれば効果は絶大と主張している。

    保険

    まずは保険について。終身保険には入るな。入るなら子供が出来た後で、逓減定期保険にしろ医療保険も不要。保険についてはこの後のページに、「団体信用保険に加入したら生命保険はリストラしよう」と、住宅購入後のフォローも入ってる。確かに、団信入ってればローン支払中に旦那に何かあったら、保険金でローン残額が払われるからな。

    逓減定期保険というのは、補償額が年々減少していくタイプの保険で、その分保険料も安くなる。なんでこの保険がいいのかというと、子供にかかる金は成長するにつれ少なくなっていくから。なので、逓減定期保険に入るのは理にかなっている。ここまでは納得できる。

    個人的な保険についての見解は↓
    働きたくないけど働かなきゃいけない新社会人へ -民間の保険には入っておくべきか?-

    車・家賃

    だが、次の2点については少し疑問を感じた。それは、車を持ってたら手放せと、家賃は収入の1/10に抑えろという主張。車に関しては単独なら同意する。ただ後述するように、筆者は家賃を下げるために都落ちを勧めてるが。地方都市だと車がないとかなり不便な地域もあるので。

    本書の例だと月収30万なら家賃は3万以下って事で、「もし、今住んでいる町に家賃3万円の賃貸物件がなければ、通勤時間を犠牲にしてでも郊外に移るべきでしょう。都心で3万円のアパートといえば、風呂なしトイレ共同のボロアパートしか見つけることはできませんが、都心から1時間ほど郊外にいけば2DKぐらいのアパートはゴロゴロしています」としてるのはどうかと。

    おそらく、この筆者ってまともに通勤して働いた事ないんじゃね。都心から1時間の郊外だと、最寄り駅から家と会社までの時間と、電車の乗車時間・待ち時間を合わせたら、片道1時間半ぐらいは軽くかかるだろう。往復なら3時間だぞ。都心周辺から郊外に引っ越すとなると、通勤時の負担は相当増えるだろ。個人的には、部屋の広さを犠牲にしても、通勤時間をとるべきだと思う。

    参考までに、新宿駅まで通勤時間90分(乗車時間以外も含む)で、家賃3万円の2DK以上でバス・トイレ別の賃貸物件を検索してみたら、9件見つかった。しかし、2DKといっても、部屋が繋がってるところが多いな。それなりの間取りの物件は、詳細が不明で除外したのを除けば下記2件。

    東武越生線 武州長瀬駅 徒歩5分のマンションは、玄関開けたらいきなりDKで脱衣所ないけど、部屋振り分けっぽい。通勤は乗り換え2回で、1時間 27分 ( 乗車62分 他25分) 距離:53kmだから、かなり遠いけど。家賃は、管理費込みだと3.1万円。
    http://www.homes.co.jp/chintai/b-1180850008054/

    JR常磐線 南柏駅 バス10分 東中新宿下車 徒歩2分のアパートは、部屋振り分けで脱衣場・洗濯機置き場もあるな。脱衣場は玄関から近いけど、アコーディオンカーテンとかで仕切れば良さそう。難点は駅からバス10分のとこ。通勤時は、1時間 8分 ( 乗車48分 他20分) 距離:34.4km。乗車時間だけなら悪くないんだが。東武野田線 新柏駅まで徒歩19分だから、自転車で行けばと思ったが。そこまでするなら、晴れの日はバス乗らず、自転車でJRの南柏駅に行った方が良さそう。Googleマップで見たら、距離は2.3kmぐらいだし。家賃は2.8万円。ただ、これ「告知義務あり」って、事故物件?
    http://www.homes.co.jp/chintai/b-1064230506875/

    どっちにしても、通勤するにはきつくねえか。2DKぐらいって事は、最低限結婚していて子供もいるかもしれないという前提なんだろうが。それなら、もう少し予算増やしてもいいと思う。独身なら、アパートでもワンルームマンションでもなんとかなるだろうから、給料の1/10に抑えるのに挑んでもいいと思うが。

    もっとも、月収30万って事は、ボーナス3ヶ月として年収450万だと、リーマンの平均年収超えてる。平均の400万なら26.6万。底辺正社員で300万だと20万だから。その1/10に抑えるのは、賃貸物件を借りるなら正直現実的ではないと思う。

    まあ、社宅の利用や、実家が近ければ親と同居しろってのは同意見だけど。

    個人的な3大支出についての記事は↓
    働きたくないけど働かなきゃいけない新社会人へ -人生の3大支出をなんとかしようぜ-

    お金を貯める

    支出を減らす事の次は、お金を貯める事の話になるが。当面は、種銭500万円を貯める事を目標にしている。ここまでは労働収入でも、「手取り収入が300~400万円の人でも2~3年あれば貯めることができる金額です」と書いてある。まあ、この収入と年数は置いといて次行くと。この種銭を元に効率よく増やす事を勧めてるが。その方法は、「誰でも100%安全確実にお金を増やせる方法があります。それは複利で運用する事です」との事。

    その割には、具体的な投資商品についての説明はないし。図表で単利と複利を比較したりしてたりするが。種銭500万などとはっきりした数字を出してる割に、500万を利回り何%で運用すればいくらになるとかの記述がまったくない。

    まあ、ぶっちゃけ2~3年で500万貯められるって事は、年間貯金額166万~250万ぐらい。だったら利回り考えなくても、10年で1660万~2500万ぐらい貯まるだろ。これなら難しいこと考えずに、普段は東京スター銀行の1週間円預金新生銀行の2週間満期預金に預けといて。定期預金の高金利キャンペーンやってる時に、資金移動するだけで十分じゃね。

    住宅ローン

    この後住宅ローンのことについて書いてるが。この手の本なら大抵書いてある内容なので簡単に。本書では、家を買うなら身の丈のあった物件にすることを推奨してるけど。その金額については下記の通り。

    「無理なく返済できるローン」+「自己資金の額」+「親からの援助」-「購入時の諸費用4~7%」=適正な物件購入予算の目安

    ちなみにローンの限度額の目安は、「年収の25%を返済の限度額と考えておくといいでしょう」としている。年収300~400万なら年75万~100万か。この本では、ローンの借り入れ期間については、「借り入れ期間が短くなればそれだけ借り入れられる金額も減ってしまうのです」と書いてあるだけで、推奨する期間については触れてない。

    一生お金に困らない家の買い方

    最後の第6章では「テクニカルだけど超賢い「お金が貯まる家の買い方」」というタイトルになってる。中身は要するに、不動産投資の勧めみたいな内容「分譲賃貸を安く買い、賃貸中は家賃でローンを返済し、退去後は中古相場で実需向け(買って住む人を対象)に高く売ることでその利ざやを稼ぐわけです」とか。「賃貸用マイホームをつくって自宅に稼がせる」とか。「アパートを購入して一室に住む」など。

    筆者の浦田健氏は著者紹介によると

    不動産コンサルティングの第一人者。著書は不動産部門最多となる累計27万部超。不動産コンサルティング会社の他、不動産管理会社、不動産投資会社を経営。自らも日々アパートの掃除を行う大家さんのひとり。

    著書は

    『「金持ち大家さん」になるアパート・マンション経営塾』『「金持ち大家さん」になるアパ・マン成功投資術』 (以上、日本実業出版社)、
    『利回り20%をたたき出す戸建賃貸運用法』(ダイヤモンド社)、『お金が貯まる家の買い方』(フォレスト出版)ほか多数。

    ということから分かるとおり。この本を読んだ人に、大家業に興味を持つように誘導してるみたいだな。

    賃貸併用マイホーム

    まあ、いい事ばかりでなく、デメリットも説明してあるけど。

    前述した賃貸併用マイホームだと、5つのデメリットがある。まず「投資額が大きくなり、借入金が多くなる」こと。しかし、「大きなローンを組むことに精神的なプレッシャーを感じる人もいるでしょう。しかし、貸した住戸からの家賃収入さえあれば、単にマイホームを購入するよりも逆に毎月のキャッシュフローは良くなります」とは書いてあるけど。大家業最大のデメリット、空室リスクについての記述がちょっとしか書いてない。借り手がいなかったら、そのローンを自分で払わなければならないんだぜ。

    2つめは「プライバシーの問題がある」こと。まあ、住宅購入でもマンションを検討してた人ならともかく。戸建買って、隣の部屋との煩わしさを回避したいと思ってたなら、ちょっと耐えられないかも。鉄筋コンクリートのマンションと、木造住宅だと同じ壁一枚隔てた状態でも大分違うしね。また、借り手の質が悪いとトラブルに巻き込まれる恐れだってある。たまにニュースでも、大家が借り手に殺害されたとか聞くし。

    3つめは「賃貸経営について勉強する必要がある」こと。内容はそのまんま。空室リスクについては、「空室リスクや滞納リスクなどは、大家さんに直接、損失を与える項目ですので、基本的な流れ、リスクの存在、そしてその対処法は理解しておくべきでしょう」と、ここで触れているが、これだけ。

    4つめは「事件・事故の可能性」について。「事件、事故などのリスクは保険で対応できるものもありますし」とは書いてあるが。ニュースで話題にでもなったら、借り手つかなくなるかもしれないし。アパートだったら他の住人が出て行くかもね。

    最後のは「売却時に買主が限られる可能性がある」こと。少子高齢化で住宅余りが予想されるこのご時世だと、普通の住宅よりは売れにくくなるだろうな。「一部が接続した連棟形式にしておき、将来、、分割して売却できるようにしておくのも対策のひとつです」とは書いてあるが。それだとコストが余分にかかりそうだな。

    そこまで面倒な事考えるなら、都心の駅近で築浅で管理と状態の良い中古マンション買った方がいいんじゃねって気もする。不動産も、いらなくなったら権利放棄して手放す事が出来ればねえ。だったら、都心に程近い中古ワンルームマンションでも買って、20年ぐらい住みつぶす事もできるんだけど

    格安公団住宅

    さらに「格安公団住宅を買ってお金を貯める」なんて方法も紹介してるけど。これはかなり疑問を感じる。

    本書の実例で出してるJさんは、結婚して子供が出来て共働きから旦那の稼ぎのみで食べていかなければならなくなった。今暮らしてるアパートの家賃8万円を削る事を考えたが。それには住んでる地域でもっと狭い物件にするか、通勤時間を犠牲にして郊外に引っ越すしかない。そこで、某県の公団住宅の中古を買った。築35年鉄筋コンクリート造、47平米の2LDKで、お値段650万円。頭金50万円残りは35年ローンで、月々の支払はローン1万5000円+管理費・修繕積立金1万5000円の合計3万円。

    ここまでは納得できる。家にくるチラシでもこういう条件の物件はあるし、私もある程度は検討してるから。けど、この条件だと駅から遠くて通勤にかなり不便なところが多いはず。通勤時間とのトレードオフとはいえ、かなり大変だと思うけどね。まあ、子供の為なら耐えられるのかな。間取りが10平米広くなって、毎月の住居費が5万安くなったし。

    ただ、築古マンションだと建物の寿命が尽きた時の対応が心配。空室とか、管理費・修繕積立費を滞納してる住人が多ければ、大規模修繕で多額の追加費用がかかる恐れもある。築35年の割りに、管理費・修繕積立金が1万5千ってのは少なく思えるので、おそらく自主管理なんだろうが、管理組合がうまく機能してないと、後々面倒な事になるかも。まあ、Jさんの購入した物件は、「定期的なメンテナンスをしっかりしているにもかかわらず、まだ2億円の修繕積立金の残高がありました」ということだから、当面の心配はなさそうだが。

    問題は、その後で「公団住宅は出口戦略をとりやすい」と書いてあるのはどうかと。Jさんは公団住宅を買う前に、「この公団住宅を貸したらいくらで貸せるのか」を調べたところ、家賃相場は月6万5000円から7万円だったとしてる。本書ではいつ買ったか書いてないが、おそらく数年前の話で昭和40年代に建てられた物件だと思うが。

    だとすると、47平米の2LDKは、間取りをリフォームで変更したと思われる。この広さだと、元々は2DKか3Kではないか。このぐらいだと家賃は4万前後からあったと思う。多分5階建てでエレベーターがないタイプ。だとすると、4~5階は借り手がつきにくいと思う。実際、URの空室検索するとえ、エレベーターのないとこは低層階ほど人気なんだよね。

    ついでに調べたら、JR京葉線「稲毛海岸」駅徒歩12分 JR総武線「稲毛」駅バス5分徒歩7分の物件が見つかった。築40~41年、1LDK・2LDK・3Kで、45~50平米だと家賃は55,200~67,800円、共益費1,910・2,930円。現時点で住める部屋だと、3K 47平米の2/5階で家賃58,600・共益費1,910ってのがあった。これなら、家賃6.5万から7万ってのも、共益費込なら許容範囲な数字か。稲毛海岸からは新宿方面だと面倒だけど、東京までなら京葉線1本で45分ぐらい。実際に乗ってみないと判断は出来ないが、数字だけ見るとかなり便利そうだな。けどこの辺、液状化はちょっと心配か。

    UR都市機構|UR賃貸住宅 千葉エリア|高洲第一(千葉県千葉市美浜区)

    また、「売却するのであっても、今風の内装リノベーションを施しつつ、時間をかけて売却すれば購入時の価格以上で売却できる可能性は高いでしょう」とも書いてあるが。購入時でも築35年の中古公団なんて、売却時の価値はババ抜きのババ並だろ。それに、「時間をかけて」って、どのぐらいよ? 売るにしても住みながら売るのか? 買い手からすると住居中よりは空家の方が買いやすいよな。勿論売り手にとっても、購入希望者が下見を希望した時どうする。中古住宅なんだから当然想定されるケースだが、お互い気まずいしやりにくいよな。数人ならともかく、売れるまでだと何人来るか分からんし。かといって、他のところに住みながらだと、中古公団のローンと賃貸の家賃をダブルで払わないとならなくなる

    しかも、「30年以上前に建てられた公団住宅の敷地は広大なことが多く、敷地内駐車場、公園などがあります。また、人口が多いため保育所や小学校、スーパーなども近くにあることが多いのです」などと、メリットを書き連ねている。敷地については同意するが、その後の利便性についてはどうだろ。そんな都合のいい物件が650万とかで売られるか? 古い団地だと住民の高齢化が進んだり空室が増えて、近隣のスーパーが潰れて買い物に苦労するって話もあるというのに。

    少子高齢化・買い物難民・住宅余りとかは↓
    「買い物難民」をなくせ!」を読んだよ
    プロジェクト2030の予測に基づく住宅戦略 -超少子高齢社会への覚悟は決まってるかい?-

    マイホーム買う前なら賃貸の方がいいんじゃね

    そういった退去リスク考えると、中古公団買うぐらいなら同じスペックの古いUR借りた方がいいんじゃね。ちょっと計算してみると、Jさんの買った650万物件は、頭金50万+ローンが630万(年18万×35)。諸経費は物件価格の7%として約45万。取得総額は約725万。おかしいな。600万借りて返済額が630万って、やけに少なすぎねえか。

    フラット35のローンシミュレーションで、「借入希望金額から返済額を計算」してみたら、「取扱金融機関の提供する金利で最も多い金利 1.750%」だと下記のような結果になった。

    600万円を35年ローンで借りた場合の返済額

    [table id=21 /]

    ローンシミュレーション:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】

    Jさんは一般的でない金利で借りてるので、実際に買うかどうか比較する時は1.750%ぐらいで計算したほうがいいだろう。もしかすると、Jさんは東京スター銀行の預金連動型ローン(現在は受け付けてない)で借りたのかも。または、会社の福利厚生とかかもしれない。

    話を戻して、中古公団とUR賃貸、どちらが得か比較してみる。中古公団の毎月の支払は、ローン1万5千と管理費等1万5千で3万円。URは家賃7万と4万の2パターン、管理費は5千円とする。初期費用は中古公団が頭金50万と諸経費45万の95万。URは家賃2ヶ月分。引越費用や家具代などは、どちらもかかるので無視する。実際の購入だと固定資産税もかかるけど、金額不明なのでこれも考慮しない。期間は5・10・15・20年の4パターンとする。

    [table id=22 /]

    この表を見ると、当面の支払額は初期費用95万かかっても、中古住宅購入したほうが月々の支払が抑えられるのが分かるだろう。特に、Jさんが購入前に調べたとされる家賃相場7万なら、ローン含めた総額でも10年超えると元がとれてしまう。ちなみに、家賃4万だと20年過ぎてから。

    それにしても、管理費込み月4.5万でも、20年住めば1000万円以上かかるんだな。そのぐらいの費用がかかるなら、やっぱ中古公団買うのって得じゃね。そう思うかもしれないが、仮にこのまま住み続けるなら20年目だと築55年になってるんだぜ。そろそろ設備の老朽化や、建て替え問題も発生するだろう。

    Jさんみたいに、マイホームの買い替えを準備してる人が、借りの住処にしてる場合はさらに厄介。築35年+住んだ年数の築古物件を売らなきゃならないんだから。前述したように、今風の内装にリノベーションして時間をかければ購入時の価格以上で売却できる可能性は高いと述べているけど。随分と楽観的過ぎるんじゃね。まずはリノベーション。当然費用がかかるので、その分を引かなきゃならない。また、どのぐらいの規模になるかは不明だが、2LDKの45平米で住んだまま作業できるのだろうか。新しい家を買って、そっちに引っ越して空家になってからならその点は問題ないだろうが。中古公団売れるまで、ローンと管理費・修繕積立金を払う必要があるんだぜ。時間をかけて売却って、長引けば長引くほどその費用がかさむんだけど。そういったリスクを踏まえて、「公団住宅は出口戦略をとりやすい」と書いてるのだろうか。

    今回のまとめ

    非正規で働いてる人や、私みたいな貧乏人ならともかく。正社員の平均年収ぐらい稼いでるなら、家を買わなければあんまりお金に困らないんじゃね。むしろ、3500万ぐらいの住宅を買おうとするから金に困るんだって。

    最後の第6章が、ワンルームマンション売ってる業者みたいな胡散臭さを感じさせるのが難だが。それまでの章は、比較的まともな住宅購入の指南書にはなってると思う。内容的にはまともで無難なことが書いてあるので。同じような本をすでに持ってる人なら、読まなくてもいいかな。この本は基本的に、家を買うなら大家になれと言いたいんだと思う。ただ、大家業に興味があるか大家になりたいのなら、これじゃなく同じ筆者の別の大家本を読んだほうがいいだろう。

    家を買う・大家になる、どちらにしても大金がかかる事は否めなので、貧民的にはいまいち参考にはならないかな。

    一生お金に困らない家の買い方

    新品価格
    ¥1,512から
    (2014/4/7 18:13時点)

    貧民だけど家を買いたいと思ってるなら、とりあえずこれは読んどけ↓
    「磯野家のマイホーム戦略」を読んだ

    正社員で新築で家建てたいけど、金ないし35年ローンはイヤなら↓
    「500万円で家を建てる!」を読んだけど…

    UR続くなら賃貸でいいかもって人は↓
    「一生賃貸で暮らすにはどのくらい蓄えが必要か」って、30年で3870万もかかるのかよ

  • ミスドのパイを温めないで食べてる人は人生損してると思う

    a0002_006290

    ミスタードーナツ

    先月の話なんだけど。前にミスドの福袋を買った記事を書いたけど。その時のドーナツ・パイ引換券が、3月末で有効期限切れになるので。食事用のパイとドーナッツを買った。それにしても、食事系パイの種類減ったよな。今はフランクパイとエビグラタンパイしかないじゃん。カレーパン系もなくなったし。

    ミスドのパイはトースターで温める

    ここで本題。ミスドのパイってそのまま食べるとそれなりなんだけど。これ、オーブントースターとかで軽く温めるとかなり美味しくなると思う。この事に気づいたのは、以前に店内で食べた時、店員さんが「温めますか?」と聞いてきたから。そうすると、パイ生地がサクサクになって別物と言っても過言でないほど食べた印象が変わってくる。ポイントはレンジ(試したこないが)じゃなくて、トースターみたいな奴を使う事だと思う。まあ、いい事ばかりではないけどね。というのも、パイ生地がボロボロこぼれやすくなるんだよね。

    そんな訳で、今までミスドのパイをそのまま食べてた人は、一度温めてみた方がいいと思う。もしかしたら人生変わる、とまでは行かなくても。ちょっぴり得した気分ぐらいにはなるかも。

  • 2014年03月分のスワップ受取額

    セン短スワップ

    セントラル短資FXのページで、3月分のスワップの報告書を確認したけど。先月のスワップ受取額は、3862円だった。トルコリラ円と、南アフリカランド円ロング1枚ずつから得られる額としては、そこそこじゃね。

    20140404a 20140404b

    それにしても、リラ円のスワップ、1枚で1日120円以上ついてるよ。ここまでもらえると、スケベ心だして、ロングポジ買い増したくなるけど。やったらやったで、また下がるんだろうな。個人的には、トルコリラはリスク的に割が合わないと思ってる。まあ、ランドも同じぐらい危険そうなんだけど。なんと言うか、トルコリラとは相性が悪い気がする。

  • 「ピコピコ少年TURBO」がKindle月替わりセールの対象で250円 -先月350円で買っちまったのに-

    ピコピコ少年TURBO

    こないだKindleストアで350円で買った、押切蓮介の「ピコピコ少年TURBO」が、今月の月替わりセールの対象になって250円で売ってやがるよ。値下がりして買った商品の値がさらに下がる。これは、貧民にとって最大の屈辱。

    普通どう考えたって、安売りするなら無印の「ピコピコ少年」の方が先だろ。まさか続編のTURBOがセール対象になるとは。これは正直読めなかった。

    ピコピコ少年TURBOって買い?

    「ピコピコ少年」読んで気に入ったけど、TURBOはまだな人なら今回の値下げはチャンスだな。さらなる値下げがないとも限らないけど、あるとも限らない。まだ、ピコピコ少年シリーズ読んでない人なら、無印先に読んでからがいいと思うが。値引きなしの無印との合わせ買いを、ものともしない人なら。

    何にせよ、「ハイスコアガール」好きな人には勿論。作者の押切蓮介を知らなくても、ファミコン・PCエンジンや、同時代のアーケードゲームをリアルタイムでプレイしてた人にはこのシリーズお勧め。TURBOより無印の方が面白いとは思うけど。TURBOを350円で買った私が言うんだから、間違いない……

    ピコピコ少年TURBO

    ピコピコ少年買った時の記事は↓
    Kindleでピコピコ少年TURBOを買ったよ