タグ: コミック

  • ゲームセンターあらしの電子書籍が楽天Koboの50% OFFクーポン対象になってるんで買っちまったよ -Amazonで3巻まで無料だったので4巻以降だけどな-

    ゲームセンターあらし

    なんか楽天Koboがお買い物マラソンに合わせて、88時間限定で電子書籍の50%引セールをやってるんだけど。

    楽天Kobo電子書籍ストア: お買い物マラソン

    対象は、小説・コミック・ビジネス書など約5700冊以上らしいが。どうせいつものセール常連本ばかりだろうと思って、鼻ほじりながら適当にチェックしてたら、グループ・ゼロ版の「ゲームセンターあらし」全17巻が対象になってやがりましたよ。

    ゲームセンターあらし 4

    ゲームセンターあらし 4
    著者:すがや みつる
    価格:400円
    楽天ブックスで詳細を見る

    これは近年まれに見る良クーポン。ポイントで全額払えたので、ついやっちまった。ちなみに、4巻以降の14冊しか買ってないのは、AmazonのKindleストアで3巻まで無料で貰ってたから。

    20150210a 20150210b

    楽天Koboの50%引きクーポンは、2015/02/12 01:59までの期間中なら、対象書籍なら何度でも何冊でも使えるが。Kindleの無料の方はいつまでやってるかは不明なので、とりあえず無料のうちに貰うだけ貰っといた方がいいだろう。

    ゲームセンターあらし 1 グループ・ゼロ

  • Kindleストアでピコピコ少年が99円になってやがる

    ピコピコ少年 99円

    なんか、Kindle日替わりセールで押切蓮介の「ピコピコ少年」99円になってるんだけど。出版社の太田出版については含むところはあるが、この値段ならレトロゲームに興味がある人や、作中に出てるゲームをリアルタイムでプレイしてた人なら買ってもいいんじゃね。

    ピコピコ少年

    まあ、2/5に最新刊の「ピコピコ少年SUPER」が発売されるので、それの販促セールなんだろうけど。これで明日「ピコピコ少年TURBO」が99円とかになったら、350円で買ったオレ悶絶しそう。

    半額でも購入は控えようと思ったピコピコ少年SUPERも、99円になったら買うかな。流石にそこまで値下がりするには、続編が出るか作者が前科者になるまで待たなきゃならなそうだが。

    ピコピコ少年TURBOについての記事は↓
    Kindleでピコピコ少年TURBOを買ったよ
    「ピコピコ少年TURBO」がKindle月替わりセールの対象で250円 -先月350円で買っちまったのに-

    太田出版については↓
    ピコピコ少年SUPERの最終回が読めねぇ -この状況じゃほめる要素が一つもねぇ-

    ピコピコ少年TURBO 99円

    日替わりセールじゃなかったから気づかなかったけど、TURBOも99円になってたのか。

    『ピコピコ少年 SUPER』発売直前企画 『ピコピコ少年TURBO』99円

    2015.02.05悶絶

  • ゲームセンターあらしの電子書籍版1~3巻がKindleで無料になってるよ

    ゲームセンターあらし

    いつのまにか、「ゲームセンターあらし」の電子書籍がKindleで発売されてるんだけど。出版社は小学館でなく、グループ・ゼロ。この出版社は、最初の何巻かがよく無料になってるので名前は知ってるが。ラインナップには、男塾とかブラックエンジェルといった集英社のジャンプコミックで連載されてたのもあるんだけど。著者と直接契約して出してるんだろうか。

    「魁!!男塾」はグループ・ゼロではなくサード・ラインでした。「ブラック・エンジェルズ」はグループ・ゼロですが、楽天KoboではなぜかBコミという別の出版社が出してる。
    2015.02.10訂正

    ゲームセンターあらし 1 グループ・ゼロ

    今のところ1~3巻は無料になってるけど。その他の1冊400円という価格は、グループ・ゼロにしては高い気がする。以前からイーブックイニシアティブジャパン eBookJapanで売ってる奴だと、1冊300円(税別)だからな。



    今気づいたが、eBookJapanのゲームセンターあらしも小学館の電書じゃないんだな。こっちも著者とやり取りしてるのか。

    それはともかく、ゲームセンターあらしに反応する人なら、Kindleで無料になってるうちに3巻まではゲットしといた方がいいな。

  • ピコピコ少年SUPERの最終回が読めねぇ -この状況じゃほめる要素が一つもねぇ-

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    ぽこぽこ

    なんかピコピコ少年SUPERの最終回が読めないと思ったら、公開期間が2日間しかないのでアクセスが殺到してるのかな。2/5に単行本発売するんで、期間限定で煽って鯖落ちさせる炎上商法でもする気かよ。下記ツイートをしてる以上、当然状況を確認してるけど。その後音沙汰なしってことは、土日は対応しないでそのまま公開終了って腹かい。

    ピコピコ少年

    ピコピコ少年シリーズは、無印からTURBO・SUPERと段々面白みがなくなってきたと思ってるが。電子書籍版がAmazonあたりのセールで、通常価格の半額以下になったら買うつもりだったけど。大田出版の今回の対応次第ではスルーするかな。

    それにしても、大田出版ってぽこぽこでWeb連載してる割りに電子化にはあまり積極的ではないみたいだな。Amazonでピコピコ少年SUPERのコミックは予約を受け付けているけど、Kindle版はないし。というか、現時点でどこの電子書籍版での予定もないって事は時間差で出す気か。

    ピコピコ少年SUPER

    新品価格
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    (2015/1/31 19:43時点)

    調べたら、コミック発売後Kindle版の電子書籍が出たのは、無印が約4年、TURBOが約2年後かよ。同じく無料のWebコミック、COMICメテオも電子化は消極的だな。ちょっと意味わかんない。

    その後のツイート

    火に油

    2015.02.01追加

  • eBookJapanで楳図かずおの「14歳」を買ったよ -小学館のコミックセット45作品が50% OFF-

    eBookJapan

    なんか、イーブックイニシアティブジャパン eBookJapan小学館の一部のコミックセットが半額になってるので。以前に、ポイント50%還元セールで買った時のポイントを使ういい機会だと思って、楳図かずお「14歳」全巻セットを購入したよ。20冊まとめて税込4320円だから、1冊当たりだと216円。

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    他にも、「うしおととら」「帯ギュ」も買おうかどうか迷ったんだけど。30冊以上となると、7割引か5割引+ポイント50%とかじゃないと手が出せないかな。まあ、ポイントも「14歳」にも足りないぐらいしかなかったし。

    ちなみにこのセール、11/24までなので注意。

    セットで半額!!! 読まなきゃソンだよ!小学館名作マンガフェア

    今回のまとめ

    eBookJapanのポイントはいまいち使いにくくて。支払方法がポイントのみか、登録したクレカとの併用しかないだけじゃなく。一部でもポイントを使うと、ポイントがまったく付かないと言う糞仕様なんだよね。なので、ポイントで買うならポイント○倍とかは意味がないから。販売価格が割引されてるのを待っていたので、今回の小学館半額セールはありがたかったな。

    他にも、72時間限定の竹書房全コミック50% OFFってのもあるので迷ったけど。買いたいと思うのがまだ連載中なのと、元の値段がそこそこ高いので断念した。まあ、竹書房のマンガが好きな人なら悪くないセールかな。



    ちなみに、セール期間は11/25 12時までと短いので注意。

  • So What?電子書籍版買っても単行本は処分できないな

    So What?

    こないだセールで買った、Kindle版のわかつきめぐみ「So What?」なんだけど。

    わかつきめぐみのSo What?電子書籍版がKindleで3巻まで108円 -全4巻買っても856円-

    紙の単行本1巻を引っ張り出して比較してみたら、結構変更されてる点があった。悪い方に。これは電子書籍化の問題と言うよりは、文庫本にした時の編集の問題だと思う。以下に、紙の単行本との比較を上げてみる。

    扉絵

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    電子書籍版の目次はこのようになっていて、単行本とはちょっと違う。だが、もっと大きい違いは扉絵の扱い。電書だと各話のタイトルも、向かって左のようにテキストのみで処理されているが。単行本だとすぐ1ページ目になっていて、次は見開きの扉絵にタイトルが入ってる。

    20141123b 20141123c

    一方、電書では単行本に合った文字の写植がない状態で収録されている。当然、単行本の方が連載時の状態に近いんだと思うが。電書の方が絵だけが見れるから、かえっていいって人もいるかも。

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    おそらく、電書の元になった文庫版は通常の単行本より小さくなるので。絵の上に文字が載ってると、ごちゃごちゃして見づらいって理由だと思うが。こっちはそれほど重要な変更点ではないんだが、次のは致命的。

    おまけコーナー

    単行本のページでは、おそらく広告か何かで余った余白の穴埋めだと思うが。作者のおまけコーナーみたいなのがあるんだけど。これがばっさりカットされてる。

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    これも電子書籍だからでなく、おそらく紙の文庫本がそうなので合わせてるんだと思うが。やっぱり字が小さくて読みにくくなるって理由なんだろうか。

    ちなみに、単行本の第1巻では「ウラ話うちわネタ 5」まである。

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    それと単行本では、本編のSo What?以外の読みきり作品も収録されているが、電書ではそれもない。これは特に問題ないかな。

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    今回のまとめ

    So What?の電子書籍版はちょっと残念なことになってるかな。まあ、上記の写真で分かるとおり、単行本には紙の劣化があるので、今回電書で買った事を後悔することはないんだけど。4巻完結で1~3巻が108円だったからな。でも、通常価格だと、正直お勧めできないかな。

    So What? 1 白泉社文庫

    ただ、今回は文庫本が元になってるからかもしれないが。それでも、オリジナルの紙版と比べると、電書版は劣化コピーになっているんだよな。電子化の再現度がこの程度だと、手持ちのマンガを処分して電子書籍に移行する事は出来ないな。紙本を処分する覚悟があるのなら、中途半端な電子書籍を買うよりも、自分で自炊した方がよっぽどいいかな。

    そんな訳で、So What?に限らないけど、電子書籍はページの端々まで思い入れのある作品なら、スクエニとかキルタイムみたいに電子書籍でも紙に近いようにしてる出版社以外は買わない方がいいかも。そこまでこだわりはないけど、たまになんとなく読みたくなるような作品なら、安売りしてる時に電子書籍で買ってもいいかな。

    セール時でもよほど割引率が高くなければ、全巻そろえるとなるとブックオフの100円コーナーよりは高いんだけど。日本の住宅事情を考えるなら、かさばる紙の本の保管コストまで考慮すれば、その値段差を無視できる水準まで値段が下がるなら買っても良くね。広い持ち家があって収納に困らないなら別だけど、それでも紙の劣化リスクは避けられないし。

  • わかつきめぐみのSo What?電子書籍版がKindleで3巻まで108円 -全4巻買っても856円-

    白泉社1~3巻108円セール?

    なんかAmazonのkindleストアで、白泉社のコミック1巻から3巻まで108円で売ってる奴があるんだけど。まあ、マンガは巻数多いから、3巻程度が安売りしても4巻目以降買わないからな、なんて思ってたら。セール対象に、わかつきめぐみ「So What?」があるのを見つけてしまった。しかも全4巻の文庫版。

    So What? 1 白泉社文庫

    最終巻のみ532円だけど、他3冊が108円なら合計856円だから、1冊当たりの単価は214円か。これなら許容範囲だな。それにしても、KoboとかeBookJapanじゃセールしてないんだけど、kindleは何と戦っているんだろう。

    So What?

    20141118a

    そんな訳でKindleで4冊買ってしまった。ちなみに、「So What?」は文庫じゃない紙の単行本、確か6巻までだったと思う、で持ってるんだけどね。流石に昔の本だから、焼けとか劣化が気になるので。電子化したかったってのもあるけど。これは結構お気に入りだから、紙・電書両方で揃えておきたかったのでちょうど良かったよ。

    ただ、ベースが文庫本なのはちょっと気になるかな。前に、同じ白泉社文庫の「パタリロ」が無料になってる時に購入したんだけど。紙の文庫本だと巻末に収録されてる解説が、電子書籍版だと入ってないんだよね。「So What?」は文庫本読んでないのでどうなってるか分からないけど。

    まあ、今回21時過ぎに買ったので、イーモバの通信制限かかってるからまだ落としてないから、まだ中身確認してないんだけど。

  • 玉井雪雄の「じこまん」買っちゃった -Kindle日替わりセールで99円-

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    じこまん

    Kindleの日替わりセールで電子書籍を買ってしまった。買ったのは玉井雪雄の「じこまん」1巻

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    内容は最近良くある自転車啓発本みたいな感じ。個人的には、玉井雪雄氏の名前を見て、なつかしいーと思ってサンプル読んで衝動買いした。まあ、高千穂遙氏の自転車関連の著書を読んで楽しめる人なら面白いと思う。

    「じこまん」は既刊2巻で現在も連載中みたいだが。Kindleだと2巻も280円と割引されてる。これはおそらく、楽天Koboの30%OFFクーポンへの対抗と思われる。

    楽天Kobo電子書籍ストア: マンガ1万冊以上クーポンで30%OFF

    楽天Koboのセールが8/22 9:59までやってるから、Kindleの3割引もあと3日ぐらいはやるんじゃないかな多分。

    Kindle日替わりセール

    ちなみに、じこまん1巻99円セールの方は8/18までだから、これを書いてる時点だと残り2時間ちょっとしかないな。このセールは日替わりで結構いろんなタイトルが対象になるから、チェックしといて損はないかな。

    Amazon.co.jp: Kindleストア: Kindle日替わりセール
    毎日セール対象作品が違うので注意

  • eBookJapanで押見修造の惡の華1巻が無料になってるよ

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    惡の華1巻無料

    イーブックイニシアティブジャパン eBookJapanで、押見修造の「惡の華」1巻がまた無料になってるよ。ダウンロード可能だから会員じゃないと読めないけど。しょぼい期間限定と違って、後で読めなくなることもないので。興味ある人は無料登録してもいいんじゃない。



    惡の華についてはこちらの記事も参考に
    押見修造の「惡の華」を読んでボードレールの「惡の華」を読むなら

    無料本

    まあ、eBookJapanだと期間限定無料の作品も、ブラウザ楽読みなら登録してなくても読める(2巻以降だとログイン要求あり)けどね。他社だと、無料で購入しなくちゃならないし。視聴期間が終了した後も、本棚や履歴に残るからうざいんだよね。その点、期間限定作品はダウンロードなしで読める、eBookJapanのシステムは楽でいい。

    ちなみに、今週無料で読んだのは「生徒会役員共」の1巻とか。



    これは「きふよみ!」という企画で無料公開されていて、1DLごとに55銭が東に本題震災の被災地に寄付されるらしい。ストリーミング形式の閲覧でも、ユーザー1人につき55銭を寄付するらしい。まあ、きふよみ!企画はeBookJapan以外のサイトでも対象みたいだが。

    週刊少年マガジン55周年記念 東日本大震災支援プロジェクト きふよみ!

    講談社コミックセット50%OFF

    eBookJapanでは他にも講談社関連のセールをやってて、一部のコミックセットが50%OFFになってる。



    「特攻の拓」が対象なら買いたいんだけど、これってeBookJapanでも電子化されてないんだよな。作画の所十三氏の「名門!多古西応援団」は電子化されて50%OFFの対象なのに。もしかして、原作の佐木飛朗斗氏との間で契約が取れないのだろうか。

  • 押見修造の「惡の華」を読んでボードレールの「惡の華」を読むなら

    「惡の華」押見修造

    こないだ、イーブックイニシアティブジャパン eBookJapan押見修造の「惡の華」を買ったって話をしたが。この作品を読んだきっかけは、「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の作者だと知ったことだったが。その前に「惡の華」がアニメ化された時に、興味を持った事を思い出した。タイトル見て、ボードレールかよって思って調べたら、本当にボードレールの「惡の華」から着想を得た作品だった。ボードレールの「惡の華」なら、5冊持ってる私がなんでチェックしなかったのか。その理由も判別した。アニメの絵柄見て見る前から切ってたんだ。

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    「惡の華」コミック感想

    ちなみに、コミックの「惡の華」を全巻読んだ感想は。6巻までは期待通りの面白さだけど。7巻以降では、求めていた物とは違うと感じたが、それなりには楽しめた。ラストはそれほど心に残らなかったかな。まあ、少年漫画だからこういうオチの付け方なんだろう。単に、自分が年取っただけか。

    個人的には6巻までは一気に盛り上がるんだけど、そこがピーク。その後は普通の漫画って感じかな。

    「惡の華」ボードレール

    作中には、ボードレールの「惡の華」が出てくるけど。余談だが、「惡の華」を読むなら最初に登場した堀口大学訳より、その後のちくま文庫の「ボードレール全詩集」1巻の方がいいんじゃないかと思う。私が学生時代最初に読んだ本の文庫版で、訳者は阿部良雄。阿部良雄訳自体はそれほど好きじゃないけど、解説は一番充実してる。なので、内容を理解したい人にはいいと思う。

    けど、個人的に一番好きなのは、岩波文庫の鈴木信太郎訳だったりする。フランス語が読めるわけではないので、翻訳の正確さとかは分からないが。読んでて一番グっとくるのがこれ。本の感想なのに、文章ではうまく伝わりそうにないな。まあ、この手の類は頭よりも、セブンセンシズで感じた方がいいんじゃね。というわけで、手元にある4冊の訳を引用しとくんで。興味ある人には多少の参考にはなるんじゃないかな。可能なら、リアル本屋で読み比べてみた方がいいだろうけど。

    ちなみに引用してるのは、栞が挟んであった詩「L’Irreparable」の最初の部分。

    鈴木信太郎

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    取返し得ぬもの

    老いぼれた、長い月の悔’恨’を 絞め殺すことが出来ようか。
    蛆虫が死人を喰らひ、靑蟲が
    樫の木を喰ひ荒らすやうに、俺たちを食物にして
    生きて、動いて、のたうつてゐる
    執念深い悔’恨’を 俺たちは 絞め殺すことが出来ようか。

    この引用だとほどほどだが。実際は、旧字と旧仮名遣いのオンパレードルビ振ってないのも多数あるので、辞書で調べながら苦労して読んだ記憶が。訳のほかに、解説もそこそこ多いし、付記にはヴァレリーの評論もある。それと年譜の編者が、ちくま文庫版の阿部良雄。

    個人的には、独特のリズムと格調高い文章で、ボードレールのダンディズムを感じさせるこの訳が一番好き。

    堀口大學

    悪の華 (新潮文庫)

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    取返へしのつかないもの

    「悔恨」の息の根は、止めてやれないものか知ら?
    年月長く僕等に住みついて、息づき、動き、のたうちまはり、
    蛆が死體を、松毛蟲が松を、あらすとそつくりに、
    僕らを啖つて肥え太る
    しぶとい彼奴「悔恨」の息の根は、止めてやれないものか知ら?

    これも古い訳だから、結構読みにくいんだよね。新潮文庫にも若干の解説があるんだけど。後ろのページに「註」でまとめてあるから、読むのが面倒。その点岩波・ちくまは、ページ下部に解説用のスペースが割り当てられているから、各詩の解説を読むのにページ移動する手間が省ける。それと、詩のタイトルが和訳のみで、原題が書いてない。まあ、余計な解説とかが目に入らない方が、詩の内容に没頭できる人もいるだろうし。フランス語が分からない読者には、原題なんてなくても同じかもしれんな。

    ただ、一人称が僕なのがちょっと引っかかる。なんというかこの文体だと、なよっとした印象なんだけど。どう読んでも、中坊があこがれるようには見えない。まあ、「内容良く分からないけどこの本読んでる俺は他の奴らと違う」とか思いたい人は、別に文体とか気にする必要はないのか。

    阿部良雄

    ボードレール全詩集〈1〉悪の華、漂着物、新・悪の華 (ちくま文庫)

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    取り返しのつかぬもの

    おし殺すことができようか、古くて、長い<悔恨>の奴
    生きて、うごめき、身をくねらせ、
    私たちを餌食にする、まるで死人を食う蛆虫か
    樫の木を食う毛虫のような、
    情け容赦もない<悔恨>を、おし殺すことができようか?

    今回引用した中では、一番読みやすいんじゃないかな。単に、現在の文章に近いからだろうが。ちくま文庫のいいところは、ボードレール全詩集〈1〉〈2〉を買うと、詩に関してはボードーレールの全作品を網羅できるところ。当然私は両方揃えたけど、2巻は読んでないような。

    安藤元雄

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    この他に、集英社文庫の安藤元雄訳も持ってるんだけど、ちょっと見つからなかったので今回は割愛。

    Richard Howard

    Les Fleurs du Mal

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    ついでに英訳も紹介しておく。流石に英語で詩の解釈となると素人には判断できないので、あくまで参考に。

    The Irreparable

    Who can destory this old, this long Remorse
    which fastens on our heart
    and fattens there like weevils in an oak
    or vermin on a corpse?
    How shall we kill implacable Remorse?

    オリジナルを機械翻訳してみたら、なんかこの英訳かなりの意訳っぽい気がする。

    Charles Baudelaire

    という訳で、オリジナルのフランス語も載せておく。

    L’Irreparable

    Pouvons-nous etouffer le vieux, le long Remords,
    Qui vit, s’agite et se tortille,
    Et se nourrit de nous comme le ver des morts,
    Comme du chene la chenille?
    Pouvons-nous etouffer l’implacable Remords?

    Google先生の仏英翻訳だとこうなった。

    Can we stifle the old, long Remorse
    That lives, moves and twists,
    And feeds us like a worm from the dead,
    As the oak caterpillar?
    Can we stifle the relentless Remorse?

    Excite先生だとこう。

    Can choke ourselves the old, the long Remorse,
    Who lives, be agitated and wiggle,
    And eats of us as the worm of the deaths,
    As the oak the caterpillar?
    Can we choke the implacable Remorse?

    この英訳が正しいとするなら、日本語の訳は結構原文の意図を読み取ってるように思える。

    今回のまとめ

    押見修造の「惡の華」を読んでボードレールを読んでみようと思ったなら。押見リスペクトなら、読みにくさを覚悟して堀口大学。内容を理解したいなら無難に阿部良雄。訳の格好よさなら鈴木信太郎なんだけど。これは人によって感じ方が違うからな。

    まあ、ベストは原文のフランス語なんだろうけど。そんな事が出来る人はごく少数だろう。そんな訳で、何冊か読み比べて自分がしっくりきた訳を選べばいいんじゃないかな。