オフィーリア
なんか、一夏の思い出に「オフィーリア」の絵画の再現をしたみたいな記事を読んだんだけど。本物のオフィーリアのモデルも沈められたって話を、思い出した。
ミレーの名画「オフィーリア」を再現 その完成度の高さに驚き!美大生「いい夏の思い出のひとつ」
美術好きな友達たちと川遊びしてたらガチのオフィーリアごっこはじまって最高だった🤣♡ pic.twitter.com/BB7ci8AVns
— 梨来 (@iridescent2000) August 20, 2022
オフィーリア制作秘話っぽい話は美の巨人たちで見た気がするが、実際は川じゃなく風呂だったような。
『美の巨人たち』「ハムレット」ヒロインの悲劇…その表情は恍惚?絶望?
ミレイ作『オフィーリア』植物に秘められた「示唆と暗喩」どこかに描かれた「コマドリ」と「ドクロ」の意味に迫る #美の巨人たち
ミレイ? ミレー?
それはともかく、元記事だと「ミレイ」じゃなく「ミレー」って書いてあるんだけど、ミレーというと若い頃は裸ばかり描いてると言われてたミレーを思い浮かべるんだが。
Wikipediaだと「ミレイと表記されることも多い」とか書いてあるけど、その文中ではミレーとミレイが混在してるんだが。
多分、出典がないからそこ編集した人のそれってあなたの感想ですよねみたいなものかもしれんな。それとも、最近の学習要項とかでミレイはミレーでええやろみたいな見解が出されてるのか、私気になります。
ちなみに、最近の記事でも「ジョン・エヴァレット・ミレイ」表記だから、一般的な出版社はミレイがデフォっぽいな。
名画の見方を解説! 「古来比類なき甘美な瞳」というタイトルから喚起されるイメージとは?
元ネタの記事執筆者の今田哲平氏は、Twitterのプロフによると「一般企業で働きながらニュース記事ライターとしてもポチポチ文字を書いてます」らしいから、単にサイゼリヤをサイゼリアと書いたみたいなもんかもしれんな。知らんけど。
以下余談
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
今回ググってたら、オフィーリアのモデルがロセッティの妻(エリザベス・シダル)だったのを思い出して、思い出したんだが。シダルが埋葬される時とその後のロセッティの話が大好きなんだけど、この件Wikipediaに載ってないな。あんな有名なエピソードなのにおかしいと思ったら、日本語版にはないけど英語版には書いてあった。
Dante Gabriel Rossetti – Wikipedia
During these years, Rossetti was prevailed upon by friends, in particular Charles Augustus Howell, to exhume his poems from his wife’s grave which he did, collating and publishing them in 1870 in the volume Poems by D. G. Rossetti.
けど、ざっと見たところ埋葬する時のことは書いてないし、出典もないっぽいな。ソース確認するまでもないくらい既出のことなのか、私気になります。
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