将棋ソフト不正疑惑?
今更の話題だが、プロ棋士の三浦弘行氏が対局中に将棋ソフトを使ってた疑惑を持たれてるが。しかも、プロ棋士含めた大方の意見が三浦氏が限りなく黒に近いと疑っているようだが。
この対局を一部の棋士がネット中継をもとにリアルタイムでソフトで検証していたところ、驚くほど三浦九段の指し手がソフトと一致したという。
仮に、三浦氏が本当にスマホか、遠隔操作されたPCで将棋ソフトを使って対戦してたとしたら。将棋界のトップクラスって、誰でも入手できるような将棋ソフトに負ける程度の実力ってことになるんだが。
もっとも、市販品じゃない将棋ソフトではすでにプロ棋士を打ち負かしてるみたいだが。
今年も将棋電王トーナメントでPonanzaが勝ち抜いたから、羽生善治氏との対戦も現実味を増してきたな。
将棋ソフト
ちょっと気になったので、市販の将棋ソフトはどのぐらい強いのかとググったら、Ponanzaの思考エンジンを採用した「将棋新世紀 PonaX」というのが発売されてたらしい。パッケージを鵜呑みにすれば「最高棋力八段」らしいから、プロの対戦でも通用するレベルってことなんだろうか。Ponanza開発者の上記インタビューを読んだ限りでは、さくらインターネットが貸してる計算資源を贅沢に使えることが強さの秘訣とも読めるけど、スタンドアロンのPCで大丈夫なんだろうか。
マイナビ 将棋新世紀 PonaX マイナビ http://t.co/va3XHzXOJk
ついに予約可能になったみたいです。もうすぐ発売です。— 山本一成@Ponanza電王 (@issei_y) 2014年4月8日
現時点では、Amazonだと「この商品は現在お取り扱いできません」となってるんだが。
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レビューの内容がひどすぎるから売れなくて取扱中止かと思ったら、予想の斜め上だった。
今回の感想
そんな訳で、このまま技術が進歩してくとiPhone 10とかが出る頃には、スマホの将棋アプリの方が人間最強棋士が束になってもかなわないような状況になるのかな。神の一手も、たどり着けるのは人間よりコンピュータの方が先じゃ、藤原佐為(将棋じゃないけど)も浮かばれないな。
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