うざいCM
私は謙虚で寛大だが、どうにも許せないものがある。それは、グノシーのテレビCMみたいに「続きは○○で」と、別メディアへ誘導させようとする奴だ。
https://www.youtube.com/watch?v=An_i5M81YxQ
で、それを思い出す出来事があったんだが。
海外投資を楽しむ会
なんか、Yahoo!ニュースを見てたら、関連記事かなんかで橘玲氏の記事へのリンクがあったんだけど。橘氏と言えば、「海外投資を楽しむ会(AIC)」創設メンバーの一人で、本人の著書を読んだことないが。ゴミ投資家シリーズはリアルタイムで読んだことある。
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ゴミ投資家のための税金天国(タックスヘイヴン)入門 (オルタブックス) 中古価格 |
この本と会のWebページだけの判断になるが、個人的なAICの印象は、小金持ちに海外投資を夢見させたり実行に移させたりして、自分たちはリスクを負わずに中抜きしてるって感じかな。ぶっちゃけ程度の差こそあれ、現在パナマ文書で話題になってる金持ちと、やろうとしてる事は同じだからな。
ついでに「ゴミ投資家のための税金天国-タックスヘイヴン-入門」についても書いとくと。要約すると、海外に直接現金持ってく(本来は届け出が必要 参考:4.一定額を超える現金等の携帯輸出入の届出)とか足つかない方法でタックスヘイブンに口座作れば、税金払わなくて済むぜ。もちろん厳密に言えば違法だけど、税務署だって暇じゃないんだからゴミ投資家の口座調べるなんて費用対効果の悪い事するわけないじゃん、みたいな感じだった。
ただ、巻末に著名な投資関係者のインタビューが載ってたと思うが。そこでは、「海外銀行の利益を申告してちゃんと税金を払いましょう」とも書いてた。理由は、「多少パフォーマンスが落ちても安心して使える方がいい」からと。今考えると、これは脱税の指南書と言われないための免罪符代わりで、実際は違法だろうがバレなければどうということはないってスタンスだったと思う。
橘玲
そんな組織に関与してる橘氏だけあって、著作やブログや寄稿記事は金融とか経済関係が多いんだけど。それだけに今回見た記事タイトルの意外性に、思わずクリックしてしまったんだが。そしたら結末は、自分が書いた本に書いてあるぜってオチだったわけだが。
前置きが長くなったが、この記事は先月発売され「言ってはいけない―残酷すぎる真実―」の単なる宣伝だったんだな。
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続きは○○の対処法
そんな訳で、グノシーもそうなんだけど、個人的にこういう「続きは○○」とかいう羽目に陥った時の対処法はたった一つ。ググるだけ。
それで見つかったのが上記記事だが。本は当然読んでないから内容は同じかは知らんけど、とりあえずすっきりはしたかな。
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