やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」というアニメの4話を見たんだけど。高校生4人がデートで、映画見てショッピングした後に何か食べようという話になって、主人公が「サイゼとかな」と提案したら、「サイゼはないわ」と笑われたんだが。主人公からしてみればデートという感覚はないので、普段通りの思考なんだろうが。
その事自体はどうということはないんだが。個人的に気になったのは、作中で「サイゼ」とはっきり言ってるだけでなく、映像にも「Saizeriya サイゼリヤ」とリアル店舗と同じような看板が描いてあったこと。
アニメとタイアップ
アニメによっては企業や舞台となる自治体とコラボして実名を使うケースもあるが。例えば、町にコンビニがローソンしかない「夏色キセキ」とか。ヤマダ電機が元ネタと思われるアマダ・アマジックという超絶ブラック企業がライバルの「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」とか。クロ現で“聖地巡礼”ブームの特集で、舞台となる鴨川をあまりに露骨に持ち上げすぎたためか失敗例に出された「輪廻のラグランジェ」とか。
サイゼ
上記の例にした3社は各企業・自治体が正式に協力(確かクレジットに名前が乗ってた)してたはずだけど。今回の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」には、「千葉都市モノレール」「ちばしロケーションサービス」はあっても、「サイゼリヤ」の名前が出てなかったんだよね。ただ、ちばしロケーションサービスは、千葉市による協力みたいなので、街なかの風景として実店舗の名前が出るぐらいなら問題ないのだろうか。
けど、作中ではショッピングしてたビルは「PARCO」じゃなく「PALCO」、軽食をとった店が「サンマルクカフェ」じゃなく「ヨンマルクカフェ」と、実名を避けてるんだよな。
フォッカチオとドリンクバー
これだけなら特にどうってことない内容だったんだが。最後の予告で主人公と中二病男子がサイゼについて語ってる中で、フォッカチオとドリンクバーという注文が出たんだけど。これ自体は結構定番の組み合わせで、友達同士で来てる高校生とかはよく頼んでいる。だが、その後の主人公のセリフに衝撃を受けた。
「フォッカチオにガムシロかけて食うと超うまいしな」
この食べ方は知らなかった!
ググったら他にも、コーヒーミルクやスティックシュガーを使う技もあるのか。
・サイゼリヤ・メモリー|三家冴太オフィシャルブログ「ミツヤ大行進→」 Powered by ameba
・【サイゼリアの楽しみ方】フォッカチオ(109円)にミルク2つとガムシロップ2つをかける |のろちゃんの投稿画像
今回の感想
このアニメ、登場人物のJKがサイゼリヤをdisっていたが。一方で、ぼっち男子二人は「サイゼはリーズナブルな価格と普通にうまいのがよいところだ」「だよな、サイゼ最高だよな」とも称している。どちらも同感だな。
まあ、ドリンクバーがあって時間潰せるとこがサイゼぐらいしかない地域ならともかく。高校生ならデートでファミレス行くなら、サイゼとガスト当たりは避けたほうがいいと思う。あと、ビッグボーイやステーキガストといった食べ放題系も。無難なのはロイホとかデニーズで、せいぜいココスまでかな。
ちなみに、アニメで女子が賞賛してたヨンマルクカフェだが。元ネタがサンマルクカフェってのを考えると、そこまでべた褒めする店でもないと思うが。なので、仮にイケメンがサイゼに行こうって言ったら喜んでついてって、「サイゼって安くて美味しいよね」とか言ったんだろうな。世の中そんなもんさ。
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