所沢エアコン騒動
なんか所沢市では、小中学校にエアコンを設置するかどうかで住民投票を行うらしいが。
所沢の藤本正人市長は2011年に当選して、エアコン設置する予定だったのをとりやめたらしいが。その理由が、東日本大震災と福島の原発事故を受けて、多少の不便をこうむっても我慢しろって事らしいが。
「夏休みを除いて気温が三〇度を超えるのは十日間ぐらい。知恵と工夫で乗り切ってほしい」と求める。
その割には、市長室にはエアコンがあるみたいだが。
所沢市長「冷房なくやれるはず」 中学校長は反論「基地騒音ひどい」
自らは、自宅に1つと市長室にも冷房があるというが、「なるべく使わないように心がけています」と言う。
上記記事は2012年のものだから、今はどうか知らないが。少なくとも、子供たちに「知恵と工夫で乗り切ってほしい」と言うんだったら。所沢市役所も「なるべく」じゃなく、学校が夏休みに入るまでは冷房を使うべきじゃないだろう。
それはともかく、エアコンの設置費用が28校で約78億円ってのは妥当な金額なんだろうか。所沢市同様に、エアコンの設置問題で物議をかもした千葉市の試算だと、175校で76億円なんだけど。
まあ、個別にエアコン設置するのか、集中管理するかによっても違うだろうから、一概には比べられないんだろうが。
今回の感想
所沢市長は住民投票に備えて、「チラシを自費で約十万枚作り」、平日の朝は駅前でエアコン設置反対を訴えてるぐらい力を入れてるらしいが。そこまでしてるんなら、市長選の時点でエアコン反対を公約にしてたら良かったんじゃね。実際、どういった選挙活動してたかは知らないが。現在までこれほど揉めてるってことは、エアコンについては触れてなかったんだろうし。
コメントを残す