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「フリーブックスの閉鎖と電子書籍の明日」って記事は、「電子書籍の今日」を知らないで書いてる気がするんだが

フリーブックス閉鎖と電子書籍の明日?

なんか、大手メディアが当たり前だが取り扱わないフリーブックス閉鎖についてだが。連休中にも関わらず、「ビジネスの未来を創るシェアメディア INSIGHT NOW!」が記事にしてるんだが。

フリーブックスの閉鎖と電子書籍の明日 – INSIGHT NOW!プロフェッショナル

後半の、図書館も金取れって言ってるのはなかなか面白い着眼点だと思うが。ただ、いくつか事実誤認してるような点があるのが気になるな。

Amazonなどでは、プライムの年会費さえ払えば、電子書籍がいくらでもダウンロードできてしまう。

なんか誤解してるようだが、プライム会員の年会費(3,900円)払っただけじゃ、Kindle端末で月に1冊しか追加料金なしではダウンロードできないんだが。この人が言いたいのはおそらく、月額980円のKindle Unlimitedなんだろうけど。これだって対象作品のみだから、「いくらでもダウンロード」は言い過ぎじゃね。まあ、フリーブックスに違法アップロードされた書籍の大半が、アンリミ対象本だったならともかく。

で、Amazonについてはこんな評価もしてるんだけど。

フリーブックスの閉鎖と電子書籍の明日(2ページ目) – INSIGHT NOW!プロフェッショナル

いちおうAmazonだと、読まれたページ数に応じて、著者に配当があることにはなっているのだが、実際のデータトラフィックを公開しているわけでなく、どういうカウントなのか、写真集やマンガと小説や詩集のようにページあたりのデータ量が極端に違うものをどう評価しているのか、ページ数単価に書籍原価がどう反映されているのかは、jasrac以上に闇の一任。正直、ワリがあわないな、かといって、他に手もないし、というのが、大半の加盟者の本音だろう。

「他に手がない」から、なんだかんだ言ってもAmazonで電子書籍を売って、アンリミ契約者が「いくらでもダウンロード」出来ると思いながらも、そう契約(KDPセレクト)してるんだな。

Amazon.co.jp: 純丘 曜彰:作品一覧、著者略歴

Kindle Unlimited

純丘曜彰

で、この記事書いてる純丘曜彰氏がどんな人物なのか少し興味持ったのでググってみたら、なんか過去には五輪エンブレムの件でこういう事も書いてたんだな。

五輪エンブレム問題についての純丘曜彰氏(大阪芸術大学教授)の発言

ちなみに、今回のフリーブックスの記事が載ってるINSIGHT NOW!のリンクもあるが、現時点では404で閲覧できなくなってたので真偽のほどは不明だが。今回の記事を読んだ限り、うろ覚えかろくに確認もしてない情報をあたかも事実のように書いてるとこから、当たらずとも遠からずか。まあ、この記事に本人降臨して永江一石氏みたいにチャラいしたコメント書いてるとこから、物事を深く考えずに脊髄反射で記事書くタイプなんじゃねって気がする。

永江氏についてはこの記事でちょっと触れてるので参考までに
NAVERまとめを射んと欲すれば先ず広告主を射よ -革命するフォトグラファーLINEに宣戦布告?-

どうでもいいが、INSIGHT NOW!とか言うサイトは大手新聞社気取りで一定期間で記事を削除してるのか、それとも単なる証拠隠滅を謀ってるのかは不明だが。個人的には、過去の記事をまるでなかったことのように削除するサイトは、信頼性に欠けるか隠蔽体質かその両方だと考えてる。

今回の感想

そんな訳で、純丘曜彰氏はしたり顔で違法サイトの分析をしてるが。今回の記事を読んだ限りだと、この人実は自分じゃ電子書籍買うどころか読んだことすらないんじゃねって思えてくる。そんな人が上から目線で電子書籍のウンチクを語っても、説得力ない気がするんだが。

なんせ、違法サイトが流行る原因の一つに挙げてる「電子書籍の変貌」についてこんなこと書いてるけど。これ、前半と後半の因果関係がイミフなんだが、大阪芸術大学の学生なら理解できるんだろうか。

 電子書籍は、当初、専用端末向けで、とくに日本語は縦書やルビに対応することが必要だった。しかし、白黒の電子書籍だけのために高価な端末を買う人は多くなく、それで、結局、ほとんど市場が広がらないまま。ところが、この数年、爆発的にスマホが普及。あまりに短命なポップミュージックや、おもに個人の情報供給に依存する動画やニュースの配信がネタ切れし始めた一方、眠れる膨大なレガシーを抱えていた電子書籍、とくにマンガが、その主要商材として再注目されている。

前半についてはそういう事情もあるが、電子書籍市場が広がらなかったのは単に出版社のやる気の問題なんじゃね。

また、スマホの普及からマンガが再注目の間に、なんで「短命なポップミュージック」や「個人の情報供給に依存する動画やニュースの配信がネタ切れ」が入ってるんだろ。スマホの利用法がYouTube・ニコニコ動画とか、まとめ中心のニュースサイト閲覧から、マンガへシフトしたって言いたいんだろうか。

まあ、Amazonのアンリミの収益分配についてはどんぶり過ぎだろってツッコミは妥当だとは思うが。事実関係の確認が雑すぎて、エアプというか知ったか感がぬぐえないんだよな。


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