貸株
なんか、投資で億万長者達成してリタイア生活送ってるmushoku2006氏がSBI証券の貸株サービスを利用してるらしいが。だいたい税務処理の面倒さを嫌って、配当落ち前に貸株を外して雑所得にしないのが普通なんだけど。mushoku2006氏はそのまま配当相当額をもらって、配当所得だとみなしてるんだが。
どう見ても、これなら配当金で、「配当所得」だよな。
記事の詳細不明な文章だけからの判断では、何を持って「配当所得」としたのかは不明だが。仮に、権利日に貸株を解除せずSBI証券の「配当金相当額」を受け取ったなら、雑所得になるんじゃね。
配当金相当額は税法上、どのような扱いになりますか? また、他の商品と損益通算はできますか?
配当金相当額の税金は貸株料(金利)同様に税制上、雑所得扱いとなり、他の所得と合算のうえ、総合課税の対象となります。
ついでに、貸株料も雑所得になるので、私みたいな貧乏人だと少額だから心配ないが、mushoku2006氏みたいな億万長者だと、下手すりゃ貸株だけで基礎控除超えるかもしれんな。
mushoku2006
ちなみに、mushoku2006氏はブログとか日経マネーのWeb記事を読んだ限りだと、4千万ぐらいの投資資金を最高2億円超えまで増やして、現在でも金融資産1億軽く超えてるはず。種銭が多いとは言え、投資期間・年齢・パフォーマンス・資産額からすれば、間違いなく投資の成功者だろう。
ただ、投資手法については少なくとも、平均年収より上で資産家の親とか催促なしのある時払いで金貸してくれる人がいないと参考にならないと思うが。それでも高スペなら、普通にインデックス投資しといた方が勝率は高いと思う。ぶっちゃけ、mushoku2006氏の流儀は「負けを認めなければ負けじゃない」みたいなもんで、勝つまで続けられる資金力次第のガチャゲー廃課金層と同じだと思う。
だからって、貧民がB・N・F氏の真似とかなおさら出来ないけどね。しかし、B・N・F氏って今は不動産にまで手を出してたのか。
今回の感想
そんな訳で、SBI証券の貸株とマネックスの貸株は税制上の違いがあるのかと思ったが、マネックスと同じ雑所得だったな。
貸株サービスでお受け取りいただく『貸株金利』および『配当金相当額』は雑所得となり、他の所得と合算のうえ総合課税の対象となります。
いくら、そんな雑所得の現実よりもmushoku2006氏の言う甘っちょろい戯れ言のほうが好きでござるよと言っても、判断するのは税務署だからな。まあ、仮に雑所得を配当所得にして確定申告したとしても、この金額なら大したことにはならないし、そもそも税務署も動かないとは思うけど。
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