佐野研二郎
なんか、ベルギーのデザイナーからデザインをパクられてたとして使用差し止めを求められてる、東京オリンピックのエンブレムをデザインした佐野研二郎氏だが。別件で、サントリーのトートバックのデザインに一部パクリがあったと認めたんだが。
これは一般論だが、たとえ一度でも悪事を働くと、その後どんな善業を行っても色眼鏡で見られがちなんだよな。また、そういう人の発言自体に説得力もなくなってしまう。
泥棒の信用
昔、泥棒に入られた被害者が被害金額を実際に盗まれた額より多く申告するって話をどっかで聞いたんだが。なんでそんなことをするのかというと、盗難保険とかで補償されるんでこれ幸いとばかりに過大請求するらしい。仮に、泥棒が捕まって被害額が食い違ったとしても、泥棒と被害者じゃどっちを信じるかは言うまでもないし。
まあ、悪いことはするもんじゃないという教訓なんだが。
今回の感想
今回のパクリ問題について気になるのは、佐野研二郎デザインとされてたサントリーのトートバックが、実際は別のスタッフがデザインしたものだったことかな。それなら、デザインじゃなく監修とはっきり書くべきじゃね。
さらに、パクった(トレース)事務所の仕事は下っ端がやったことで俺は無実だと主張して。東京オリンピックのエンブレムについては、事務所じゃなく個人で応募してるから、全部俺様一人のデザインだと言ってるんだよね。つまり、失敗は部下のせいにして成功は自分の手柄にしようとしてるわけだな。一番上司になってほしくないタイプだわ。
今後オリンピックがどうなろうと知ったこっちゃないが。エンブレムも白紙撤回されてまたやり直しになるとか、差し止め請求が裁判になるとか敗訴して損害賠償まで請求されたりすると。これらの費用って、やっぱ税金で払うんだよな。
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