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Kindle Unlimited迷惑?

Kindleで無料本を漁ってると、「¥0」で無料だと思ったら後ろに「Kindle Unlimited」と付いてるなんちゃって無料本のお陰で分かりづらいんだけど。そんな、アンリミ契約者以外にはうざいことこの上無いシステムなんだけど、どうやらこれがKindle無料本の供給源になってる事を知ったんだが。

Kindle無料本

以前にも紹介したリンクだけど、Kindle Unlimited立ち上げ時に荒稼ぎした人についてなんだけど。

“Amazon読み放題”で個人作家はこれだけ稼いだ 1カ月の収益、鈴木みそさんが公開

無料キャンペーンでランキング順位を上げ、勢いがあるうちに作品を追加投入する――などの戦略が奏功したという。

そう言えばKindle本のハウツーで、宣伝代わりに一時期無料にしてランキング上位に入ってから元の値段に戻して売る戦略があるらしいが。どうも、Kindle Unlimitedで成功体験した人の情報から、さらに拍車がかかってるみたいだな。それなんで、アンリミ契約者以外は、ランキング目当ての本が無料になった時が狙い目だな。新規発売時の他に、売上が落ちるとテコ入れで無料にする場合もあるみたいだな。

ちなみに、無料キャンペーンは最長5日間らしいが、「最長」ってことは設定で短くも出来るみたいだから、こまめにチェックしたほうが良さげだな。

Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング: Amazon の Kindle ストアでの電子出版に関するヘルプ

今回の感想

そんな訳で、Kindle Unlimitedのせいで無料本が分かりにくくはなったが。アンリミ参加してる人の中には、売れなくても読まれれば金が入ると割り切ってるおかげか、無料キャンペーンに積極的な人が多くなるから悪いことばかりでもないな。

ただ、アンリミも出版社の今売りの雑誌や新刊といった目玉タイトル以外は玉石混淆だからなあ。個人的には、容量数百キロバイトでページ数も少ない本はほとんど読まないので不明だが。Amazonのレビュー見る限り、個人が適当に書いた駄文ならまだましで、中にはネットのコピペ改変程度のゴミまで混ざってそうだからな。それに月7桁稼いだ人でも、CCC系列の古本屋で売れ残った在庫処分品をTSUTAYA図書館に売りつけるような錬金術だし。

武雄市図書館の選書でCCCが異例の「反省」 愛知県小牧市「TSUTAYA図書館」計画は住民投票へ

そう考えると、Kindle Unlimited対象本を購入する時は内容を吟味して本当に購入する価値があるか良く考えたほうがいいな。金額が高いほうがお得に見えるからか、かなり強気な価格設定も目立つし。まあ、アンリミ契約してれば、読んで確かめれば済む話だが。

私の場合、アンリミ未体験でこれの劣化サービスと言われるKindleオーナーライブラリーしか使ったことないが。正直、これまで読んだ本の中で買うべきか迷ったのは、今のところ「シックスサマナ」ぐらいだな。

シックスサマナ 第26号 ニッポン異国めぐり

ぶっちゃけ、Amazonにはオワコンタイトルやチラシの裏レベルで水増しした100万冊もいらんから。紙の本出せる出版社レベルか厳選したタイトルだけでいいから、低価格なKindle Limitedサービスも検討してもらいたいところ。もっとも、980円も払えない奴は少数派ですよと言われるかもしれんがな。

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ファミコン芸人フジタ

そんな訳で、10月のKindleオーナーライブラリーで選んだ「懐かしファミコン パーフェクトガイド」を読んだんだが。事前に見たレビューとかでは、ファミコン芸人フジタ氏絡みの点を嫌ってる人もいたが。フジタ氏は前にテレビで見たぐらいの知識しかないが、マンションの一室に鬼のようにゲームを積んで、リアル足の踏み場もない衝撃的映像だったのは覚えてる

この件に関して「愛」がどうだという人もいるが。

本のプロフィールによると、この部屋の他に「5個の倉庫」があるらしいから、そっちではちゃんと整理してるんじゃね。

懐かしファミコン パーフェクトガイド

で、「懐かしファミコン パーフェクトガイド」の内容については、まあこんなもんじゃねって感じかな。前に同じくオーナーライブラリーで読んだ「PLANETS vol.7」と比べると、ゲームに関する記述はゲーマー的には納得できる気がする。ページ数と値段も、まあ妥当なとこじゃない。ちょっと、取り上げられてるゲームに偏りが見られるが、おかげで個人的には面白く読めたかな。けど、一回読めば満足だな。オーナーライブラリーやKindle Unlimitedにはうってつけだけど。

「PLANETS vol.7」については↓
「PLANETS vol.7 Repackage」をKindleオーナーライブラリで読んだよ

ただ、電子書籍の出来としてはかなり不満がある。Kindle Fire HD 8.9の縦画面で1ページずつ読んでも字が小さいのはまあ仕方ないとしても、拡大しても小さい文字だとぼやけてるんだよな。紙面のゲーム画面とか紙の資料のスキャンみたいなのは、大きさによっては判別できないぐらい不鮮明なのもあった。ファイルサイズ 61839KBってのは、カラー・白黒半々で128ページだとちょっと容量ケチり過ぎかもね。それとも、単に元の紙ムックの画質が悪いだけなんだろうか。

懐かしファミコン パーフェクトガイド: いまもあそべる せいしゅんの8ビットゲーム

今回の感想

この本を見た時は最初、「ニンテンドークラシックミニ」の便乗本かと思ったけど、出版日から判断するとそれはないのかな。中身はミーハーぽいかと思ったが、流石はファミコン全ソフトを所持してると豪語するフジタ氏の協力だけあって、思ったよりは読み応えがあったな。

ただ、親に好きなだけファミコンソフトを買ってもらえたフジタ氏だと、当時の一般国民の子供が踏み込んだアウトローな世界については知る由もなかったかな。

ディスクシステムの闇

以下余談。

P90の「想い出のディスクシステム」で、オプションのディスクシステムに触れてたのを見て思い出したんだが。本書ではディスクシステムの仕組みや歴史的経緯について説明してたが、ちょっと補足しとく。まあ、Wikipedia読んだ方が手っ取り早いかもしれんが。

ファミリーコンピュータ ディスクシステム – Wikipedia

ディスクシステム

ファミコンのディスクは同じぐらいのサイズの3.5インチフロッピーディスクと比べると、容量が圧倒的に少なくアクセス速度が遅い上にランダムアクセスが出来ない。とはいえ、両面で1Mビットぐらいの容量はファミコンのメモリには十分大きすぎるので、ディスクシステムには別途RAMを搭載してアクセス頻度を抑えようとしてたらしい。

さらに余談になるが、ディスクシステムのゲームの改造プログラム「トンカチエディター」は、ディスクのトラックが一定以上超えると正常に読み込めないバグがあったらしい。トンカチ作者は「こんな事書くとトラック数多いゲームが作られるかな」とか書いてたが、そこまでメジャーな存在じゃなかったから杞憂だったな。作者は他にも、「トラックが多いとディスクアクセスが多いからクソゲーになるからいいか」みたいな事も書いてた。つまり、ディスクシステムのゲームだとロード待ちはかなりストレスになるぐらい遅かった訳だ。

トンカチエディターについては↓
今のプログラミング教育ってトンカチエディターでファミコンのゲームを改造するのと一緒かよ

ちなみに、最初のアクセスだけで全データをRAMに読み込めば、その後のプレイはアクセス不要(通称オンメモリ)になるんだが、ファミコンでオンメモリのゲームはあったかな。もしかしたら、ザナックがそうだったかもしれないがちょっと確かじゃない。ファミコンのディスクじゃなくてプレステのCDだと、リッジレーサーはオンメモリで感心したな。

暗黒ゲームショップ

ROMカートリッジより安く、両面500円・片面400円で書き換えも出来るディスクシステムが廃れたのは、ROMカートリッジの進化により存在意義がなくなったのと、メーカーが儲からないのが原因となっていたが。個人的にはそれに拍車をかけた存在もあった気がする。

ディスクシステムのゲームは、システム的には書き換え可能だったが、実際には書き換え出来ないゲームも存在した。さらに、カートリッジ並の値段で売ってる、ディスクシステムのメリットすらスポイルするようなの(消えたプリンセスとか)もあった。

ファミコンブームだった当時は、町にゲームショップが結構あったんだが。そういった店の中には任天堂のディスクライターではなく、なんらかのコピーマシンを使ってゲームを書き換えてる店があったんだが。そこでは、在庫があればどんなゲームでもコピーしてくれたらしい。

書き換え料金はだいたい任天堂と同じ値段だったから、正規のラインナップで書き換え可能なタイトルをコピーするメリットはなく、主に利用されるのは当然書き換え不可なセルオンリーのゲームなのは言うまでもない。これだと消えプリみたいな販売専用のゲームは、売上がコピーに食われるは、書き換えられても一銭も入らないからたまったもんじゃなかったろう。

子供からしたら大人の事情なんて知らないし、金払ってるから罪悪感とかも同然なかったが。正規のディスクライターには違法コピーしたディスクをチェックする仕組みがあって、その時初めてアンダーグラウンドな世界に手を出したことに気づいたけど。その後店員に事情聴取とかされそうになったら、電車で痴漢がバレて線路に飛び込むぐらいの心境になるよな。

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幕張

木多康昭著の「幕張」楽天Koboで11円で売ってたんで買ったんだが。

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幕張を知らない人に内容を簡単に説明すると。ジャンプ黄金期に連載されていたが、部数にはまったく影響しなかったと思われる作品。ジャンプのパクリネタと旬の時事ネタ内輪ネタ満載で、週刊漫画誌王者の風格のまったくない異色の作だった。

それなんで、当時の元ネタを知らない若者にとっては、まったく面白みはないだろう。初見のおっさんなら、内容は理解できるかもしれんが。今と違って昔のジャンプは、偏差値の低いバカ頭の悪いガキ向けだったからな。思い出補正なしにいい大人が冷静に読むと、低IQ向け漫画は焚書した方がいいんじゃねと、言論弾圧に傾くかもしれんな。

今回の結論

そんな訳で、昔を懐かしみたいおっさん以外にはおすすめできない。自分で買っといて言うのも何だが。個人的には、機会があれば読むぐらいは好きだけど、ブックオフで100円でも買わない程度の好き。まあ、9冊99円なら悪くないんじゃね。

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幕張 1【電子書籍】[ 木多 康昭 ]
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ちなみに、電子書籍を楽天Koboで買うのはアプリが糞だからおすすめしないが。今回も例によって100円引きクーポンがあったのと、Kindleでは現時点でKobo並のセールをしてないから仕方なく。

Kindleも全巻で162円+81ポイント付きで追随キター(2016.10.16)

[まとめ買い] 幕張(highstone comic)

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なお、楽天のプロ会員なら100円引きクーポンなら99円だと使えない事と、キャプチャ画像の中途半端なトリミングから、他にも何か買ってると気づいたかもしれんが。同じく、全巻@11円だった「レ○ンエンジェル」なんで、これ以上は突っ込まないで欲しい。

楽天Koboアプリについては↓
楽天マガジン申し込むならDマガジンでいいんじゃね -ブラウザ対応するまではとりあえずスルー-

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Kindle Unlimited特需

なんか、サービス開始してすぐ人気作とかがラインナップから外されて、読める読める詐欺じゃねとか批判もされたKindle Unlimitedだが。文句言う人はどうせ、無料体験期間中にやめるだろうが。それはさておき、参加した作家の中には1ヶ月で荒稼ぎして、Amazon様様で笑いが止まらない状況になってるらしいが。

“Amazon読み放題”で個人作家はこれだけ稼いだ 1カ月の収益、鈴木みそさんが公開

もっとも、これはAmazonが日米の電子書籍の需要を読み違えた事と、サービス開始時に人気タイトル集めるため、出版側に有利な条件を出したことによる一時的な特需だから。今後、サービス内容や収益分配方針次第では濡れ手に粟的な稼ぎ方はできなくなるかもしれんが。まあ、開始時にこれだけ作者に金が流れたら、そりゃサービス改悪でも対象作品減らすわけだな。

Kindle読み放題”急変”、裏にあった「想定外」

11円特需

Amazonの大盤振る舞いについてはこういう話もあったな。

電子コミック「11円」セールで売り上げ3億円超 トップ作家に印税1億3000万円 「常識打ち破る数字」

これ最初、11円も積もれば3億円の利益かと驚いたんだけど。実際は、客が払うのは11円だけど、電書バトがもらうのは定価ベースの金額って説もあるんだよな。それが本当だとしたら、その分の差額払ってるAmazonすげー。だとすれば、Amazonが監視対象にしてる商売敵で採算度外視のセールを始めれば、それにつられてAmazonがKindle本を自腹で値下げすれば儲けもんでウマーって戦略の確信犯かもしれんな。

「電書バト」電子コミック11円セールで売上総額3億円超の衝撃とAmazonのエブリデーロープライス戦略

金の話は置いといて、上記リンクの印税ランキングでちょっと気になったのは、取り扱いタイトルの違いだろうが、トップの佐藤秀峰氏のロイヤリティ1億3388万円に対して、2位の佐藤智美氏が1896万円とかなりの差があるとこかな。実力主義の業界だから、結果出せる人は儲かるが、そうでない人はそれなりなのは仕方ないにしても。

個人的には、佐藤氏みたいに完結した著作が多ければ、ブックオフとかの中古本の需要を取り入れられるからデメリットは少なそうだが。新人とかでタイトルが少なく、完結してない作品でセールに参加する人にとってはどうなんだろ。

セールで買った人が、新刊出たら定価で買ってくれるようになればいいけど。スーパーの値引き品ハンターみたいに、セールにならなきゃ買わないかもしれん。一番厄介なのが、今まで定価で買ってきた固定客が今回のセールで値引きされたのを見て、二度と普通の値段で買わなくなることかな。そうなると、若手の新人が「安売り作家」のレッテル貼られて長期的にはイメージダウンになるんじゃね。もっとも、漫画家みたいに安定性のない商売だと、先の見えない将来より今すぐ入る金の方が最優先事項かもしれんが。

ちなみに、電書バトのランキングには名前を伏せてる作家がいるが、その中の作家Aじゃないかと噂されてたピョコタン氏がその件についてコメントしてたな。そこまで儲かってないけど、かなり儲かってることは事実らしい。

Kindle Uhlimitedについてもコメントしてる。

この人の本は、確か11円になった時にクーポン使って楽天Koboで買った気はするが。ページ数の割に価格が高いので、定価600円だと誰が買うんだと思ってたが。Amazonなら11円でも600円分のロイヤルティが入るなら、ほんとAmazon様様だな。

ぼくは任天堂信者

今回の感想

そんな訳で、Amazonが血反吐吐きながら損失補てんしてまで電子書籍を投げ売りしてくれてるおかげで、漫画家は儲かり読者は安く買えてウィンウィンだな。まあ、同業他社はいい迷惑かもしれんが。けど、Amazonでセール品の売上が増えれば増えるほど、それだけAmazonの損失がかさむんだからライバルも歓迎してんのかな。

AmazonはこれからもKindle本の安売りを続けるだろう。市場を独占するまでは。そう考えると、楽天KoboとかeBookJapanやBookLive・BOOK☆WALKERあたりには、Amazonが敵視する程度には生き残ってくれないと困るな。

まあ、Kindle Unlimitedに関しては、月額料金払ってまで契約したいぐらいのタイトルが10冊揃うまではスルーでいいんじゃね。揃ったら揃ったで、速攻契約して速攻10冊ダウンロードしないと、またいつ読み放題対象から外れるか分からんな。まったく、電子書籍は地獄だな。

こち亀

なんか、9月17日発売の週刊少年ジャンプで「こち亀」連載が終了される件がテレビのニュースでまで流れてたんだけど。連載40年で200巻とはよく続いたな。

「こち亀」連載終了に秋本治「40周年を両さんの引き際としていい」

その影響か、eBookJapanでこち亀の一部が1巻まるごと読めるキャンペーンをやってるんだが。現時点では、1巻から120巻まで10巻きざみで読めるけど、200巻発売まで何巻まで読めるんだろうか。



なお、Amazonでも同様に期間限定無料になってるが。Kindleでこの手の電書を読むと、購入履歴が汚れるので個人的にはおすすめしない。一定期間過ぎたら読めなくなる無料本は、通常の無料とは分けてほしいよな。読むのも、購入しないでブラウザ読みで読みすてられるようにしてほしいな。その点、両方そうしてるeBookJapanの使い勝手に軍配が上がるな。

こちら葛飾区亀有公園前派出所【期間限定無料】 120 (ジャンプコミックスDIGITAL)

もっとも、結局購入するのはセールしてるとこなんだけどな。

今回の感想

で、12冊ほどかなり久しぶりにこち亀読んだけど、よくもこれだけネタを考えついたと感心する。しかも、ほとんど休載なしな上に週刊連載だからな。漫画家というと、江口寿史氏や冨樫義博氏みたいに破天荒な生き方をしてそうに思えるが。さしずめ、秋本治氏は真面目な公務員やサラリーマンタイプってとこなんだろうか。

とはいえ、流石に200冊もあると1巻100円セールでも2万超えだからな。電子書籍も集英社だと、ぶんか社とか電書バトみたいな極端な割引セールは期待できないから、もう読む機会もないかな。