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又吉直樹

今更の話だが、お笑い芸人の又吉直樹氏が受賞した芥川賞なんだけど。なんかテレビで、発表当日に本屋に密着取材受けてる番組を見たんだが。店員が発表前に、「又吉さんに受賞してもらったほうが売上が伸びてうれしいけど厳しいかな」みたいな感想を言ってた。ちなみに、発表後速攻で500冊発注してた。

又吉直樹さんが芥川賞を受賞 「火花」で – 産経ニュース

番組では芸能人だから受賞したのではないかという疑問に対して、審査員は「選考中、職業についての話は出なかった」とか言ってたが。常識的に考えて、これだけ話題になってるんだから多少は出ないと嘘だよな。まだ、「当然、彼の職業についての話は出たが、審査には関係ない」とか答えたほうがマシ。

シュリーマン

話は変わるが、昔ビッグコミックスピリッツに連載されていた「平成ノ歩キ方」というコラムで、映画を撮るための方法について書かれてたんだけど。平たく言うと、映画を撮りたかったら映画の勉強とか映画制作会社に入らず、まずは有名人になれ。そうすれば、映画が作りたいと言えばどこからともなくスポンサーがほいほい現れてくる。

トロイア遺跡を発掘したシュリーマンは、思い立ったらすぐには行動に移さず。商売で成功して、十分な資金を得てから発掘作業をしたからすぐ見つかたように。成功するには急がば回れの方が近道の時もあるということだが。

従来の監督に弟子入りとかの手法については、何代にもわたって探し続けてるのに、未だに徳川埋蔵金が見つからない一族を失敗例に上げて説明してた。そう言えばこの一族って、今でも徳川埋蔵金を探し続けてるのか気になったので調べてみたら。

渋川市赤城商工会:黄金の眠る村|水野家の発掘事業

日本橋で商売に成功した智義は、その豊富な財力をもって赤城山の埋蔵金発掘事業に人生のすべてを賭ける決心をします。

発掘事業の創始者である水野智義氏も、事業で成功してたんだな。

芥川賞

閑話休題。芥川賞に話を戻して。最近の芥川賞の受賞者とブックオフオンラインでの中古価格について調べてみた。文庫版と単行本など、複数出てる場合は高い方を書いてる。

著者作品名中古価格
赤染晶子乙女の密告198円
朝吹真理子きことわ198円
西村賢太苦役列車108円
円城塔道化師の蝶348円
田中慎弥共喰い108円
鹿島田真希冥土めぐり198円
黒田夏子abさんご198円
藤野可織爪と目348円
小山田浩子348円
柴崎友香春の庭348円
小野正嗣九年前の祈り798円
又吉直樹火花999円
羽田圭介スクラップ・アンド・ビルド単行本未収録

ちなみに、現時点で「火花」は在庫なし。Amazonだと新品がないせいか、中古価格が定価より上になってる。Kindle版なら1000円で在庫関係ないけどね。まあ、リアル本屋行けば山積みで売ってるとは思うけど。

火花

新品価格
¥1,296から
(2015/7/18 22:14時点)

芥川賞で話題になった本なら一時期ブームになって売れるだろうから、時間が経てばみんな108円かと思ったら。意外に値がついてるな。純文学だとあまり売れないのかな。ここ10年の受賞作だと、発行部数が100万部超えてるのは2003年下半期の「蹴りたい背中」と今回の「火花」だけか。

芥川龍之介賞 – Wikipedia

芥川賞と本屋大賞

調べてるうちに、報道ステーションで古舘伊知郎氏の芥川賞に対するコメントが、物議をかもしてるというニュースも見つけたんだが。

ピース又吉「芥川賞」への古舘氏“皮肉”が物議 (東スポWeb) – Yahoo!ニュース

16日放送の同番組では又吉の著書「火花」の芥川賞受賞を報じたが、ニュースVTR明けに古舘キャスターは「みんなすごいなとは思うんですけど、それとは別に芥川賞と本屋大賞の区分けがなくなった気がするんですけどね」と発言した。

ここ数年、小説はラノベと死んだ人の書いたのしかほとんど読んでないし。当然「火花」についても読む気はないので、どうでもいいんだけど。少なくとも話題作の受賞になった今回は、本屋にとっては非常にありがたかったことは確かだろうな。

ただ、もう一つの受賞作「スクラップ・アンド・ビルド」は単行本未収録だから、本屋の儲けに関係ないのを考えると、これが芥川賞の良心なんだろうか。

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