パワーダイレクト円定期預金

昨日、新生銀行の2週間満期預金の一部を、パワーダイレクト円定期預金30に預けかえた。このパワーダイレクト円定期は、普通の円定期預金なんだけど。2/28まで特別金利で、1年ものが0.30%、5年ものが0.45%になっている。

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パワーダイレクト円定期預金は、預金保険の対象だから当然元本・利息共に保証される。満期の取り扱いは自動解約のみで、満期後になっても継続される事はない。1年定期の中途解約だと、6ヶ月未満の金利は普通預金と同じ。6ヶ月以上1年未満だと約定利率の50%。半年以上なら、利率的には2週間定期と同じだが、パワーダイレクトの方は単利っぽい。けど、2週間定期だと2週間複利なんだよね。

ちなみに、パワーダイレクト円定期預金は30と100の2種類がある。この数字は最低預け入れ額を表してるみたい。30が30万、100は100万からとなってる。本来だと、100の方はステージによって優遇金利があるみたいだが。現時点だとスタンダード・ゴールド・プラチナと変わらないな。

パワーダイレクト円定期預金〔PDF〕

2週間満期預金vsパワーフレックス円定期預金

そうなると、2週間定期を1年間預けるのと、パワーフレックス円定期預金を中途解約する場合、どっちが得なんだろうか。ちょっと計算してみた。

新生銀行のページの金利と利息例で、300万円を2週間定期で預けると2週間後の税引き後の利息は138円になる、と書いてある。計算式は下記の通り。これによると、1円未満の金額を都度切り捨ててるようだ。

2週間満期預金 – 円預金 | 新生銀行

利息計算式:300万円×年0.15%(税引前)×14日÷365日=172円、172円×15.315%(国税)=26円、172円×5%(地方税)=8円、172円-26円-8円=138円

対してパワーフレックス円定期預金を、ありえないが364日で中途解約すると仮定。この場合、1年定期の利率0.3%の半分0.15%が約定利率になる。これを2週間定期みたいに計算すると。

利息計算式:300万円×年0.15%(税引前)×364日÷365日=4487円、4487円×15.315%(国税)=687円、4487円×5%(地方税)=224円、4487円-687円-224円=3576円

2週間定期を364日間預けてると、利息は138円を26回(364日÷14)で合計は3588円。という訳で、パワーフレックス円定期預金を中途解約するぐらいなら、2週間定期にしてた方がマシという結論になった。

2週間定期なら、満期が来る度に元金に利息が追加されるんだから。本来なら、利子が利子を呼ぶ状態(俗に言う複利効果)になるので、利息は段々増えてくるんじゃね、と思う人もいるだろう。実は計算したんだけど、結果は元本に利息が乗った状態でも、税引き後138円の利息は変わらなかった

利息計算式:300万3450円円×年0.15%(税引前)×14日÷365日=172円、172円×15.315%(国税)=26円、172円×5%(地方税)=8円、172円-26円-8円=138円

短期預金のトラップ

どうしてこうなるのか。その理由は二つ。まず、元金の少なさと利率の低さと満期の短さの三重苦。300万円でも少ないのかよって、突っ込みたくなるが。まあ、この場合は残り二つの影響が大きすぎるのだが。なんせ、満期時に付く利息は、金利0.15%の14/365だからな。ちなみに約0.00575%

余談だが、新生銀行の普通預金は利息が毎月受け取れる。一般的な銀行は半年が多いけど。これは結構お得に見えるが、2週間定期同様三重苦を抱えているので。普通預金の預け入れ額が少ないと、利息が付かないこともあるんだよね。ちなみに、預け入れ額100万未満でステージがプラチナ未満だと、金利が0.010%。1ヶ月31日の場合だと、毎月の普通預金の利息は、0.010%×31/365=約0.0008493151%。この後さらに税金が引かれるんだぜ。

閑話休題。二つ目の理由は、利息の1円未満が切り捨てられるから。上の例だと、小数点以下まで計算すると、税引き前の利息は172.80円。この0.8円が切り捨てられちゃうんだよね。まあ、税金もそうだから、一概に不利とは言えないが。ちなみに、小数点以下も入れて計算すると

利息計算式:300万3450円円×年0.15%(税引前)×14日÷365日=172.80円、172.80円×15.315%(国税)=26.46円、172.80円×5%(地方税)=8.64円、172.80円-26.46円-8.64円=137.70円

1円以下を切り捨てるより、利息が減ってる。

なお、パワーフレックス円定期を満期まで1年間預けた時はこうなる。

利息計算式:300万円×年0.30%(税引前)×365日÷365日=9000円、9000円×15.315%(国税)=1378円、9000円×5%(地方税)=450円、9000円-1378円-450円=7172円

これだと2週間定期との差は3584円と、受け取れる利子が倍近くになる。まあ、0.30%だから当たり前だが。

結局パワーフレックス円定期預金てどうよ

今回のまとめとしては、2週間満期預金を1年間預けっぱなしにしてる人なら、パワーフレックス円定期にした方がお得。けど、中途解約する事になると利息が減る。特に、半年未満の中途解約は普通預金と変わらないので注意。なので、住宅や教育資金など、最低1年間は下ろす必要がないならパワーフレックス円定期は悪くない。途中で利上げとかがあっても、1年ならさほど痛手にはなるまい。

逆に、一時的に使い道のない資金をプールする場合など。例えばFXや株に投資しようと思って、機会を伺ってるとか。こういった、いつ使うか分からないようなお金なら、とりあえず2週間定期にしといた方がいいだろう。ただ、2週間満期でも急に金が必要になった時は対処できないので。証券やFX口座にクイック入金対応してる銀行の普通口座にも、満期が来るまで持つぐらいの額は入れとくべきだろう。

余談だが、東京スター銀行だとさらに満期の短い、スターワン1週間円預金があったりする。しかも、金利が0.20%と新生の2週間より高い。東京スター銀行に口座があるなら、そっちの方がいいな。個人的には、新生の使い勝手と比べると、口座を開設してまで1週間定期にするまではないかと思ってるけど。

スターワン1週間円預金を検討したときの記事は↓。今はどっちも金利下がってるな。
スターワン1週間円預金(0.25%)が新生の2週間満期預金(0.20%)より有利じゃねえか -満期半分利率0.05%アップだと-

ついでに、クイック入金用の金を入れてる楽天銀行は、条件次第で普通預金が0.10%になる↓
マネーブリッジ、楽天銀行の普通預金の金利 0.02%を0.10%にするサービス

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